ズンバインストラクターへの道




今年の夏は、とても忙しかった。



毎週、キーナイに鮭を釣りに行っていた。
釣りのない時にはアンカレッジに戻り、ジムに行ってズンバを踊る。




釣るか、踊るか。


好きな事しかしてない!
めっちゃ充実してる。





そんなある日、アンカレッジに帰りズンバを踊った後だった。
クラスが終わった後、インストラクターに呼び出された。


「来月、違う州から有名な先生が来て、ズンバのインストラクターのトレーニングがある。あなた受けてインストラクターになりなさいよ。」





きっと、私がいつも一番前で、すごい笑顔で激しく踊ってたから目についたんだろう。





インストラクター?今から!?


しかもトレーニングは来月。

ちょっと興味はあるけど、インストラクターにまでなる気は今のところないな。
楽しく踊ってるだけで充分だし。







「誘ってくれてありがとう。でも今は夏で忙しいから、また冬に考えるわ。1度はズンバの講習を受けてみたいとは思っていたんだよねー。」
そう、軽く受け流した。

でも相手はなかなか引かない。






「この先生は、もうアラスカには来ないよ。すごい先生なんだよ。もうインストラクターのトレーニングは、アラスカではなくなるよ。これが最後。あなたなら出来るから、やってみなさいよ。」

かなり強引に誘ってくる。









…えーと。
今私、釣りで忙しいんだけど…。
明後日からまたキーナイに行くのに。次に釣る鮭の事しか考えてないよ。


と言うか、来月に講習って。そんなすぐに。
だいたいその頃、私の釣りは終わっているの?






「とにかく、ちょっとでもやりたいと思ったら受けてみて。2週間後には受講料も$50アップするから、今だよ今!今のうちに申し込んで。早くね。」





インストラクターはミッシェル。大学生しながらインストラクターしてる人。


教え方がとても上手で、みんなを盛り上げてすごくハードなクラスをするインストラクター。
毎回ミッシェルのクラスはハイになって大満足。アンカレッジにいる時は、必ず受けてた。



この人、こんなにグイグイくる人だったのね。




それからミッシェルは、メッセンジャーで度々テキスト送ってきて、私にインストラクターになれと再度勧めてきた。

「2度考えるな。直ぐに実行!」
そんな事まで言われて、笑ってしまった。






でもこの強引な誘いで、だんだんと私の気持ちも動いてきた。


これはもしかして、私のチャンスなのかも?
こんなに言ってくれる人も、そうそういないし。






ズンバは大好き。私、やれるんじゃないの?

やるなら、講習だけと言わずにスキルを持ったインストラクター目指したい。
むかしエアロビクスインストラクターだったから、何をしたらいいのか想像がつくし。




ズンバとエアロビクスは似ている。
見せるためのダンスではなく、自分が楽しくなるための運動。






私の好きな友達は、50歳過ぎて美容学校に入って、ちゃんと美容師になった。今は自分のお店を持って頑張っている。
マユミさんも、マドンナのところに行ったのは45からだと言ってた。






そうだ、私はそういう人になりたかったんだ!
何歳になってからでも、やりたい気持ちがあれば何でも出来るはず。



マユミさんに出会えた事は、私の中で大きな出来事だった。
あの人が今までやってきた事を思うと、勇気が湧いてくる。





今この時点でマユミさんに出会えたのは、何か意味があるはず。もしかしたらそういう事なのかもしれないな、と思った。
これをチャンスと捉えて、やってみるべき。


「チャンスは誰にでも平等にくる。それをいいタイミングで掴む事が出来る人と出来ない人がいる。」
マユミさん言ってた。あの人たまに、いい事言うから。







家族に相談すると、みんな賛成、協力してくれると言ってくれた。
ママがズンバインストラクターって、ちょっと面白いんだって。


そうですか。
分かったよ、やる気出てきた。
私なら出来る!ゴーサインは出た。

受講料が値上げする前に申し込んで、それをミッシェルに伝えた。







「ありがとう。申し込んだよ。私やります!47歳だけど、今からズンバのインストラクターを目指す!」
言った途端、なぜかミッシェルに動揺が。




「あなた、47歳だったの!?」



「……。」






ちょっとー、ミッシェル!
引いてるじゃん。



「……。」


引くな引くな。おしてて引くな。

出来るわ!やれるって!!



まぁそういう経緯で、現在ズンバインストラクターを目指してる訳です。




無事に8月後半に講習を受け、ズンバインストラクターの資格をゲット!


ここまでは、実は簡単。
ここからが勝負。






インストラクターになれるかは、あとは自分次第。
自分で課題を作ってこなしていかないと、講習受けただけでは一生インストラクターにはなれない。


私にはラッキーな事に、協力してくれる友達がたくさんいるので、今のところいい方向に向かっている。






器用な友達に、倉庫にしていた部屋に鏡を入れてもらって練習スタジオ完成!
(あとは掃除が必要だけど。)






ここで毎日、練習出来る。






他の友達はスタジオ借りてくれて、ここで週1のレッスン開始!





1時間のクラスを作り、実際にクラスに入ってもらって動きの練習。
1人で練習している時と、実際に人に入ってやってみるのとは大違いで、参考になる。











そしてカシロフのエコビレッジで、ズンバクラスをやらせてもらった。






入ってくれたのは、ズンバをした事ない子供から大人まで。

既に4回クラスを決行!







ミッシェル以外のインストラクターも、向こうから私に声をかけてくれるようになった。






先週なんて人気のインストラクターから、
「クラス中に1曲やってみる?」
と言われ、
「やらせて下さい。」
と受けた。




マユミさんが言ってたから。
出来るかと聞かれたらNoとは言わない。出来ますと言って、一生懸命頑張る。

とにかく一曲だけ、家で必死に練習した。






当日、いつもよりも更に人が入って、スタジオの中は人でいっぱい。
想定50人は入っていたクラスだった。しかも知らない人ばかり。男の人も多かった。

完全にアウェイ状態…。






でも私、やりました。
50人を躍らせた。
50人のガイジン動かしたった!


私頑張った。もう泣きそう。
誰か、褒めて…。







一番嬉しかったのは、クラスを受けたカシロフの10代の女の子達が楽しかったと言ってくれた事。




今までズンバ知らなかったのに、私のズンバを初めて受けて好きになってくれて、毎回受けてくれた。



もう雪が降りそうで、春までカシロフに行けないと言ったら、

「すごく楽しい。Namiまた絶対に来て。」
とみんな笑顔で言ってくれた。






よかったよ、4時間かけてここまで来たかいあったよ。春に絶対戻ってくるよ。
こんな嬉しい仕事はない!





そう、ズンバは楽しいんだって。

別に上手に踊る必要はない。自分が楽しく動ければ、それでいい。
アルコールやドラッグなくても、健康的にハイになれます。





毎日トレーニング。
更にスキルを磨き、プロを目指します。

キーナイ半島旅行2017その3 ホーマー旅行




釣りが終わり、NYの男の子達をエコビレッジにおくってから、女3人ホーマー旅行へ出発。



ここ数年私の中で定番化している、ホーマーガールズトリップ。
今年はこのメンバー。さぁ、いってみましょう!






思いがけずに釣りで楽しんで遅くなってしまったので、急いで今夜のキャビンへチェックイン。
可愛いキャビンだから、2人とも喜ぶはず。





ドアを開けた途端、テンション上がるマユミさんとすみれちゃん。








やっぱり。
ここは、年齢問わずどんな女も好きな場所ね。


旅行で泊まる所って、かなり重要。その土地の印象も変わってしまう。
このキャビンは正解の物件。早くから予約してて良かった。

Charming Cabin“The Bears Den”





キャビンで寛ぐマユミさん。



アラスカ生活にキャビンって似合うよね~。
旅行で来てここに泊まったら、気持ちも盛り上がる!

ここはデコレーションも手作りっぽくてとっても可愛いから、参考になるし。





ちょっと休憩してから、いつも行くワイナリーへ。

Bear Creek Winery






19歳のすみれちゃんと運転係の私は飲めないけど、ここのお庭だけでも綺麗だから見せたかったのよね。


甘いワインだけど、マユミさんは喜んで試飲していた。テースティングは$5で8種類ぐらいのワインを試せるのでお得。全部美味しい。





そしてホーマースピッツへ。






ビーチを歩いていたら、海に浮いてるラッコ発見!



「水族館じゃないのに。ヤバい。普通に海にラッコがいる!」
大興奮のすみれちゃん。






上の写真の左の海の中に見える黒い点がラッコちゃん。
どこかのツアーのサービスの一環?と思う程に、いいタイミングで出てきてプカプカと近くまで来て姿を見せてくれた。

可愛い~。縫いぐるみみたい。




アラスカに旅行に来た人は、よく気を付けて周りを見る事。
何が出てくるか分からない。面白いものが突然出てくるから。




夕食はスピットの Boardwalk Fish & Chipsへ。



コッドのフィッシュ&チップスとサーモンバーガーをシェアして食べた。美味しかった。
特にサーモンバーガーの方、お勧め。







そして夜はあの可愛いキャビンで、なぜか始まるマユミさんのセルフディフェンス講座。


マユミさん合気道をやってて、エコビレッジの子供達にも教えてるから。
これから1年間アメリカ生活を始めるすみれちゃんに伝授するそう。
アメリカで自分を守る技と心得。



「いい?相手がこうやって襲ってきたら、こうです。まず急所を蹴る。そして目を指で突く!」







はっ?目を突く!?





「そしてその指を抜く!!」







ぎゃー。めっちゃ怖い!!
怖い怖い怖い。


目を突くって!そして抜くって!!!







それでも素直なすみれちゃんは、マユミさんと一緒に目突きの練習をしていた。


怖すぎる怖すぎる。
想像したくない。





「それってアメリカ生活に、本当にいるの?私18年アメリカに住んでるけど、目を突くシチュエーションって今までなかったですよ。」

と言うとマユミさん、


「私もまだない。」





ないんだ!
まぁ、それはいい事なんだけど。



目突き…。衝撃的だったから…。







「でもこれを知ってるのと知らないのとは大違い。」
とマユミさん。

どうかどうか、すみれちゃんが人の目を突かなくてもいいくらいの平和な環境でありますように。





翌朝。ブランチ食べに行ったレストランは、Fresh Sourdough Express


日曜日はお勧めベーカリーTwo Sisters Bakeryがお休みなので、特にこちらが混んでいる。
地元の素朴なレストランで、美味しい。






もう一つ行きたかった店、Salmon sistersへ。





私はアラスカのアーティストがデザインするブランドが好きなんだけど、こちらのサーモンシスターズはOctopus Inkと並んで、地元で人気。





今年からホーマーにお店が出来たので、探した。結構人が来る。





あ!筋子!!
なんでこの箱?



漢字が書いてあるのが、かっこいいと思ったの?
高いけど、面白いお店だった。








帰り道、車の後ろですみれちゃんが寝てたので、マユミさんとまた話し込む。
話はだんだんと、マユミさんの恋愛話へ。


マユミさんはバツイチのシングルだから、恋愛するのも自由。
とっても深い話で、面白かった。





マユミさんをキャビンに降ろし、アンカレッジへの帰り道。
今度は助手席に座ったすみれちゃんの恋バナを聞く。


新鮮で可愛い。いいねいいね。



2人の女の恋の話。
その年齢差、40歳。


どっちもいいよ。どっちも気持ち、分かる分かる。
なんか、いい話聞いちゃったな~。



とっても楽しいガールズトリップだった。

キーナイ半島旅行2017その2  シルバーサーモン




翌朝5時に、車に4人乗せて鮭釣りに向かった。
お邪魔したのはマユミさんのキャビンから車で50分はかかる場所。




マユミさんのお友達でハコさんという方が、キーナイリバーのすぐ側に住んでいるそう。
そのご夫婦が、マユミさんや初めて会う私達まで、釣りに招待してくれたのだ。

ハコさんの家の前で岸から釣りが出来るし、お友達がボートでシルバーサーモン釣りに連れて行ってくれると言ってくれた。


すごいラッキー!






まだシルバーは釣った事がない。引きがすごくて、とても楽しい釣りと聞いている。

ぜひぜひ釣ってみたい!!





車に乗ってるのは、私とマユミさんとティーネイジャー3人。
すみれちゃんの他にはNYから来た男の子達が釣りに参加。






ハコさん夫妻は、とてもフレンドリーで親切な人達だった。
人生を楽しんでる、素敵なご夫婦!ここではもちろん、冬には毎年メキシコやフロリダに釣りに行かれてるらしい。





お家はキーナイリバーのすぐ前!!釣りの道具が全て完備。
とっても理想的。





いいな〜。
毎日キーナイリバー見られるなんて。すごい羨ましい。







船には3人づつ乗るという事。早速マユミさんと連れていってもらった。



初シルバー!!
釣りました!!!









マユミさんも!







楽しかった!
めっちゃ興奮した!!

魚見て騒ぎました。とても静かには釣り出来ない。






自分でキャスティングして釣り上げた銀鮭。
キングやレッドとは違うルアーを使って釣る方法。



確かに引きがすごかった。キング並みに強い引きだったわ。







その後の便で行ったすみれちゃんも釣った!







綺麗なレインボー!!





すみれちゃん、隠岐の岸壁でアジ釣りしかした事ないと言っていたのに、上手に釣りました。すごいすごい。

隠岐での魚釣りとは、かなり違ったらしいよ。
迫力が全然違ったらしいよ。







そしてハコさんのお家で、豪華なご馳走をたべさせてもらった。







みんな手作り!
それも釣った鮭やハリバットの美味しい料理。




とても贅沢。









もう1人、キーナイでコマーシャルフィッシングしてる日本人女性ともそこで会った。




キーナイ半島に住んでる女の人、みんなアクティブで驚く。
自然の中で生活していて、みんな楽しそう。



素敵な人達に、また出会ってしまった。いい夏だ。
プロフィール

Nami

Author:Nami

アラスカ在住。

アメリカ生活18年。(いつの間にか)
99年に島根県隠岐の島で知り合ったアメリカ人リーガンと結婚し、テキサス移住。
2006年に夫の思い付きでまさかのアラスカお引越し。
息子は2人。(ムサシ&アラシ)
アンカレッジの山の家に住んでます。

夏はアウトドアで遊び、冬はひたすらジムに通う。
現在は、釣りとズンバに夢中。


「心も身体も健康に。毎日ハッピー」が私のテーマ



*ズンバインストラクター

*西邨マユミ アラスカ支部マネージャー
アラスカでプチマクロお料理教室してます。お仕事の依頼は
AKiroiro@gmail.com
まで。







アラスカ観光のお手伝いをします。
メールで相談して下さい。

ブログの感想なども嬉しいです。
AKiroiro@gmail.com



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