フラッシュモブ ズンバ



この夏、フラッシュモブズンバのダンサーをやる事になった。



フラッシュモブズンバっていったい何?
よく分からないけど、町中で突然踊り出す団体らしい。
面白そうなので、メンバーに登録。




第一回の登場は、乳癌のチャリティーマラソンのイベントでズンバを踊る事。
本当のフラッシュモブではないけど、イベントを盛り上げてと言われた。






「フラッシュモブズンバをやる。」
と日本の家族グループラインで話したら、弟から「動画希望!」と書かれた。


弟の娘2歳が、私が踊ってる動画を見るのが好きらしい。
分かった。姪ちゃんのために撮影隊を連れていく。




会場でピンクの羽をもらい、激しく踊った。



見てたムサシは、
「ママ可愛かったよ。」
と言ってくれたのに、ジョイさんは大爆笑。顎が痛くなるほど笑ったと言われる。



何が可笑しい?

一緒に踊ればいいのに。めっちゃ楽しいのに。
ズンバは見るよりやる方が楽しい!みんな踊ってる人、楽しそうだったでしょ?

寒くて暗いアラスカの冬でも、ズンバがあるから毎日ハイテンション!



「確かにみんな楽しそうだった。でもこれは自分はいいわ…。」





帰ってから、家族ラインにズンバ動画を載せた。
「姪ちゃんへ。これ見て一緒に踊って。」




激しく腰を振って踊る人達の動画は、日本の家族から大反響。
なぜかみんな、これ見て笑ってる?





「それにしても姉ちゃんの筋肉すごいわ。参った。」
と弟。


そうでしょう。
この6ヶ月間、毎日トレーナーのKちゃんに鍛えられたから。

気がつくと、肩と腕にすごい筋肉がついてた。お陰で今すぐ戦えそうな強い腕になったわ。






驚いた事に、この動画を一番喜んだのは田舎の母だった。
「テレサとヤゴダが来たから動画見せたら、大喜びで何度も出して笑いました。」


お母さん、いつも遊びに来る外国人の英語の先生に見せてるし。
それだけなら、まだいいけど…。






「今日は石橋さんと佐藤さんに見せたら、すご~いと喜んでたよ~。」
と母。


お、お母さん!いったい誰に見せてるの ?
姪ちゃんと家族だけじゃなかったの?




まぁいいや。
みんな喜んでくれてるなら。






このズンバ動画、すごいのは私以外周りで踊ってる人はみんな8キロ走った後のランナー。
3曲だけ踊ると聞いてたのに、盛り上がったので、そのまま40分間ずっとズンバは続いた。

これだけでも結構疲れたのに、走った後なんて。




インストラクターはお笑い系で、毎回すごく笑わせてくれる人。
「渡辺直美みたいな人がいて、超面白かった。」
とジョイさん。




確かに。あの動きは笑える。
みんながこれ見て、笑った笑ったと言う。





そんなに笑えるなら、ブログにも載せてもいいかな。
見たい人だけ、どうぞ。



見どころは、渡辺直美の登場シーン。
最初の方です。



この夏、何度か町中で突然これを踊る予定になっている。




キングサーモンその3 フィッシュオン



午前2時半にアラームが鳴った。
眠れたのは、1時間半弱か。




しばらく寝袋の中でぼーっとしてた。
本当にみんな起きてくるのかな?


そう思っていたら、隣のテントからアラーム音と、テントのジッパーが開く音がした。








「野郎ども、用意はいいか?」



組長!
…じゃなかった、隊長!


3時には起きれない、行かれそうもないと言ってたのに、隊長やる気だな。




釣り好きの人はみんなそう。
全ての事は、自分の都合より魚の都合。
寝てなくても、何はさておき今行かないと!鮭が川に来てるから。それが第一優先。


ジョイさんもカシロフ組も、既に出かけられる体勢。みんな早い。
私ももうこのまま、化粧もしないで起きたままの本当のスッピンで行きます。鮭は待ってくれない!


クリスティーナだけが、テントで寝ていた。今朝はまだ、ゆっくり寝るらしい。
いいな。一匹釣ってしまえば、ホント余裕なんだな。

余裕がない私達は頑張ります。
ジョイさんのフィッシュライセンスの都合もあって、タイムリミットは今日のお昼まで。
さぁ行くぞ!







朝の3時半ごろ釣り場に到着。
まだ薄暗い川。 でも既に、釣り人はいる。





また同じカーブの外側から釣竿を振る。
昨日Yさんが送ってくれた、この赤い線を思い出して投げていた。
ここに魚がいるはず。




昨夜、キャンプファイヤーの横でクリスティーナから釣ったコツを教えてもらっていた。


「投げてから、ルアーが下に沈むのをちょっと待つ。そして魚がついてくるイメージをしながら巻く。」
ちょっと待つのね。イメージするのね。


「魚かかったら、後はパニックよ。」
それは知ってる。そのパニックは見てたよ。





そんな会話を思い出し、投げていた時。
ついに来た!強いアタリ。




キターー!






強い引き。魚とのファイト。
これをずっと待っていた!!


一気に出ていく釣り糸。
それを待ってから、ロッドを立てて下げながらリールを巻いていく。
魚が引っ張り、糸がたくさん出ていって、負けずにこっちも急いで巻いていく。どちらが先に疲れるか、キングとの戦い。


去年船でキングを釣った時に、教えてもらってて良かった。
魚がかかった後は、落ち着いて行動出来たと思う。





いやいやパニクってましたよ。
「海まで行っちゃう~!」
って叫んでた。
と、後でジョイさんに言われたけど。




...そうだったっけ?
でも引きが強くて、ラインがどんどん出ていっ て、鮭が海まで行ってしまうんじゃないかと本当に心配したわ。




あまり覚えてないけど、何とか格闘し、隊長が手伝ってくれて無事ランディング。





やったー!釣れたーー!
キングを釣っちゃった。





ついに私、自分で投げて自分で釣ってしまいました。


めちゃめちゃ嬉しい!!
大興奮!





興奮という言葉は変態っぽいとジョイさんが言うけど、じゃあエキサイティングって日本語にするとなんて言うの?


テンション上がる?
そんな言葉じゃ表現出来ない。エキサイティングの最大級よ。めちゃめちゃエキサイティング!!
変態と言われても、大興奮という言葉しか思い付かないわ。





魚が釣れるのって、こんなに嬉しい事だなんて。
魚との勝負だったよ。ありがとう、キングさん。





このキング釣れたのも、色んな人のアドバイスとタイミングが良かったお陰。


連れていってくれて、ルアーから何からを教えてくれた隊長。そして、釣れそうな時間を教えてくれたAさん。
そして遠隔講習してくれたYさんと、最後にコツを教えてくれたクリスティーナ。


全てのタイミングが上手く合って、初めて一匹のキングが釣れる。
感慨深いなぁ。


釣りは簡単じゃない。色々考えて色々準備しないと。
深い。
釣りって深い!本当に面白い。







釣った後は隊長に教わり、自分で針を抜き血抜きをし、傷まないようにお腹を割いて内臓を取り出した。


「本物になりたいんでしょ?フェイクは嫌なんでしょ?」
と隊長。そう言って、全部自分でやらせてくれた。

隊長!よく分かってる!!





雌のキングで卵付きだった。
私はイクラはそんなに好きではないので、欲しいと言ったマユミさんに卵は全部あげた。
マクロビの大先生に、有効活用してもらいましょう。美味しいイクラが出来るはず。



釣った後の後処理ってなかなか時間かかる。
重たいキング持って、右往左往。






ようやくクーラーにキングを入れてひと段落。
駐車場でやっとゆっくりして、川を見ながらアンカレッジの釣り師AさんとAさんの奥さんと話していた。


そこは、さっき釣ってた川が見渡せる高地にあった。





「あれ、ジョイさんがなんか釣ってるぞ。キングじゃない。なんだ、変なもの釣ってる。」
とAさん。見るとジョイさん、本当になんか釣ってる。


なんだ、あれ?

携帯持って急いで川に降りる。





ジョイさん、スティールヘッドをゲット!
すごい。




魚はかっこいいけど、しかしなぜこんなにガニ股?


この魚はルールでリリースしないといけないので、写真を撮ってからAさんが川に戻してくれた。






くそー、キングじゃなかった。キング釣りたかった!
とジョイさんは悔しそう。






逆にスティールヘッド釣る方が難しいわ。
どうやって釣ったの、その魚?





一度テントに帰って寝てたら、
「みなさん、朝ご飯ができましたよ~。」
とマユミさんの元気な声が聞こえた。カシロフチームは寝ずに、具沢山お味噌汁を作ってくれてた。




マユミさん、元気だな。私もたいがい元気な方だけど、この人には負ける。
年齢を教えてくれたけど、私より一回りも上って信じられない。


「玄米貯金してるからね。玄米で、身体が元気を蓄えてるから。ぜひご加入どうぞ。」
とマユミさん。



玄米貯金、恐るべし!
その貯金、私も始めてみようかな。







結局、今回のキーナイフィッシング隊の釣りの結果は、クリスティーナと私のキングと、ジョイさんのスティールヘッドで終わった。


隊長は自分の釣りより人のお世話に忙しく、今回は残念。
隊長ありがとう!






フィッシュキャンプ、すご~く楽しかった。
魚だけじゃない、一緒に行った人達もみんな楽しかった。
キャラが強くて面白い人達だったわ~。
濃い3日間だった。


これだからアラスカのアウトドアは止められない。
次は誰とどこに行こうか?
アラスカの夏最高。

キングサーモン釣りその2  キングを探せ



翌日。
釣具屋さんで最後の買い物を済ませてから、ニニルチックに向かった。




今日のハイタイドは午後1時半。
2時までには必ず、川に入っておきたい。

鮭は川に、潮が満ちる時に入ってくるらしい。それに合わせて釣り場に行かなければ。




ニニルチックの見晴らしのいいキャンプ場で、先に入った隊長達が場所を取ってくれていた。
その後に来たカシロフ組。はじめましての人達だった。


アラスカに長く住んでると、アラスカ在住の日本人とはみんな顔見知りになる。長く住んでる人は限られてくるから。
でも、この人達の事は聞いた事がなかった。




カシロフの日本人シェフは、マユミさんとサオリさん。
そしてサオリさんの旦那さんのジミーさんと赤ちゃん。

みんなフレンドリーで最初から話しやすく、ディープなアラスカの人という感じだった。





早速そこで玄米オニギリをもらう。
梅干しが入ってて、すごく美味しい!
日本食!癒されるね~。



テントを張ったらすぐに川へ向かう。
釣り場を教えてもらい、みんなで釣り開始!







隊長に、カーブの外側から10時の方向に投げればいいと教えてもらう。
「去年から見てるけど、ここで魚をあげる人が1番多い。」
と隊長。



買ったばかりの釣り竿を振る。
まだ上手くは投げられない。いっぱい練習しないと!なるべく遠くに投げて、ゆっくりリールを巻いていく。





しばらくの間投げる、そして巻くの動作を繰り返していた。
1時間ぐらい経って、だんだん釣竿の扱い方が慣れてきた。


これでいいのかな?
この投げ方で、このスピードで巻いてていいのかな?
魚は全然見えないけど、本当にいるの?


そんな疑問を感じている時だった。
隣にいたクリスティーナが突然叫んだ。




「隊長ー!」
びっくりして見ると、クリスティーナの竿が激しく引いている。




フィッシュ オン!!
クリスティーナはパニック。



興奮して、叫ぶ言葉が単語になってる。


「どうやって? 不可能!」





頑張ってクリスティーナ!出来る出来る。
頑張れクリスティーナ!釣ってー!!


周りにいるみんなも声をあげる。
魚がかかり、一気にその場のテンションが上がる。






釣竿が激しくしなってる。これは大物だ!

「どうやって?これ、バラしたら…。不可能!!」
リールを巻きながら、クリスティーナが叫ぶ。


大丈夫!いける!頑張れクリスティーナ。
クリスティーナは時々叫びながらも、どうにか岸まで魚を引っ張りあげた。隊長が網の中にランディング。




釣れた!
イエーーイ!
やったー!!




クリスティーナ、キングをゲット。
これはデカい!
すごいよ、クリスティーナ!


その場にいた誰もが笑顔。
この川の中に、本当にいるんだこんな大きな魚が。






クリスティーナが釣ってくれたお陰で、みんなの気持ちが一気に上がった。
水が濁ってるから見えないけど、ここに魚がいるんだ。


さぁ私も釣らなきゃ。
また釣竿を振り始めた。




しばらく投げて、そして考える。

いったいどこに投げたらいいの?
いるはずなのに、どこにいるんだキングは。




そうだ、先生に聞いてみよう!
私の釣りの先生、香港に住んでるYさん。毎年2ヶ月間アラスカに釣りをしに来る、プロの釣り師。

今回釣りに行く事も伝えてて、色々アドバイスをもらっていた。




クリスティーナが釣ったキングと、川の写真を送る。

「友達が釣りました。私はまだです。」
「どこに投げたらいいんですか?ヨレはどこですか?」




しばらくして、Yさんから返事が返ってきた。
「1番深そうで、流れがある所に止まると思います。」





深くて流れ。
いったいどこだ?


川を見渡し、そんな場所を探してみる。

去年Yさんが、船の上で教えてくれた。
魚が止まる場所がある。
川の流れを良く見てみると、違う所がある。ヨレがあるから、そこを通るようにすればいいと。




ロータイドで水が少なくなってきたので、しばらく休憩して川の全体を観察した。
そして川の写真を撮ってYさんに送る。

「これが全体像です。Yさんならどこを狙いますか?」




このカーブに外側から、投げているとも伝えた。


するとYさん赤ペン入れて、画像を送り返してくれた。






「魚はカーブの外側をまわって内側に行くはずです。」

「この線の上じゃないですか?友達が魚を釣ったのは?」




うわっ。すごい。
分かりやすい!

そうだよ、ここだよ、クリスティーナが釣ったのは。隣にいたから知ってるよ。





「そうです!クリスティーナが釣ったのは、ここです。なぜ分かる?」

「ここでしか休めない。」





休めない?
誰が??






魚か!



しかしすごいな。
この写真見ただけで、魚の通り道が分かるんだ。


ここを狙えという事ね。
ここに上手くルアーを持っていけばいいんだ。






更に面白くなってきたわ。
これって、釣りの実践講習?


私は現場にいて、先生は遠くから…





これは、遠隔講習だ!
その後も川の写真を送って、Yさんにアドバイスをもらっていた。




ちょうどこの場所を探っていた時、事件は起こった。



この下流も狙えるという事で、その場に移動。
ここは川の前が、シルトと呼ばれる細かい火山灰で泥。この泥にハマってしまうと抜けられない、底なし沼状態になってる危険地帯。

ハマらないように、気を付けてそっと歩いている時だった。




「どなたか~!助けて下さい!!」
という悲鳴が。

カシロフのマユミさんだった。


マユミさん、シルトに足を取られて動けない状態。




大変大変!
急いでマユミさんの元へ行く。


マユミさんのエクストラタフ、泥にすっぽりハマって抜けなくなっていた。


だけどマユミさん、大変な状況なのに笑わせてくる。
笑って力が入らない~。


なんとか笑いを堪え、
「私、力強いんで、引っ張ります。」
とマユミさんの両手を思いっきり引っ張った。


「わぁ、それはダメよ。」
とマユミさんは言い、そのまま危うく顔から泥の中に突っ込みそうになった。





助けるつもりが、更に悲惨な状況に!?


この時マユミさんの後ろでは、キングサーモンが大きくジャンプしてたそうだ。
それを言ったのはジョイさん。


私達が危機一髪の時に、後ろの鮭に注目してたとは!







大変な状況だけど、大爆笑。
騒いでいると、隊長とジミーさんが助けに来てくれた。


2人は泥の中に入って、手で長靴に付いてるシルトを掻き分けマユミさんを救出!




良かった~、助かった。

それにしてもマユミさん、面白い人だわ。ずっと明るくて、冗談ばかり言ってる人だと思っていたけど、こんな時にまで面白いなんて。


そして、シルトにハマるとここまで動けないとは。その事実を初めて知った。ありがとうマユミさん、身をもって教えてくれて。




シルト事件の後、夜の10時も過ぎていたので、キャンプ場に帰る事にした。


夕方ごろに、隊長の釣りの師匠であるAさんがアンカレッジから来て、翌朝は3時に鮭が入りそうと教えてくれた。
今日はここで終えて、朝3時に再びチャレンジします。




「随分遅かったね~。私はずっと暇だったわよ。」
キャンプ場で待っていたクリスティーナが笑いながら言う。

ルールで、キングサーモンは1日1匹しか釣れない。釣った後はずっと休んでいたクリスティーナ。


いいな、釣った人は。余裕だな。





夕食は、カシロフのシェフ達が色々作って持ってきてくれていた。
キャンプファイヤーで、それを温める。





ヤキソバに豆のスープに、手作りチーズや豆腐。
キャンプなのに、ご馳走!とっても豪勢。


なぜかビールやワインも並んでる。
肉はダメなのに、アルコールはいいんだ。


「ふふふ。たまには毒も必要よ。」
と笑うマユミさん。
その毒を、ボトルのままラッパ飲みしてる。




「マユミさん!」
笑いながら指摘すると、
「あら嫌だ、間違えたわ。」
ってマユミさん。ワインをラッパ飲みする動作がすごく自然でしたが、いつも?




この人、本当に面白い。
それにタフ!休まずずっと釣りしてた。
ほとんど地球釣ってたけど。


一緒にいると、楽しくてポジティブな気持ちになれる人。
またまた好きな人に出会ってしまったよ。私ってなんてラッキー。





マクロビのシェフが作った料理は、どれも美味しかった。




「そう言えばマユミさん、新商品発売してますよね?」
と隊長。



そうよ、これこれ。バルサミコ。
ちょっと食べてみて。



と渡されて、サラダの上にかけてみたら、めちゃめちゃ美味しい!



何これ?マユミさんの新商品??
どこで売ってるの?


え?イオンですか?大手じゃん。
すごい。




…マユミさんって、もしかして有名な人?





西邨マユミさん。
めちゃめちゃ有名な人でした。



マクロビをアメリカに広めた人だって。
10年間、住み込みでマドンナの専属シェフやってたって。






そう言えば、マドンナのシェフが日本人だと聞いた事があるけど。

え?このオモシロマユミさんが、その人なの??





ディープなアラスカの人ではなかったのね。
世界中で仕事をしてて、夏だけカシロフに住んでるんだって。


いや~、びっくりした。
そりゃあ、美味しいはずだ!

と言うか私達、そんなすごい人の料理を簡単に食べさせてもらったんだ。
びっくりびっくり。




「これと同じ料理をマドンナが食べていたわよ。」

マユミさんに言われ、頂いたスープをじっくり見てしまう。
じゃあ、これを食べていたらマドンナの身体になれるの?


「マドンナは、1日7時間ダンスとトレーニングしてたけどね。」



…あと4時間足りなかった!
まだまだだったわ。


「それからマドンナは、とてもストイックだったわよ。」



そこだ!
私にはストイックの文字がなかったわ。
残念。マドンナボディは諦めよう…。






だんだん分かってきた事がある。
人と知り合う時に肩書きや年齢や、そんな前知識は要らない。後で知って、驚けばいいだけ。
人に魅力を感じるのは、そんなトコロだけではないのだし。




ご飯が終わると、火の周りに座って語り出す人達。




「ねぇ、隊長は何について話してるの?」
クリスティーナに聞かれた。

「ヤバいよ、だんだん難しい話になってるよ。ポリティカルな話だよ。」




オーノー!
と言い、クリスティーナは笑った。
私も一緒に冗談言って笑った。





キャンプファイヤー囲んで熱く語る人達。
神妙な顔で聞いているジョイさん。その隣でジミーさんがなぜかギターを弾いている。

そして私達が関係なく、冗談言いながらケタケタ笑ってる。




なんてクレイジーな夜なんだ。
でもみんな忘れてませんか?
明日は3時に川に戻る事を。


もう夜中の1時近く。いったい何時間眠れるのよ?




アラスカの夏は眠れない。眠ってなんかいられない。
さぁ明日も釣りに頑張るぞ。

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プロフィール

Nami

Author:Nami

アラスカ在住。
アンカレッジの山の家で夫と息子2人と生活。
夏はアウトドアで遊び、冬はひたすらジムに通う。


98年 地元の島根県隠岐の島でALTをしていたリーガンと知り合い、結婚
99年 アメリカ移住。テキサス州ダラスに7年
06年 夫の思いつきでまさかのアラスカ引越し

アラスカ生活11年。現在に至る。



アラスカ観光のお手伝いをします。
メールで相談して下さい。

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AKiroiro@gmail.com



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