ボートを運ぶ旅 最終回


ドーソンのボートを引いてアンカレッジに着いたのは、日曜日の深夜の事。
その週の土曜日には、今度はボートをフェリーに乗せてコディアックに運ぶため、ホーマーまで行かなければいけない。



その前にお掃除お掃除。
写真は自宅前でプレッシャーウォッシャーを使って、ボートを洗うアラシ。





今度のホーマーは、5時間の道のりで一泊だけのキャンプだから簡単。
子供達も、
「なーんだ。5時間だけか。余裕。」
と笑っている。だんだんレベルが上がってくるな。




土曜日の朝に出発。
天気も良くて順調。ボートを引っ張ってるのも忘れる程。



結構カンタンにホーマーに着いた。
ボートをフェリー乗り場の駐車場に置く。
大きいお荷物がなくなって、楽チン!
ちょっとホーマー観光をしてから、今日のお宿へ。



お泊りは、ホーマーのビーチ。
父と息子で火を炊く準備。

フェリーは、翌朝の10時半に出発の予定。
8時半にはボートを乗せるためにフェリーポートに行かなければいけない。


フェリーにボートを乗せさえすれば、もうこの大荷物とはオサラバ。
やったー。早く楽になりたい!!







夜から雨が降ってきたが、テントの中でぐっすり眠れた。
翌朝、8時にリーガンがフェリーポートに様子を見に行く。




すぐに帰ってきたリーガン。
フェリーはタイドのせいで遅れていると言う。
アラスカは潮の満ち引きが激しいので、タイミングを外すと船が港に入ってこられなくなる。
1時にもう一度来いと言われたらしい。

そこに一緒に並んでいたトラックの運ちゃんの話によると、10時間の遅れとか。




10時間って…。
今夜アンカレッジに帰れるのか?
リーガン翌日仕事なのに。




取り合えず電話連絡する事にして、テントはそのままにし朝食を食べに出掛ける。
いつものようにナショナルパークビジターセンターも行き時間を潰してから、1時にフェリーポートに行った。




フェリーはまだ着いてなかった。
駐車場でボートを繋げ、待つ事2時間。
ついにフェリー到着!



しかし、そこからも長かった。
フェリーに乗せる車を順番に乗せていくんだけど、1台にかかる時間がすごく長い。ボートは最後に乗せると言われ、ずっとそこで待機。

日本の実家は島だからフェリーには慣れてるけど、こんなに時間はかからなかったよ。確かフェリーの後ろから車を入れて、前から出す。アラスカフェリーは、なんでこんなに時間がかかるんだ!

日本のフェリーの優秀さを、改めてここで知った。




フェリーポートで待つ事5時間。
ようやく私達の番に。

後ろにボートを繋げたミニバンでフェリーの中に入る。



入ってすぐブザーが鳴り、床が下に降りる。

「おおーー。」
急に動いて、思わず声が出る。
それは巨大エレベーターだった。
車とボートは、私達を乗せたまま下へと移動した。

下に着いてから、ぐるっと90度に回転。
フェリーの中の人に誘導されて、ボートを付けたままバック。







そして、そこでボートを離した。
バイバイ、ドーソンのセルボート!



ようやく任務終了。
ドーソンにメールすると、すごく感謝された。
「一生分の借りができた。」

よかった!私達の苦労を分かってくれた。


ホーマーを出発したフェリーは、翌日の朝3時半にコディアックに到着。
朝待ち構えていたドーソンは、船の中を綺麗にし、すでにドーソンのセルボートは
コディアックの港に入っている。




(ボートに乗ってるのは、ドーソンの友達)

ボート作戦大成功!

ボートを引いてアンカレッジまで



翌日は、ドーソンのボートを引っ張ってアンカレッジまで運ぶ日。
ボートは昨日あのまま、作業した山の中に置いてきた。



朝リーガンは、
「3時間くらいかかるから。」
と言って、1人でボートに向かった。やり残している作業があるらしい。
私と子供達はロッジでのんびりと、窓から見える雄大な景色を見ながら過ごしていた。




リーガンは本気でやろうとしているけど、私はあの、どデカいボートをアンカレッジまで車で運ぶのは、正直無理だと思っていた。いや、無理であって欲しいと半分願っていた。





だってこのサイズ。



これを引っ張って、1255キロの道のり。
しかもスムーズな道なんかじゃないよ。






走るのは、カナダのガタガタ道。


しかもあの、雪山も超えなきゃいけないし。










ムリムリムリムリ。
あの来た道を思い出しただけで、頭をブルブルと横に振りたくなる。
実はヘインズまで来る道で、車がトレーラーごとひっくり返っている事故現場を見たばかり。
怖過ぎる。

だいたい日本だったら、けん引の特別な免許がいるんじゃないの?素人じゃあ出来ないよね。





どうかどうか、車が横転しませんように。






11時くらいにリーガンが戻ってきた。
窓から見ると、ボートは後ろにない。ミニバンだけ。
よかった。やっぱり無理だったんだ。




ホッとしたのも束の間。リーガンは言った。
「ボートは町の広場に置いてきた。思ったよりもスムーズに引っ張れてる。さぁ行こう!」





…がっかり。
やっぱりアレを持って帰らなければいけない宿命なのね。

リーガンに、「出来ないと思ったら無理しないで引き返して、ボートはここに置いて帰る事」と、固く固く約束させてから、出発した。





広場でボートをミニバンに繋げ、引っ張って行く。
思ったよりも普通に走れているが、リーガンは半端ない集中力を必要としているのだろう。


「万が一車が倒れたら、ここにしっかり掴まって。」
説明するリーガン。いつもより真剣な声。
家族みんなで、緊急時の練習をした。







なんで、こんな命がけ。
ドーソン、信じれん。




国境越えも難なく済み、雪山突入。




ひゃあ〜。
怖いって。こんな所で事故っても、誰も助けに来てくれないよ。




その日の朝、私はロッジでブログを更新していた。ヘインズへの道の記事。
早くも、それを読んだ日本の母からメールがきていた。



心配性の母からのメールは、
「熊のいる所でキャンプしていると思うと、心配で眠れない。」
と書いてあった。

悪いけど、それ見て思わず笑ってしまった。





今の状況。
もう熊なんか怖くないって。
熊なんか。

熊よりもずっと怖い交通事故。







なんとか雪山を超えた。



リーガンは後ろの車に迷惑がかからないように、広い道を見付けてなるべく追い越させる。みんな追い越す時に笑って振り返って私達を見るのが、不思議だった。



不思議じゃないか。
ミニバンでこんな大きなボート。誰が引っ張ってるのって、みんな気になるよね。




その日は夜中の12時まで走った。
リーガンは、その夜キャンプしようとしていたのを、私が絶対ホテルと言い張った。
これ以上ドーソンのお金を使うのが悪いからと、リーガン。



そんな。
ドーソンのために、こんなにみんな命がけなのに…。





この大きなボート、停められる所も限られてるし、明日も続く集中力のためにしっかり寝ないといけないし。

私が許す。ドーソンのクレジットカードでホテルへゴー!





翌日も走る走る。
いいお天気で気持ちがいい。
多少、この緊張感にも慣れてきた。



途中Tokという町の、ティピーが立ってるロッジに停車する。




リーガンは、ここを通る度に、寄ってみたかったらしい。



お店とか見に行ったら、ここのオーナーに驚かれた。
驚かれたのはボートが大きかったからではなく、ここに人が立ち寄ったという事に。



昔は栄えていたが、今は来る人が滅多にいないと言うオーナー。




お土産やもあり、レストランもあり、家族経営のロッジだった。



オーナーが超フレンドリーな人。何も買ってない私達に、建物の中を全部見せてくれて、コーヒーはどうだと勧める。

釣りのガイドもしてくれて、アンカレッジの空港まで送迎くれるそう。本当の田舎のアラスカを体験したい方はこちらへ。

Gakona Lodge & Trading Post




その後も、ボートを引いてミニバンは走る。

リーガンの力技で細いくねくね山道も通過。リーガンだから出来た。誰にもお勧めしないよ、こんな荒技。






アンカレッジに着いたのは、夜の11時過ぎだった。事故なく到着。本当によかった!





実は、ボートの話はここで終わりではない。
今度はこれを、ホーマーまで運んでフェリーに乗せなければいけない。

ボートを運ぶ話、まだまだ続く。

ヘインズ観光プチ情報



(写真はハンマーミュージアムの前にて。ここも行くはずだったが、ボート作業のため行けず。)

ボートをアンカレッジまで運ぶ話はちょっと置いといて、私が見たヘインズのプチ観光情報を。


因みに、旅行に行く時はいつもトリップアドバイザーの口コミを見て、食べる所やホテルを探す。今回もここを参考にさせてもらった。




ヘインズに到着後、ちょっとダウンタウンの方を散策した。

ヘインズは人口2500人の小さな町なんだけど、とにかくその日はブリューフェスタの為に、町は酒で浮かれている人達で溢れていた。

ホテルもいっぱいで、予約が取れない。空いてたのは、翌日のロッジ一軒だけだった。



マッシュルームがテーマ(?)のお土産屋さんに入ってみると、そこで日本のマッシュルーム発見!




こ、これは…。
キノコの山やじゃないか。
なぜ、こんな所に?

もちろん、即お買い上げ。
ヘインズで一番最初に食べた物は、キノコの山だった。



夕食は、歩いていて見付けたライトハウスというレストランで。
店の人、フレンドリー。でもお客が多すぎて焦っていた。
待たされたが、味はまーまー美味しかった。


そこにいた団体客をじっと見るリーガン。
そして、あのおじさんはゴールドラッシュの出演者に間違いないと言う。


ゴールドラッシュとは、ディスカバリーチャンネルでやってるリアリティー番組の事。アラスカの荒野で、一攫千金を狙って金を探す男達の話だ。
私は見てないが、リーガンとムサシは毎週楽しみにして見ている。

様子を伺っていると、どうもその20人程の団体は、ゴールドラッシュの撮影隊らしかった。
ここら辺で撮ってるのか?





食事が終わって帰る前に、
「ちょっと声をかけてくる。写真は撮らなくていい。」
とリーガンは言った。


が、声をかけると喜んでくれて、一緒に飲もうとまで言われた。それを丁重にお断りして、記念撮影。






翌日泊まったのが、 ベアロッジというB&B。ここが最高によかった!

他のホテルよりちょっとだけ高めだが(1泊$150)、ここはお勧め。眺めもとてもいい。











↑因みに3番目の写真の、手前の白いのはジャグジー。水着で入って下さい。


ここで、ヘインズを3ヶ月間ホテル暮らししてるカップルに出会ったが、それまで泊まり歩いた6軒のホテルの中で一番いいと言っていた。


その人からのヘインズ情報。
ヘインズは、雨の多い場所。だいたい雨が降っているが、みんなそれにも関わらずにハイキングに行っているそうだ。


そして、ブラウンベアの事にも聞いてみた。
熊は普通にいるけど、近くの川で鮭を取って食べるのでお腹は空いておらず、人間は滅多に襲われない。

が、一度レストランで働いていた人が南の方でキャンプをして、食べ物の匂いがしてるから熊に襲われたらしい。それからはそこでのキャンプは禁止されている。

このベアロッジがある場所が、熊が住んでいる地域らしい。
どうりで、毎日ここの近所でグリズリーを見るわけだ。



翌日の夕食は、 バンブールームで。
ここのフィッシュ&チップスがどこよりも美味しいと書いてあったが、確かに美味しかった。店はとてもカジュアル。



さて、次回はボートの話し。


それにしてもデカい。




信じれん、ドーソン。

ドーソンのボート



(写真は、ボートの前に飾ってあったムースの木。どう見てもムースの顔。)


遥々アンカレッジから1200キロ以上も走ってヘインズまで来たのは、義弟ドーソンのセイルボートを取りに来たわけで、翌日にそのボートを見に行った。





ドーソンの話しに寄れば、ボートの売り主はヘインズに住んでいなくて他の州に引越しているそうだ。

既に支払いは終わっていて手続きも済んでいるので、あとはボートを引き取るだけ。
ボートは、売り主のキャビンの前に置いてあると言う。





売り主の友達がボートの引き取りを手伝ってくれるという事で、取り合えず電話してみた。

友達デリックは、ヘインズから30分程離れたところに住んでいるらしい。(後にそこが、昨夜のキャンプ地モスキートレイクと判明。)





「ボートのマストを倒して、仕舞う作業をしなくてはいけない。そのために、先ずは車で引っ張ってボートを広い空き地に移動する。」

言ってる意味がイマイチ分からないが、とにかく了解。



デリックは、今からそこに行くまでに1時間くらいかかると言った。私達はすでに近くまで来てるので、先にボートを見に行く事にした。






ボートの場所は、「カリブーストリートを入って4マイルの所(仮)にある。」というような説明で、具体的な住所は聞いていない。
「左側にあるから、すぐ分かる。」
との事。

細い山道を、左側を見ながらどんどん登って行く。







すると、しばらくしてそびえ立つボート発見!

ドーソンのヨットって、まさか、これの事じゃないでしょうね!?






うそ、でしょ?
嘘だと言ってくれ----!


デカいよ、すごく。

これをアンカレッジまで車で引っ張っていけと言うのか?










おまけに、ボートの下のトレーラーは、パンクしていた。
けん引するうちの車は、頑丈なトラックとかではない。マツダのミニバン。



「ムリムリ」
「不可能」
「出来るわけがない」
頭の中に、ネガティブな言葉が浮かんできた。ネガティブな言葉しか浮かんでこない。







リーガンも絶句。
「いや、まだこれがそのボートと決まったわけじゃないし。」
と、ブツブツ呟いている。




リーガン、残念ながらこのボートだよ。
ドーソンの言ってたようにユニコーンと書いてあるよ。
ドーソンのユニコーン号、これに間違いない。





マジか、ドーソン。
信じれん。







取り合えずリーガンは、トレーラーのパンクの修理から始めた。
町に行って必要な道具を買い、雨の中を作業。
そうしているうちに、デリックとその友人も来て、3人でパンク修理をする。




タイヤは直った。
この時点で既に2時間かかっている。
本当は今日は、ボートの様子をちょっと見に行ってからヘインズ観光の予定だった。そのために1日早くやって来たのだ。

ドーソンには、ボートは「もう引き取ればいいだけの状態」と聞いていた。
予定大幅に変更。




ドーソン、ホント信じれん!






次に、ボートを50m先の空き地に動かせとの指示が出た。
マストが立ったままの背の高いこのボートを、ミニバンで引っ張る。




ミシミシミシと言って、ボートは動いた。



ぎゃーーー。怖いよぉ。

ミニバンに乗っていた私は車にギュッとつかまり、恐る恐る後ろのデカいボートを見る。
ボートは、ミニバンの3倍くらいのサイズだよ。よく動いたわ。





空き地に着くと、デリックとその友人は着々と働く。

2人ともそれぞれボートを持っているらしい。




デリックがおもむろにロープを自分の身体に巻き付け、するすると隣の高い木に登り始めた。

一体何が始まるのだ?





デリックは、ロープをボートに渡す。
マストを安全に倒していくための作業らしい。
そうか。だから広い場所で高い木が必要だったんだ。





写真では見えにくいかもしれないが、一番右下にデリックがいて、ロープを引っ張っている。


大仕事じゃん…。



ヨットを持つという事は、 本当に大変な事なのね。
先ず木に登れないといけないし。







マストを倒してからも、仕事はまだまだ続く。

後ろからトラックで引っ張って、ボートの位置を直す。




ムサシもボートに乗ってお手伝い。
まだまだ続く作業。

雨の中、ボート仕事は6時間にも及んだ。




小さな田舎の町、ヘインズ。
みんながみんなを知っている所らしい。

デリックに道ゆく人達が手伝うよと次々に声をかけていく。
それを冗談で返す、デリック達。



犬を散歩していたおじさんに言われた。

「まさか、このベイビーカーで引っ張る訳じゃないだろうな?」







おじさん、その、まさかなんです。
しかもアンカレッジまで1255キロ。
出来ると思いますか?


逆に問う、私。
おじさん、絶句。










おじさん、気持ちは分かるよ。
私もムリと思う。

でも今までの経験上、リーガンやドーソンは一般的に不可能の事も、可能にしてきたんだよ。
だからひょっとしたら出来るかもしれない。



どうかどうか、車が横転する事なく、無事に帰れますように。




メルモ家のアドベンチャーはまだまだ続く。

ヘインズへの道 その2



翌朝、出発。
カナダの国境を難なく越えてどんどん走る。


カナダに入って、すぐ違いに気が付く事がある。
それはガタガタ道と、お店の前にあるマネキン人形。



カナダ人はマネキン好き?色んな姿のマネキンが外に飾られている。


薪を割るマネキン。キャンプするマネキン。座ってるマネキン。
あちらにもこちらにも、マネキンが。
それも今時のマネキンではなく、田舎の洋品店に飾られているような薄汚れた古い人形だ。




何故ここに置いてるの?
とても怖いよ。






上の写真はヘインズジャンクションの「FROSTY FREEZE」というレストランにて。
ここのハンバーガーとアイスクリームが美味しいので、毎回ここに立ち寄る。
この景色を眺めながらのランチ。さらに美味しい!





車は出発。
ヘインズに向けて走ると、白鳥の湖に出た。


白鳥がたくさん集まってる。
そして2羽が頭を寄せ合って、絵に描いたようなハート型を作っていた。
すごい!
(走ってる車からで、その瞬間をうまく写真が撮れなかったが。)




さらにどんどん山道を登っていく。
上の方に行くと、湖もまだ凍っている。
見るだけで寒い。






って言うか、湖だけじゃない。


山の上はまだ冬だった。
雲の上で視界も悪い。


怖いよ、ここ。
早く夏に戻りたい…。




山を超え、ようやく冬が終わった。
そこからまた国境を越え、アラスカに入る。
その日の夕方にヘインズに到着。





じゃーん!ヘインズ。素晴らしい。




初めて来た町。
しかし、何か見覚えがあるぞ。
何か懐かしい。




分かった!
これは日本の実家、隠岐の島にそっくりな景色だ。


ここまで広大ではないが、隠岐を大きくした感じだ。
リーガンも子供達も同じ意見。





海岸で遊び、滝を見てボールドイーグルを見て、また車に乗る。


明日泊まるB&Bの前を通りかかったら、大きなブラウンベア発見!耳にタグを付けていた。

B&Bの名前は、ベアロッジという。ベアロッジの前に、ごく自然にいるグリズリーベア。
ホテルのペットとか?



その時の写真は撮れなかったが、翌日その近くで見たブラウンベア。



黒熊はそうでもないが、ブラウンベアは危ないと思っていた。
こんなにグリズリーが町の近くに出て、ヘインズの人は平気なの?子供は外で遊べるの⁇



もしかしたら、アンカレッジのムースと同じ感覚なのかもしれない。
アンカレッジにムースは頻繁に出没するが、気を付けて行動すれば攻撃される事は滅多にない。



しばらくダウンタウンの方で遊び夕食を食べて、寝床を探す。
その週末はたまたまブリューフェスタ(ビールのお祭り)をやっていて、町は酔っ払いの若者たちで溢れていた。

ホテルはどこも満室。
町中のキャンプ場には、テントが隣との隙間がないぐらい、テントだらけ。酔っ払いが音楽をかけ、外で騒いでいた。
しかも有料。
ちょっとここでキャンプする気にはなれない。
他を探そう。




観光案内所に置いてあったタウンペーパーを見て、一つ気になるキャンプ場を見付けた。
周りのキャンプ場が全て有料なのに、そこだけは無料のキャンプ場。



その名前は、モスキートレイクキャンプ場。




昨夜蚊の多い所でキャンプした者としては、行くのに勇気がいる名前だ。

モスキートレイク。
蚊がうじゃうじゃいるキャンプ場か?
だからタダなのか?
怖過ぎる。




しかし行ってみると、そこは素晴らしい所だった。


蚊はいない。人もいない。
熊も、今のところは見えない。


たらの芽もどき(デビルズクラブ)がこんなにたくさん!
ヘインズの日本人は採って食べないの?


夜にパークレンジャーが見回りに来た。
フレンドリーなパークレンジャー。
最初の言葉は、

「どうやってここを見付けたんだ?」



やっぱり、誰も来ないキャンプ場なのね。
名前が怖過ぎるからだよ!



その夜もぐっすり眠れた。
プロフィール

Nami

Author:Nami

アラスカ在住。

アメリカ生活19年。(いつの間にか)
99年に島根県隠岐の島で知り合ったアメリカ人リーガンと結婚し、テキサス移住。
2006年に夫の思い付きでまさかのアラスカお引越し。
息子は2人。(ムサシ&アラシ)
アンカレッジの山の家に住んでます。

夏はアウトドアで遊び、冬はひたすらジムに通う。
現在は、釣りとズンバに夢中。


「心も身体も健康に。毎日ハッピー」が私のテーマ



*ズンバインストラクター
アンカレッジでズンバクラスをしてます。ぜひ参加して下さい!
初心者大歓迎。

ズンバのページ






*西邨マユミ アラスカ支部マネージャー
アラスカでプチマクロお料理教室してます。お仕事の依頼は
AKiroiro@gmail.com
まで。







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AKiroiro@gmail.com



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