アラスカツアー最終日 ブルーベリーとオーロラ



8日間に渡るキャリーさんのアラスカ滞在も、とうとう最終日を迎えた。
出発は、朝の3時。


最後の日はお土産の買い物と、時間があればブルーベリーを摘みに山に登ろうと、ゆったりした予定だった。





何軒かお土産屋さんを周った後私は子供の学校の用事があったので、キャリーさんをダウンタウンに降ろした。





キャリーさんは1人で博物館に行ったらしい。

ここに来るまで新田次郎の「アラスカ物語」を読んでいたので、博物館は面白かった、とても参考になったとキャリーさんは言っていた。
ANCHORAGE MUSEUM





家に帰ってご飯を食べたりして遅くなってしまったが、最後にブルーベリーを摘みに行こう!近所の山だから。




支度は出来た?とキャリーさんに聞くと、とても軽装。

いやいや、スニーカーよりもトレッキングブーツの方がいいって。暖かい服も持って。



夜10時ごろの山登り。

日が暮れるのが遅いから出来る、アラスカならではの夜のハイキング。
それでも最近は日が落ちるのが早くなり、夜の10時は綺麗な夕日が見えた。




うちから車で10分ぐらい、そこから歩いて10分ぐらいの道のりだが、かなりの斜面。
まっすぐ上。登るの、ちょっとキツい。




アラスカの主婦を舐めていた。トレッキングブーツ、正解。
と、キャリーさん。



そうそう。これぐらいの山なら私の主婦友達、赤ちゃんおんぶして登るよ。




広いブルーベリーの山に着くと、誰もいなかった。
360度、山。この景色、独り占め。


でもどこかに熊やムースがいそうだから、気を付けながらブルーベリーを摘もう。


最初はブルーベリーがどこにあるかよく分からないけど、だんだん目がブルーベリーアイになってきて見えてくるからね。



その言葉どおり、最初は
「どこどこ?」
と言ってたキャリーさんも、だんだんブルーベリー摘みのコツを掴み、夢中で採っていた。



最後の方は、歩きながらでもブルーベリーが見えて、帰れなくなる。
採るのを止められない。

後ろ髪引かれながらも、暗くなったので山を後にした。





帰り道に、ムースの親子に遭遇!
アラスカ去る前に会えて良かった!!




家に帰って仮眠を取ってから、空港に向かう。
私はその前に一仕事。

来てくれた人に渡してる、写真のクラフトお土産を作らなければ。




と思ってたのに、うっかり寝てしまった。
起きたら2時!
ヤバい。





しかも外出たら、オーロラ出てる?
マジか。これは大変!

キャリーさんを起こさないと!!





キャリーさんを起こすと、喜んで外に出ていった。
キャリーさんがずっと、オーロラ見たいと言っていたが、

「それは難しい。冬に来ないと。欲張っちゃあダメ。」
と言ってたのに、本当に出ている。

3月以来だよ。私もオーロラ見るの。




それでも私はお土産を作るのに忙しいので、家の中で黙々作業を続ける。

オーロラ気になる!
でも時間ないから!!



やっと仕上がって3時に出発しようと外に出ると、オーロラはすごい事になっていた。
空いっぱいのオーロラ。






(その時は写真撮ってる時間がなかったので、上はその一週間後に出た時の写真)
オーロラと北斗七星。


オーロラの光が強く、山の方に住んでる家からはもちろん、車で下に降りて空港に行くまでの道すがら、ずっと緑のカーテンが輝いていた。


キャリーさん、ラッキー過ぎるわ。来れなかった弟の運も全部持っていった。

天気もずっと良かったし、氷河歩いてキーナイリバーで釣りして、最終日にムースに遭遇して、そしてこのオーロラ。



完璧だ。
完璧過ぎる。
みんな見せてしまった。




キャリーさんの旅行が成功して良かった!
私も楽しかった!!

来年も待ってるから、キャリーさん、今度は弟も一緒に連れて来て。
キャリーさんのその強運で、またアラスカ楽しみましょう!

アラスカツアーその6 キーナイリバーで釣り




翌日は急遽、キーナイリバーで釣りの予定を入れた。


このところ、私の中で釣りブーム。
折角キーナイ方向行くんだし、しかも弟来れなくて少人数だし、もしかして船に乗せてもらえるかも?
微かな期待を胸に、Yさんに連絡してみた。





最初は友達が来る予定だからと断られるものの、その友達は午後4時に飛行場に到着だから、その前なら釣りに行けるとOKが出た。




やったー!
Yさん無理言ってすみません。

キャリーさん(義妹 仮名)には悪いけど、ホーマー観光ちゃっちゃと済ませ、キーナイリバーへ向かいます。


キャリーさんにしても、ワイナリーとかはまた来年弟と来ればいいんだし、キーナイで釣りの方がなかなか出来ない素晴らしい経験(のはず)!



ホーマーからYさんちまでは車で2時間の距離。

シルバーサーモン狙うなら早朝じゃないと厳しいと言われたが、早朝は難しいので10時の到着を目標に、7時半にはホテルを出た。







車を走らせる事2時間、ソルドトナに入ったところで携帯にYさんからのメッセージ。

「道路は順調ですか?」




ききききたーーー!
ヤバいヤバいヤバい。




今まで道路工事や渋滞で、Yさんちに行く時は必ず遅れてる前科のある私。
今回は無理にお願いしてるんだから、余計に遅れられない。



「はい、順調です。もうすぐ到着します。」
と返信した。





そしてYさんちに到着し車を停めると、またメッセージが入る。

「ボートにいます。」








いきなり船!
笑ってしまった。



でも、そういうところが面白い。
時間ないんだし、無駄な事は省いて釣りに集中。


分かりました。
お家のお庭を横切って、船に直行します。



かっこいいボートの上には、3週間ぶりに会うYさんとYさんの次男くんが乗っていた。


やった。ゴールデンコンビ!
次男くんは、釣り歴10年の11歳。


この2人の船に乗せてもらって釣りが出来るというのは、本当に贅沢。
大変な事はYさん親子が全部やってくれて、釣りの楽しいところだけやらせてくれるんだから。

釣りが好きというよりも、Yさん親子に連れて行ってもらう釣りが好きなのかも。



キャリーさんも、世界中のアングラーが集まるキーナイリバーで釣りが出来ると、ワクワクしてる様子だった。

ちなみにアングラーという言葉は、ここに来るまでの車内でキャリーさんに教えてもらったので使ってみた。





船の上で、早速ベイトの用意。
前回のバックトローリングとは違って、アンカー打って餌を使ってシルバーサーモンを狙う。


ルアーの上に餌を付ける。




ふーん、こうやってつけるのね。
使ってる餌は、アンチョビだそう。他にも、色をつけたサーモンの卵も使っていた。



日本のルアーとアメリカのルアーの違いを見せてくれてるところ。

アメリカのルアー綺麗と思っていたけど、日本のは格段にすごい。
まるで魚。いや、魚より綺麗!

ちゃんと鱗もついてるし。細かいところまで、アートのよう。



釣り糸を垂らしてしばらく待っていると、フィッシュオン!



次男くんがシルバーサーモンをゲットした!



小さいシルバーくん。
網の中で恨めしそうにこちらを見ている。



しかし次の瞬間。
シルバーくんはスルスルっと網の小さい穴を抜けて逃げていってしまった。



シルバーくん、危機一髪のところで命拾い。




ボートを動かし場所を移して、もう一度シルバー狙い。




向こうのボートは何してるの?
釣れてるの?と双眼鏡で確認。

キャリーさんが持ってきた双眼鏡、ここで一番役に立った!



シルバー待ってる間、なんか岸の方で音がするなと思ったら、ゴロゴロと岸の石が落ちてきていた。
川の岸、侵食されていってます!
川のそばに建ってる家が危ない!!



そう言えば、マタヌスカも侵食が進んで半分落ちてた家があった。
ちょうどその付近を走っていた時、ニュースでここら辺が出てたよと言ってたら、TVカメラが来ててびっくりした。





シルバーが来ないので、今度はドリーを狙って場所を移す。




餌もルアーもつけず、ビーズと釣り針だけで船を流してドリー狙い。

Yさんがボートを操縦し、次男くんとキャリーさんと私が並んで釣り糸を垂らす。




すぐに次男くん、ドリーをゲット!
すごい!大きい!!



おおおー!
興奮する~。




釣った魚は素早くリリース。

その後次男くんとキャリーさんには次々と掛かかり、どんどん釣ってはリリース。大忙し。



だけど私には、全然魚が食いつかない。





なんで?
私も釣りたーーい!
私の何が悪いの??





きっと場所。
人じゃない、場所。

この立ってる位置何cmかの違いで、魚のくる確率が変わるとYさん。


私と次男くんの釣る場所を代えてくれた。





しかし場所を代わった直後、次男くんが大きなドリーを釣った。
私は魚なし。



そこさっきまで、私がいた場所だったのに…。

やっぱり問題は、人か。
場所じゃなくて、人。



Yさんが釣りのコツを教えてくれる。
釣り用語が全く分からないから言ってる事がよく分からないが、フッキングとか合わせるとか言ってる。



フッキング。
そうか、Hook からきてる言葉か。

魚がかかってるのかかかってないのか、よく分からないから釣れない。
きた瞬間タイミングよく、ロッドを立てないと。




そして私にもついにきた!
釣れたーーー!



早く早く、カメラカメラ!
キャリーさん写真撮って!!



と大はしゃぎ。
楽し過ぎて、静かに釣り出来ない!!



「早く水につけないと!魚が死んじゃう。」
みんなの魚をリリースしてくれていた次男くんの言葉に、ハッと我に帰る。




す、すみません…。

小学生に注意される、私45歳。
ほんっとすみません、先輩。

楽し過ぎて周りが見えてません。




その後も魚ゲット!



見てー!
これ釣ったの私、私!!


すごく楽しかった。
楽し過ぎて、はしゃぎ過ぎた。



帰りの車の中でグッタリ。

アラスカツアー、翌日がいよいよ最終日。
今のところ、全てが順調で楽しい毎日!

アラスカツアーその5 ラフティングとホーマー



アラスカツアー5日目は、キーナイ川でのラフティングとホーマー観光。


まずはラフティングの出発地、クーパーランディングを目指してアンカレッジから2時間半車を走らせた。





最高のお天気。
眩しい青空に映える美しいアラスカの山を見ながらのドライブ。

その深い緑の中に見える湖や川の水の色が、南に進むに従ってだんだんと変わってくる。エメラルドグリーンの色が濃くなっていく。




クーパーランディングまで来ると、もうこんな色の川。


おおおおお!

この川の色!
グレーシャーブルー。



何でこんなにも、すごい色なんだ?
人工的に作ったような綺麗な色。

これを言っちゃあ趣も何もないと分かってるけど、必ず言ってしまう、
「この川って誰かが毎日、バスクリンでも入れてるの?」






自然に出来た物とはにわか信じ難い、完璧な景色。
木の緑と空の青色と、そしてこの川のターコイズブルー。


やっぱりだ。
やっぱりキーナイリバーのこの景色が一番好きだ!





去年も乗ったけど、今年もまたここからラフトに乗ってキーナイリバーを下る。
Kenai River Scenic Float


まだ時間に余裕があるので、近所でランチを食べる事に。
ラフトのフロントのお姉ちゃんに教えてもらったDudes food trailerを探す。


これが超分かりにくい所にあり、もう諦めて違う所に行こうとUターンするために入ったコーナーにあった。



上の写真が目印。
この左の青いトレーラー。






サンドイッチを買って食べたけど、確かに美味しかった。
トリップアドバイザーの口コミでは、この辺で1位だったのね。


1時前にラフトに戻ると、参加者が続々集まってきた。
カナダの家族とカリフォルニアの家族。11名!全員が一つのラフトに乗るのか⁉︎



ブーツや雨具やライフジャケットをそこで着て、緊急時の救助方法について説明を受けた後、ラフトに乗り込んだ。
やはり一つのラフトだった。


流れの早いキーナイリバーを、ガイド1人のマンパワーで漕いで進む。





日差しポカポカ。
キーナイリバーに浮かび、この景色を堪能。
超気持ちいい!




川岸にいる鳥や動物を、注意深く観察。

残念ながら熊やムースは見付けられなかったが、鳥はたくさんいた。



ボールドイーグルの巣を木の上に発見!
たくさんのボールドイーグルが飛んでいる。



「あんなにたくさんいて、縄張りとか、喧嘩にならないのかなぁ。」
とキャリーさんが呟いた。
ガイドが言うには、餌がたくさんあるので喧嘩にならないそうです。




2時間のラフトはあまりにも日差しが暖かく、ウトウトしてしまう程気持ちよくノンビリしていた。






ラフトが終わると、速攻ホーマーに向かう。
明日は釣りの予定が入ってるから時間ない。
ホーマー周れるのは今日だけ。急げ急げ!



そこから3時間、ひたすら南に下る。


ちなみに車に長時間乗ってる間何をしてるのかというと、最初はお喋りで盛り上がり、そのうちラジオを聴く。

しかしアラスカの道は、ラジオも電話も電波が届かなくなる場所がたくさんあるので、ダウンロードしていたポットキャストを聴くようになる。
するとそこはすっかり日本の世界。
アラスカの大自然を見ながら、全然違う日本の話題に爆笑したりするわけだ。


その中でも、誰もがこれ面白いと言うのは、
「ジェーン・スー 相談は踊る」


車内でも、他人の相談についての解決策に論議が交わされ、白熱した話し合いになり、言いたい意見を言って皆すっきり。

これちょっとお勧め 笑。



7時半ごろ、予約してたB&B Cozy Cove Inに到着。


今まで泊まったホーマーのホテルの中で、一番綺麗!

特にBear Paw Studio Apartmentはお勧め。
ただし基本2泊以上から。今回は、お願いして1泊だけさせてもらいました。




家具も素敵!
窓から見える風景も素敵!!




ホテルでくつろぐ間も無く、レストランが閉まる前に、早くホーマースピットへ。


この前見付けた美味しいシーフードのレストランCaptain Patties Fish House



写真は、隣の席の人にも
「何頼んだの?」
と聞かれた、美味しいアぺタイザー「appetizer platter」
これとメインの「sea sampler(グリル)」を2人でシェアすれば、もうお腹いっぱい。

やっぱり素材が新鮮だと、焼いただけで美味しい!



「もうデザートは無理。」
とキャリーさんは言ってたけど、ウェイトレスがケーキをたくさんお皿に並べて持ってきたので、その中の気になるケーキを私がチョイス。



マンゴーとココナッツと何とかのケーキ。
甘さ控え目で美味しい!


もうお腹いっぱいのはずのキャリーさんも、「何これ?何これ?」とたくさん食べている。

デザートは別腹ね。




レストランを出て、ちょっとそこら辺をブラブラすると、海に日が沈んだ。

その日はちょうど、ペルセウス座流星群だった。
泊まったB&Bは、周りに遮るものが何もない山の上にあったので、満天の星空。
外に出れば、流れ星が次から次へ。きらりと落ちていった。

ホーマーの夜は、美しく輝き落ちる流星の夜だった。

アラスカツアーその4 氷河トレッキング



次はマタヌスカ氷河のトレッキング。



いつかこれをやってみたいと思いつつ、なかなか行く機会がなかったが、弟がやりたいというので3人分予約していた。
Mica Guides

弟は行かれなくなったので、キャリーさん(義妹 仮名)とムサシと3人で参加。




朝9時にアンカレッジを出発し、マタヌスカまで車を走らせる。
そこまでの道のりは崖みたいな山道が続いた。


景色は最高に綺麗だったが、本当に険しい道。
この道を自転車で行ったハルくん、ホントすごいわ。その体力に、改めて感心する。





2時間半の道のり。
早めに行ったので、マタヌスカ氷河の見えるレストラン ロング ライフル ロッジでランチを取った。
雰囲気あって、なかなか良い。





そして、すぐ近くのMicaに行き車を停めてると、1人の女性が話しかけてきた。

この人が今日のガイド、セージ。
ラッキーな事に、今日のツアーは3人だけ。好きなように案内すると言われる。




まずは事務所で書類を書き、隣のキャビンでトレッキングに必要な道具を揃える。


ここで自分のサイズのアイゼンとヘルメットを貸してもらった。




アイゼンをバックパックに入れ、バンに乗ってマタヌスカ氷河の入り口まで連れていってもらう。






ガタガタ道を越えて駐車場に到着すると、青く輝く氷河がそこに。


美し過ぎて眩しい!
気分が高まる~!!


先ずはトレッキングシューズのまま、セージを先頭に一列に歩く。



泥の上を歩いているように見えるが、もう氷河は始まっている。

泥は、シルトと呼ばれる粒子の細かい物。



あちこちにクレバスがあって危ないので、セージの歩いた所と同じ場所を踏めと指示が出る。



シルトの中にある氷。

「ブラックアイス」
とセージが言った。



黒く見える氷だが、セージがこれをピッケルで割ると、キラキラ透明の氷が出てきた。





途中でアイゼンを取り出し、装着。
アイゼン付けると滑らず歩きやすい!


嬉しくてどんどん進んでいくと、
ごーーーー。
という低い音が聞こえた。




氷河の動く音。
聞こえてくるのは、下の方から。
そして水があったクレバスから、泡が出てきた。


この音が聞こえるのは1週間に1、2回。しかもこんな気泡が出てくる事はなかなか見れないと言われ、喜ぶ。ラッキー。

でも、下から割れてくるんじゃないかと、ちょっと怖かった。





氷河のエネルギーを感じる音
と、セージが嬉しそうに言う。

この人、本当に氷河が好きみたい。


セージアッシャー。

名前もかっこいいこの人は、夏はここでガイドの仕事、9月から2月までは南極大陸で働いているというパワー溢れる女性だった。




南極は、アラスカが暖かく感じる程寒いらしい。まぁ、そりゃあそうだろう。

そしてTVもなくインターネットも超遅い、外の情報から軽く閉ざされたその基地には、1000人以上が働いてるという。




南極での生活なんて今まで考えた事もなかったから、全ての話にただただびっくり。


休みの時は、ヨーロッパじゅうを自転車で旅をしているという。

20代に見えるが、話しに出てきたそれまでの経歴とかを考えると、多分30代後半ぐらいだろう。



この人に結婚はとか子供はなどという質問は、愚問なんだろうな。



話していると、いいエネルギーをいっぱいもらえる。
またかっこいい大人に出会ってしまった!今年の夏は、すごくついてる。



氷河の硬さの違いを感じるため、ピッケルで叩いてみる。



氷河を食う女


ではなく、氷河から溶け出してる水を飲んでみてと言われ、飲んでるところ。
もちろんフィルターなし。
でもお腹は大丈夫。



ちょっと坂になってる所は、セージがピッケルで掘って階段を作ってくれる。



結構上まで登るみたい。


「毎日来てるけど、氷河は毎日姿を変える。」
とセージは言っていた。



あれは何?

と指差す方を見れば、山の上に氷河のアーチがあった。

こんなの昨日まではなかったと、驚くセージ。


すごいな。
自然があんな形を作るなんて。



「最高!私はここに住める。ここに家建てて住みたい。」
とセージが言うから、


「私だって、ここに住める。毎日氷河見て暮らしたい。」
と勢いで言ってしまったけど、ごめんなさい。嘘です。こんな氷の上には住めません。
氷河のハイキング、すごく幸せを感じた。
最高。

今までに行ったツアーの中で、一番好きかも。
やっぱ体験型が一番楽しい!


ガイドを入れなくてもマタヌスカ氷河は歩けるが、ガイドに説明してもらい安全な道を選んでもらった方が、ずっと楽しめると思う。

Mica Guides超お勧めです。


アラスカツアーはまだまだ続く。

アラスカツアーその3 氷河クルーズ



観光2日目は氷河クルーズ。
予約したのは、26グレイシャークルーズ。鉄道の旅もセットで予約出来る。




いつもなら勧めるだけ、連れていくだけの観光ツアー。
今回は幸か不幸か、弟のお陰で私も全て体験する事に。




まずは、紺と黄色のデザインがかっこいいアラスカ鉄道に乗ってウィティアまでの道のり。
アラスカ在住9年にして、これに乗るのは初めて。やった!



朝アンカレッジの駅で予約していた名前の変更をすると、ラッキーな事に席は2階の一番前だった。








窓から見える景色に改めて感動。
そして外にいる人がみんなこちらに手を振り、写真を撮っている。





そうだよな〜。
私もアラスカ鉄道が通ると、嬉しくて手を振ってるもんな。
中からはこう見えるのか。



2階の席は、思ったよりも揺れた。
次に乗る船よりも断然揺れてるので、車酔いしやすい人は、ガムか飴の用意を。




それでも、2階の方が眺めがすごくいい!
潮がひいてるターナゲンアームも、山に見える氷河も緑の中のムースも、全て絵葉書のような風景だった。







狭いトンネルを抜けると、そこはウィティア。

ウィティアの町は幻想的。
山の間にある港町だからか、大抵の日は霧が出てぼーっとしている。
そこがいい。



ビニールカバーで出来た駅を出て矢印の方に進むと、直ぐにボートに乗れるようになっていた。




あっという間に船は出航。
船が出るとすぐ、ランチが配られた。フィッシュフライを美味しく食べてると、走っていた船が急に止まった。
船長からのアナウンス。



「ラッキーです。前方にクジラが見えます。11時の方向にハンバック(ザトウクジラ)の尾が見えます。」







ランチを食べていた人達が一斉に立ち上がり、カメラを向ける。

遠く前方の水面にクジラの尾びれみたいな物が一瞬見え、海の中に沈んでいった。





「この船は、次にクジラが顔を出すまで、ここに停滞します。」
との放送。



次にクジラが上がってくるのに、20分かかる事もあるという。
そして、あの大きな身体でどれだけどこに動いてるか分からないので、探す場所も広範囲。

みんなカメラを構えて、色んな方向を見渡している。





これは油断出来ない!
おちおちランチも食べてられない。
なかなかの緊張感。

キャリーさん(義妹 仮名)も双眼鏡を構えて真剣。




そんな時間が15分くらい続いた。

その間、船長からのアナウンスが
「5時の方向を見て下さい。」
「2時の方を注意して。」
等と続々入り、その度にみんな船の中をカメラ持ってあっち行ったりこっち行ったり。



…みんな惑わされてる。
クジラの出現に、みんな翻弄されてる。(私も含む)






「ああ!遠くの3時の方向に尾びれが見えます!」
船長の声に、ザワつく船内。



クジラは遠くの方に上がった。

かなり移動していた。
遠過ぎた。
あんな所に!



ずっと待っていたのに見逃してしまった。

残念!
船内に残念な人、多数。





「もっとクジラの動向を観察したいけど、この船は遠くの氷河まで行かないといけないので先を急ぎます。」
船長からの放送が入り、船は動き出す。


残念ながらクジラは見逃したけど、ラッコはたくさんいた。

海の中に寝っ転がって、クルクル回ってる。
貝をお腹の上で叩いていて、かなり可愛い。
キャリーさんも喜んでいる。

アザラシも多数、氷の上にドテッと転がっていた。






氷河に接近してきたので、甲板に出てみた。
いいお天気で気持ちいい!




でも船の前の方に移動すると、すごい風に驚く。
寒い。


船が止まっている時は暖かいが、動いてる時は風がバンバン顔に当たり、寒い。

それでもいい場所で氷河の写真を撮りたいと、キャリーさんは頑張ってその場に耐えていた。



氷河に到着。
すごい迫力!












すごーーい綺麗!
キャリーさん、写真写真!




氷河をバックに写真を撮るが、どうもキャリーさんの表情が暗い。


どうした、キャリー?
何か、やつれてる??





キャリーさんは疲れていた。
船の前に陣取り、全身で強風を受け、疲れ過ぎていた。





氷河は綺麗だけど、いい表情の写真が撮れない。







これは危険。
船の甲板で強風を浴びると危険。
思った以上に、やつれます。





5時間の航海の後、船はウィティアの町に戻った。



町で一軒のアイスクリーム屋さんで、美味しいハックルベリーアイスクリームを食べた。
そこで働いてる可愛いお兄ちゃんが日本語で話しかけてきた。アラスカ大学で日本語を習ってるそう。
ウィティアには、夏の間だけ住んでバイトしてるらしい。

またアラスカ鉄道に乗ってアンカレッジまで。




アンカレッジのグレイシャー ブリューハウスで夕食。


カラマリとツナとピザを注文。
安定の美味しさ。

自家製クリームソーダも飲んでみた。日本にある緑色のクリームソーダではなく、見た目ビール。
でも甘い。




夕食終わってさて帰ろうかとしていた時、レストランが突然真っ暗に。
盛り上がる店内。

何だ何だ?
サプライズか?誰かの誕生日か?




真っ暗な店内。
危ないので電気がつくまで待っていようと思ったけど、一向に明るくならない。

停電でした。
こんな事初めて。
クレジットカードの支払い終わってて良かった。



暗い中そろそろと外に出てみると、外も薄暗い。
夜11時。レストランに入った時はまだ明るかったのに、日も暮れてしまった。
白夜も終わり、アラスカの夏も終わりに近いのか。


まだまだアラスカツアーは続きます。
プロフィール

Nami

Author:Nami

アラスカ在住。

アメリカ生活19年。(いつの間にか)
99年に島根県隠岐の島で知り合ったアメリカ人リーガンと結婚し、テキサス移住。
2006年に夫の思い付きでまさかのアラスカお引越し。
息子は2人。(ムサシ&アラシ)
アンカレッジの山の家に住んでます。

夏はアウトドアで遊び、冬はひたすらジムに通う。
現在は、釣りとズンバに夢中。


「心も身体も健康に。毎日ハッピー」が私のテーマ



*ズンバインストラクター
アンカレッジでズンバクラスをしてます。ぜひ参加して下さい!
初心者大歓迎。

ズンバクラスのページ






*西邨マユミ アラスカ支部マネージャー
アラスカでプチマクロお料理教室してます。お仕事の依頼は
AKiroiro@gmail.com
まで。







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AKiroiro@gmail.com



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