マクロビシェフまゆみさん




すごい人がうちに来る事になった。
マクロビオティックの先生でマドンナのシェフを10年してたという人、西邨マユミさん。


5月に行ったニニルチックのキングサーモン釣りで偶然に出会い、一緒に釣りをした私の釣り仲間。
その時はこんな有名な人だとは全然知らず、めっちゃ面白い人がいると思ってアドレスを交換した。その後頻繁にテキストのやり取りをしていたが、後になってネットですごい人だったんだと知る事になる。




ユーチューブに名前を入れたら、いっぱい出演したTV番組出てくるし。
本も何冊も出版してる。
マユミさんのサイン会や講演に、たくさん人が集まってる映像も見た。

え?ananで連載持ってた?
ファッション雑誌に載ってる、この上品なマダムは誰?
本当に同じ人??




私が見たマユミさんは、アウトドア大得意でどこでもサバイバル出来るディープなアラスカの人のイメージ。ネット上のマユミさんは、日本の芸能人とも肩を並べるキラキラ派手な有名人。
そのギャップにしばらく混乱していた。


「色々出てくるかもしれないけど、気にしないで。」
と、当のマユミさんは言っている。

でも気になる気になる。いったいどっちが本当のマユミさん?



どっちも私よ、とマユミさん。
そうなのね、幅の広い人なのね。






マユミさんは夏の間、アラスカのキーナイ半島にあるマクロビエコビレッジに住んでいる。
その他の時は世界中で仕事をしていて、私と釣りに行った後も、ヨーロッパに1ヶ月お仕事に行っていた。

ロンドン滞在中はウクライナにも行き、お料理教室をして国のニュースになっていた。やっぱりすごい先生なんだ。




その後アラスカに帰ってくるというので、私がアンカレッジの空港に迎えに行った。何日か一緒に過ごした後、エコビレッジまで車でおくる予定。


夏は出来るだけキーナイに行きたいし、キーナイ半島へのドライブは好きだし、マクロビエコビレッジもどんな所か見てみたいしマユミさんのキャビンに泊めてくれるというし、そしてついでに釣りもしたいし。

いい事ばっかりじゃん!


アンカレッジ空港にいたマユミさんは、やっぱりニニルチックで会ったあの気さくなマユミさんだった。





すごく気が合う。
エネルギッシュ。一緒にいると楽しくポジティブ、元気になれる人。

面白いと思える箇所が同じで、会ってからずっと2人で大笑いしている。



いいよねー、こんな友達。
友達と言っていいのか、ホントは恐れ多い先生で年齢も一回り上だけど、そんな感じを微塵も見せず、すごく気さくで素敵な方。

こんな人が周りにいるって最高。目標になる。
これからの人生、あそこを目指せばいいんだ。




まぁだけど、話に出てくる人がかなり派手だわ。
だってマドンナとかブラッド・ピットとかスティングとかだから。夢の話みたい。


でも話聞いただけで簡単に状況を想像出来るから、その点超便利。
友達の知り合いの話だけど、みんな顔知ってるから。想像出来る出来る。



「ブラッドピットにこう言われた時は、私もクラっときた。」


えっと、あのブラッド・ピットですよね…。
いやいやいやいや、想像だけで充分クラっときますって。






お買い物に行ったコスコにて。ビタミックスの実演販売していたお兄ちゃんに聞かれ、マユミさん3台マシーンを持ってると答える。



1台$500以上はするミキサーを3台。
いったい何者?という目で見るお兄さん。






実演販売するお兄さんにプレッシャーを与えるマユミさん。

お兄さん、この人スムージーの本も出してる人なのよ。
ちゃんと作らないと、先生がしっかり見てるわよ。





マユミさんとの話は面白い。時間があっという間に過ぎていく。
もう話だけで楽しいからいい、料理しなくてもいいからと言ったけど、ご飯を作ってくれるらしい。なんてラッキー!



あのシェフマユミが、私のキッチンに立ってるよ!
おー、興奮するわ。





この人、ただの面白い人じゃないよ。包丁持たせるとすごいよ。
超プロフェッショナル!!!すごい。すごい。無駄な動きがない。

料理してる姿がかっこいい!!





材料も一緒に買いに行ったのでオーガニックだけど、野菜を全て使う。


合言葉は「もったいない」。捨てるところがない。
高い野菜買っても、ここまで使えば無駄がない。




そしてそんなに調味料を使わないんだ。シンプルな味付けでも、手間やテクニックを使えば、素材をいかした美味しい料理が作れるわけね。





西邨マユミ直伝!「アボカドとビーツとグレープフルーツのサラダ」



さっぱりして美味しい!
この後、何度もこのレシピを活用している私。いい物教えてもらった。





子供達も習います。
メニューは、サーモン餃子。楽しくお料理!








綺麗に餃子を焼くマユミさん。




ホント、動きに無駄がない。テキパキと働く。

マユミさんはいつの間にか料理の合間に、残った野菜で別の料理を作って保存してくれていた。
マユミさんが帰った後も、私の冷蔵庫から次々と美味しい物が発見された。



「なにコレ?何だか分からないけど美味しい!」


聞くと、カリフラワーの茎で作った浅漬けでした。ポリポリ美味しい!




こんな豪華な夕食!
素晴らしい!そしてヘルシー!!






家族も大喜び。

いい人に巡り会えたよ。
仲良しの友達がお料理の先生って最高。


そしてこれから始まるマユミさんとの冒険!

私も長い事アラスカに住んでるけど、色々と驚かせてもらった日々だった。
マユミさんといると、刺激的な事がいっぱい。
乞うご期待!

キングサーモンフィッシング



またYさんのボートでキングサーモンフィッシングに連れていってもらった。



今回アンカレッジから一緒に行ったのはくまさん。アラスカ歴20年近くで釣りもする人だけど、ボートでキング釣りに行くのは初めてらしい。

前日の夜に到着し、朝の4時半にはキーナイリバーの上に。





何度ボートに乗せてもらっても、このキーナイリバーの風景には毎回感動する。
特に早朝の、Yさんちからキーナイリバー本流に繋がるカナルの景色がいい。


空気が冷たく、ひんやりと澄んだ朝の川の上。
立ち上る朝靄に鴨の親子が列をなして泳いでいて、その中をボートがゆっくりと進む。
美しい景色と、これから始まる楽しい釣りの期待で気持ちがいっぱいになる瞬間。


朝日が昇るのを眺めながら、釣り開始。





最初に釣れたのはキングサーモンではなく、レインボートラウトだった。
釣ったのはYさんの次男Rくん。私の、もう1人の釣りの先生。


彼は13歳にして釣りの知識も技術もすごいので、色々教えてもらっている。






綺麗な魚だった。
レインボー、実物は初めて見たわ。こんなに大きなサイズだったのね。




それからしばらくして、大きなアタリがあった。
Rくんが竿をすぐにくまさんに渡して、サポートにまわる。





強い引き。
竿が大きく曲がり、ラインがどんどん出ていく。



私もくまさんも、思わず声を上げながらファイトは続く。
船の上を魚に合わせて動き回り、20分以上の格闘。ようやく魚が上がってきた。




Yさんの網の中にキングが入り、魚ゲット!







何、これ?
超デカいよ!




私が今まで見た中で、一番大きなキングサーモンだった。


推定46パウンド級。
くまさん、大興奮大満足。





デカいぶん、上げてからの処理が大変。時間もかかる。
いい釣りだった!いい物見せてもらったよ。





このキングが釣れたのが朝の6時30分ぐらいで、それからしばらくスローな時間が続いた。
待ってる時間に仕掛けの作り方とか教えてもらってたけど、それでも時間が余るので、Rくんは最近ハマってるアプリのゲームをやり始めた。


それは「 アイコンの達人」というゲームで、 画面に出されたアイコンを見てそれが何かを当てるゲームだった。






「これ何?」
Rくんの携帯の画面には、歌舞伎の人の顔みたいな画像。



海老蔵?
でもそれは、違うらしい。





まって、これどこかで見た事あるような…。



分かった、あの人!エアバンドのドラマーの人だ。
そうだ、ダルビッシュケンジ!







大当たり~。やった。
この問題が分からなくて、RくんもYさんも一週間も行き詰まってたと喜ばれた。


こんな事で喜んでもらえるならと、それから船の上ではアイコンの達人祭りが繰り広げられたのだった。






だけど、このゲームとっても難関!これ難しいよ。
最近のアニメなんて知らないし、答えを聞いても誰も分からない。

この船の上の人、全員日本に住んでないし!




分からないのでくまさんと手分けして、携帯でググって答えを絞り出す。

ふーん、こんなのが今日本で流行ってるのねと驚きの連続。
色々勉強になったわ。


それからなかなかアタリがなく、正午ごろ一度陸に上がった。




Yさんに連れていってもらうこのキングの釣りは、毎回同じようなスケジュール。


夜は4時間ぐらいの睡眠で、朝の4時から釣りが始まる。
そこから8時間ぐらいずっと船に乗り、お昼に一度陸に戻る。ランチ食べて1時間ぐらい寝て、また船に乗り川の上へ。そこから4時間は釣り。



超体育会系、超ハード。
部活のようだよ。合宿みたいだよ。



このスケジュールを、13歳のRくんもこなしているから驚く。毎回4時に船に乗り、船の中で寝ている。
でも魚がかかったらすぐ起き、すぐ動く!


私はこれを最高3日でもうギブアップと思うけど、Yさん親子は2ヶ月間も毎日こんな事してるんだから。本当にすごいわ。体力あるわ。





その日もランチを食べて1時間ぐらい睡眠を取ってから、また4時に釣りに出かけた。
そしてボートに乗ると、またまたアイコンの 達人が始まった。


よしよし、だんだん検索するコツを掴んできた。
最近の日本のティーンの流行がだんだん分かってきたし。




そんな事をしてたら、ついに大きなヒキが来た。


フィッシュオン!
今度は私の番。





キングが引っ張る釣竿を支え、リールを一生懸命巻く。

Rくんの釣り竿だった。Rくんの身体に合わせて作られた、特注の竿。




「僕の竿、折らないでよ~。」
と言うRくん。


ははは。そうだよね~。前回誰かが竿折っちゃったもんね。
分かりました。頑張ります!





キングの引きは強い。
しっかり持ってないと、飛んでいってしまいそう。


この日のために毎日ウェイトトレーニングしてたから。釣りのためにジムで鍛えた身体で頑張ります!



竿をゆっくり立てて、下げながら一生懸命巻く。
でも重すぎてなかなか巻けない!


「巻いて巻いて。」
とYさんから指示が出る。

早く巻けない。でも頑張って巻きます!!





激しい戦いだった。キングとの戦い。
ようやく魚が上がってきて、その姿を見せる。


大きい。興奮する大きさ!
Yさんが網に入れてくれて、キングゲット!!




やったー。
やっと釣れた!
かなりの満足感。


楽しい試合だったわ。キングさんありがとう。



「キープです。」
魚が網に入った瞬間笑顔でそう言った。




「いいの?これで終わっちゃうよ?」
とRくん。
スケールを持ってきて、魚の大きさを測ろうとしている。



キーナイリバーでキングを釣り上げていいのは、年間2本。
書いてないけど前回また来て、私はもう既にキングを1本釣って持って帰ったので、これをリリースしなければ今年のキングはこれで終わり。




Rくん、この大きさで満足してないんだ。
毎日釣りに出ているRくんは、釣りがしたいから釣っても全部リリースしてるからね。70パウンド以上じゃないと、キープしないらしい。




私はこれで大満足だよ。今まで一番大きいよ。かなりの引きで満足なファイトだったよ。



推定36パウンド!
超嬉しい。

YさんRくんありがとうございます!!!




「R、みんなそんなに簡単に釣ってないんだよ。」
と言うYさんの言葉に笑ってしまった。

Rくんありがとう。今年のキングはこれで終わって私は大満足です。






釣った後は、なかなか興奮冷めやらず。しばらくぼーっとしていた。

それなのに魚をボックスに入れた途端、Rくんが、
「これ何?」
と、アイコンの達人のゲームの画面を見せてくる。






切り替え早っ!
Rくん、さっきまで私と一緒にキングゲットを喜んでくれてたのに。


ちょっと待って。少しは余韻に浸らせて。






…それでもお世話になってるからとアイコンの達人に向かおうとしたが、やっぱムリ。


無理です、私。今はムリ。
釣ったキングの事で頭はいっぱい。

興奮状態。全然頭が回らない。





30分だけ待って!そしたら落ち着きます。
30分後はアイコンの達人考えるから、今はホント待って!!





キングと添い寝~。



本当に良かった。釣れて超ハッピー。
最高の夏だったよ。

ロシアンリバーでレッドサーモン



独立記念日に、家族でロシアンリバーにレッドサーモン釣りを計画した。
次男アラシは不参加で、リーガンとムサシと私の3人。


先日リーガンが衝動買いした、古いキャンピングカーに荷物を積んだ。
リーガンが仕事から帰ってくるのを待って、キーナイ半島へ。ムサシのギターを聴きながら、車を南に進ませる。







ロシアンリバーに釣りに行くのは、みんな初めてだった。
道中も、私の心はワクワクドキドキ。

ロシアンリバーに鮭がじゃんじゃん入ってきてると噂を聞いていた。期待が高まる。






釣りの仕掛けは前の晩、私がみんなの分を用意した。
この前、釣りの先生に作り方を教えてもらってたのでカンペキ。



「レッドの仕掛けのビーズは、自分の好きな色でいい。」
と言われたので、可愛い色をいっぱい買った。

私の道具箱がカラフルになって嬉しい!







しかしこれが、後に間違ってたと判明。
私が喜んで買ってたのは、ビーズじゃなくて浮きだった。



「何、これ?」
と、後日釣りの先生(Rくん 13歳)に言われた時は驚愕したわ。




仕掛けを作るこの作業、面白い!
楽しい楽しい。
アクセサリー作りの楽しさに似ている。









その日は夜にクーパーランディングに到着し、キーナイリバーの横にキャンピングカーを泊めて一夜を明かした。
翌朝、ロシアンリバーのフェリー乗り場まで行く。

そこに駐車場料金(RVは$15)を払って下に降りる。





たくさんの楽しそうな釣り人達がいた。
祝日だからか、ファミリー多し。




ロシアンリバーは、フェリーで反対側の岸に渡って釣りをする仕組みだった。


フェリーと言ってもこんな簡単な船で、すぐ向こう岸に着く。
1人往復$11(2017年現在)。






船に乗せられるクーラーの大きさも決まってるので、釣り場に何を持って行くかよく考えてから乗る。
一回乗ると、駐車場に忘れ物しても戻れません。お金がかかります。





フェリーには、今から釣りたいワクワクな人達が笑顔で乗船。
犬も一緒に乗っていく。






反対側に着いたら、自分の場所を探して釣り糸を垂らす。
川には人がずらっと並んでいた。





釣れそうな場所を探す。
釣りは仕掛けじゃなくて、場所。魚が止まる場所を探してと、そう習った。


いっぱい釣ってるおじさんの横に並んだ。
だいたいいつも、同じ人の所に魚が来る。






フェリー乗り場のすぐ側は、流れが早くてちょっと大変だった。
人も多い!




その間をボートが通っていく。
鮭がたまにジャンプし、その度に私の心拍数が上がる。

きっと釣れるはず。







一度、アタリがあった!
私の仕掛けで魚が来てる。これは間違いない。
隣のリーガンにも、何回か魚が来てる。







1時間後、リーガンが釣った。
やった!今年初のレッドサーモン!!






私が作った仕掛けで釣ったよ。嬉しい!
みんなの気分も上がる。





しかしその後、長い沈黙。
何も釣れない、何もこない。





場所を移して再挑戦。
結構下の方に歩いて行った。




毎年ロシアンリバーでは、ブラウンベアが来ている写真を見る。
ここには来ないのか、ドキドキ周りを見渡しながらの釣り。








なかなか釣れない時間が長く続いた。
家族は飽きて、陸に上がり昼寝している。


私待ちか。
いつまでやるの?と言われるけど、それは釣れるまでだよ。






なかなか来ないので、ビーズの色を変えてみた。
ショッキングピンクで釣りたかったけど、オレンジカラーに。







すると2投目で来ました!
フィッシュオン!!



寝てたリーガンが急いで網を持ってきた。








やった、初レッド!釣れた~~!!






ペンチで針を外して、写真撮影。
超楽しかった!












ムサシも、これで帰れると一安心。






一回でも家族で行けて良かったよ。
楽しい楽しい釣りの記録。

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プロフィール

Nami

Author:Nami

アラスカ在住。
アンカレッジの山の家で夫と息子2人と生活。
夏はアウトドアで遊び、冬はひたすらジムに通う。


98年 地元の島根県隠岐の島でALTをしていたリーガンと知り合い、結婚
99年 アメリカ移住。テキサス州ダラスに7年
06年 夫の思いつきでまさかのアラスカ引越し

アラスカ生活11年。現在に至る。



アラスカ観光のお手伝いをします。
メールで相談して下さい。

ブログの感想なども嬉しいです。
AKiroiro@gmail.com



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