独立記念日キャンプ その3



3日目の朝、Qくんとぐっさんは早く起きてファイヤー作りに取り組んでいた。
昨夜2人でテントの中で相談して、「先に起きて火をおこし、リーガンをびっくりさせよう」という計画だったらしい。



しかし、計画は思い通りには進まなかった。昨夜の雨で濡れていた木や枝で、火を焚くのは困難。

そんな事とは知らないリーガン。
乾いた木の枝を取ってきて、朝食に使う火をさっさと作ってしまった。


Qくんぐっさん、残念。でもナイス トライ!





ところで泊まった所は、かなりすごい所だった。

銅を運ぶために100年前に使われていた木造線路。これが途中で崩れ落ちてるし。





この下は、落ちた線路がずっと先まで続いてた。






このまま残っているとは。
こんな光景、なかなか見られないよ。





その日の朝はいいお天気だったせいか、昨日みたいなドロドロした怖い雰囲気はなく、快適だった。
車を停めて線路の写真を撮りにくる人多数。

キャンプ地で人を見るのが嫌いなリーガンなので、用意してさっさと次の目的地へ移る。




またガタガタ道をずっと走った先の目的地は、歴史的鉱山の町ケニコット。



途中から一般の車は通行止めなので、シャトルバス($10)に揺られていく。



ここから、銅精練所を見るツアーに入った。

1人$25するし英語の説明だし、もったいないかなと思ったけど、払って正解。銅精練所の中まで見られるツアーだった。


ちなみに修復工事のため、後2日で1年間はツアー中止らしい。



ガイドのお兄さん話が長い!
ケニコットや隣町のマッカーシーの歴史を語りながら歩く。


このガイドのお兄さん、ツアーなくなった後1年間何するのかな。



ここが精練所。
ここに上から入るために、まずは結構急な山道を歩かされた。



そしてガイドが建物の鍵を開け、ヘルメット被って中に入る。



おお~!
なかなか興奮する!!



景色も素晴らしい。




中の様子は、暗くておどろおどろしい。

こんな所に半分騙されて連れてこられて、過酷な労働をしなければいけなかった人達がいたんだ。


なかなか興味深い場所だった。



今年の独立記念日キャンプ、計画からだいぶん変更があったけど、楽しく過ごせた。

ぐっさん夫婦、キャンプ初心者と聞いていたけど、準備も早いし笑顔でテキパキと仕事を見付けて働くし、なかなかアウトドアレベルが高し。それに、やっぱり日本人!色んなところに気が利く~。

Qくんもムサシもアラシも頑張って働いて遊んで、みんながキャンプでイキイキしていてた。

気の合う仲間と素晴らしい自然の中に行くアラスカキャンプ、最高。

独立記念日キャンプ その2



次の朝、テントの中でうとうとしていると、外でリーガンが誰かと話している声が聞こえてきた。



声の主は、近くのキャビンに泊まっていた人だった。
私達がキャビンの空きを待っているのかと思って、声をかけてくれたようだ。

その人の情報によると、すぐ近くにトレイルがあるらしい。簡単に登れて景色もいいと言っていた。




起きて火をおこし、朝食の準備をする。
朝食は、トルティーヤにソーセージとスクランブルエッグを巻いて焼いたもの。美味しい!

今回のキャンプも、料理長はリーガン。
何が出てくるか毎回楽しみ。



ご飯を食べながら、みんなでこれからの行動についての相談する。
道が進めない今、予定は白紙になってしまった。さて、どうしようか?





話し合いの結果、朝の女性が言っていたトレイルに登ってからビジターセンターに行き情報を集め、ケニコットの方まで足を延ばしてみようという事になった。





ランチのチキンサラダサンドイッチをバックパックに詰め、(私以外)みんなハイキングブーツを履いて出発!




曇っていて暑くも寒くもなく、ハイキングしやすい気候。

これで蚊がいなければ爽快なのだが、基本大きな蚊が多い。口や目に入ってくるほど、めちゃくちゃ多い場所もある。

道は所々ぬかるんでいて、運動靴の私には危険。



「ウェット注意報!」
「虫注意報!」
前を行くぐっさん夫婦が警告を出してくれた。
これは助かる。
水たまりや虫を避けながら進む。




途中疲れたら、こんな所で休憩。


緑眩しい。
私達以外、そこにいるのは蚊のみ。
でも他の動物の形跡は、あちらこちらにあった。



「ほら見てーー!」
Qくんが嬉しそうに持ってきた物。




それはカリブーのウンチ。
Qくん、平気で素手で触る。

ママにお土産にすると、ムースのウンチもジップロックにいれていた。それブンたさん、喜ぶかどうか…。





途中で川を見付け、飲み水確保!
フィルターに通して水筒に入れる。
山の水は、冷たくてホントに美味しい。





一応、頂上らしき所に到着。
それ以上トレイルがなかったので、ハイキングはそこがゴールで折り返し。

上の方は、地面がスポンジのようにふわふわしていた。
軽めのハイキング終了。楽しかった。






そこからキャンプ地に戻り、テントを片付ける。ビジターセンターが閉まる前に、急げ急げ。


ビジターセンターに、夕方の4時ごろに入った。
パークレンジャーの情報によると、今年は雪が多かったのでどこのトレイルも道がぬかるんでいるそうだ。
そしてあの道が遮断されたのは、最近の事らしい。


ケニコットの情報も入手。ここから車で6時間かかると言われた。
途中どこかでキャンプ地を探す事にして、道を急いだ。





雨が降っている場所を抜け、砂利道を2時間くらい走り、夜の8時半に今夜のキャンプ地を発見!



ジャーン!
こんなすごい所。
100年前に作られた木造線路の下。




ここには誰もいなかったけれど、こんな写真が飾られていた。



「エルム街の悪夢」のフレディ。

ぎゃー。怖過ぎる!!



これを見たせいで、その夜はめちゃめちゃ怖かった。
空もどんよりと曇っていたし、今にもフレディかジェイソンが森の中から出てきそうな雰囲気。

熊よりも、殺人鬼が怖い!!
(野の)トイレに行くにも、キョロキョロ見渡す。
どうかどうか、後ろからフレディが襲ってきませんように。



その日の夕食は簡単なマウンテンハウス。
でもリーガンがデザートを作ってくれた。


ピーチコブラー。
クリームどっさりかけて食べる。



フレディが出ない事を祈りながら、テントで就寝。

独立記念日キャンプ その1



毎年、独立記念日がある週にキャンプに出かける事が恒例となっている。
今年のキャンプ計画はこれだ。


「7人で行くランゲル・セントエライアス国立公園2泊3日キャンプ」





場所はアンカレッジから北東にずっと行ったカナダの手前にあるナショナルパーク。
3年前にもここに来てキャンプしたのだが、とても綺麗で人も少なくてよかったのでまたここに行こうと決めた。
※3年前の記録 「ナベスナキャンプ その1」「ナベスナキャンプ その2」


一緒に行ったメンバーは、うちの家族とchanatsu&ぐっさん夫婦、そしてブンたさんちの兄ちゃんQくん。


ぐっさん夫婦はキャンプ初心者。
去年アンカレッジに引っ越してきた時からキャンプに連れて行ってと頼まれていた。





いいよー。その代わりキャンプに連れて行ける条件は一つ。



文句を言わない。





ぐっさん夫婦はアウトドアショップに通い詰め、新品のかっこいいキャンプ用品を続々と揃えてこの日を迎えたのだった。





最初の予定では、当日朝6時出発だったのがうちの準備が間に合わず、昼の12時半頃ようやく出発。
ぐっさん夫婦は「文句を言わない」という条件を、最初から試される事となった。







お昼ご飯も食べずにひたすらに走る。
私はぐっさん夫婦の車(日本語チーム)に乗せてもらっていたのだが、車の中で重大なミスをしていた事に気付き、唖然としてしまった。









ハイキングブーツ忘れた!!




がーーん。なんという事だ。
準備中にガレージに置いたまま、違う靴を履いて持ってこなかったよ。
それも履いてる靴は、ムサシのために買った運動靴。ムサシが一度も履かないままサイズが合わなくなったので、私が履いている。ちなみに私には大き過ぎる。

あれ程chanatsuさんやブンたさんに「ハイキングブーツは必要」と言い、新しく買わせた張本人が忘れるとは。
しょうがない。これであの山を登るしかないな。これはチャレンジ。


少々ブルーになるが、周りの景色を見て気分を取り戻す。
町を少し外れると、アラスカはどこも大自然が広がっている。
素晴らしい景色。こんなに運転しなくても、どこでキャンプしてもいいくらい。


それでも前に行くリーガン号は、休憩もせずにひたすら走る。
どんどん走る。
ランゲル・エライアス国立公園の入り口に着いたのは、6時過ぎくらいだった。

国立公園のビジターセンターは、時間が少し過ぎていたため閉まっていた。
しょうがないので、そのまま通り過ぎキャンプ地を目指す。



今日のキャンプ地は、山に登る手前の川の近くを予定していた。
ガタガタ道をスピードも落とさず、どんどん進むマツダのミニバンリーガン号。後ろを行くぐっさん号は、虫にぶつかり鳥をよけ、ガタガタ道に苦戦していた。

うちの10年乗ってるオンボロミニバンに比べ、ぐっさんのピカピカジープ。買ったばかりのように綺麗で、ムサシがびっくりしていた。この車は街乗りにはもったいない。四駆の実力を試す時が来た!

すると突然、リーガン号が止まった。



なんと、目の前に川。
道に水が溢れて遮断されていた。





うおーー!すごい水流。
この先、進めないよ。


子供達は喜んで、水に石を投げて遊ぶ。
考え込む大人達。


がーん。
なんで、道が壊れてるの!
予定を大幅に変更しなければ…。
明日予定の山にも登れないな。



しょうがない、プランB。
もと来た道を走り、今夜キャンプ出来そうな所を探す。




前にキャンプした所に行ってみたが、そこはすっかり代わって、キャンプ場というよりも駐車場みたいになっていた。しかも人が多い。
そしてすごい蚊。蚊が黒い塊となって飛んでくる。



「ここではうちのキャンプは出来ない。」
と寂しそうに言うリーガン。

分かった、リーダーの言葉にみんな従うから。リーガンを励まし、他の所を探しに行く。
次にリーガンが見付けたのは、広場みたいな所だった。



うーん。イマイチ。
どうしようと考えていた時、
「この近くに小川があった。」
とぐっさんが発言。

ぐっさんについて行ってみると、小川近くによさげなキャンプ地があった。
しかも、今まで見た中では蚊が少ない方。


でかした、ぐっさん!



「パワーポイント10点もらえる?」
と言うぐっさん。

パワーポイントか…。懐かしい。
ぐっさん、よく私のブログを勉強してるな。





先ずは火を起こし、夕食の準備をする。みんなお腹が空いている。
役割分担。子供達は枝を探しに行き、ムサシは松脂をとりに行った。ボーイスカウトで習ったらしい。

ぐっさんがスイカを小川で冷やす。日本の夏っぽくていいね。





夕食のメニューはハンバーガー。美味しい!


デザートはもちろんマシュマロ焼き。
誰が一番上手に焼けるか、競争。




そして次に寝床の確保。
テントは偶然、同じテントを同じ店で購入。

疲れていたので、夜はぐっすり眠れた。




キャンプ速報



週末に、大人4人子供3人で2泊3日のキャンプに行ってきました。
場所は、ランゲル・セントエライアス国立公園。

今回もハプニング続出!
かなり楽しいキャンプでした。

まだ疲れと汚れが取れてないので、とりあえずの写真をアップ。


キャンプ地に見付けたのは、100年前の木造線路が崩れて落ちたままの、不思議な場所だった。























詳しくは、後日。
プロフィール

Nami

Author:Nami

アラスカ在住。

アメリカ生活19年。(いつの間にか)
99年に島根県隠岐の島で知り合ったアメリカ人リーガンと結婚し、テキサス移住。
2006年に夫の思い付きでまさかのアラスカお引越し。
息子は2人。(ムサシ&アラシ)
アンカレッジの山の家に住んでます。

夏はアウトドアで遊び、冬はひたすらジムに通う。
現在は、釣りとズンバに夢中。


「心も身体も健康に。毎日ハッピー」が私のテーマ



*ズンバインストラクター
アンカレッジでズンバクラスをしてます。ぜひ参加して下さい!
初心者大歓迎。

ズンバクラスのページ






*西邨マユミ アラスカ支部マネージャー
アラスカでプチマクロお料理教室してます。お仕事の依頼は
AKiroiro@gmail.com
まで。







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