今年のディップネット


今年の夏は、本当に忙しい。
次から次へと遊びの予定。


しかしどんなに忙しくても、これだけは生活のために外せない、キーナイ河口のディップネットに今年も行ってきた。





今年はその多忙のため、行ける日は一日のみだった。一日で確実に、今年1年分の鮭を確保しなければいけない。


その翌週ホーマー方面に知り合いを車で連れて行く予定のある私は、運転の練習も兼ねて車2台でキーナイヘ。





朝の3時に家を出て、6時半ごろ到着。
海岸に荷物を降ろして、リーガンはその近くでもう一つのネットを買いに行ってしまった。
残された私と子供達で海岸にテントを張り、ディップネットの準備。




ウェイダーを身に付け、水の中に入る。
心配したお天気も晴れている。
が、今までになく波が高い。



がつんがつん体当たりしてくる波に倒れそうになりながら、巨大な網を担ぐ。
かなり大変。





…これは。
ぶつかり稽古か?




ヨガの先生の友達の言葉を思い出し、心を無にして波と戦った。
やはりディップネットは甘くない。
戦いだ。戦場だ。




リーガンが来るまでに、私とムサシで1匹づつの鮭をゲット!
交代し、テントの中で休憩してからまた戦いに挑む。




結局その日は、トータル15匹の鮭をとった。
そのうち私が3匹、ムサシは4匹。あとはリーガンが頑張った。




今年は少なめだけど、ディップネット終了。
一年で大切に食べよう。

鮭のディップネット



1ヶ月も前の事だが、今年も鮭のディップネットに行ってきた。



鮭が一番入ってくると言われている週末に毎年泊りがけで行ってるが、今年はリーガンの仕事が入ってしまったので、やっと休みの取れた1日だけに勝負をかけた。





鮭を捕る網は、こんなにも大きい。
人が中に入れる程。これを車でこの浜辺に持ってくるだけで一苦労。




このディップネットを持って水の中で鮭をひたすら待つ。ぐわーんと手応えがあり鮭が網に入ったら、すかさず鮭を逃がさないよう、網を引きずり浜辺に走る。




ディップネットは過酷だ。
リクレーションではなく、1年の食料を得るための漁。
みんな汗だく、砂だらけ、魚臭くなりながら漁をするもの。





…と思っていたが、現場でオシャレな山ガールを発見してびっくり!
なんと友達だった。


しかも鮭を洗っていたバケツは、可愛いマイケルズのパステル色バケツ。



あの戦場と化した夜のディップネット場で、自分の信念を曲げずオシャレな漁を貫いた彼女。(誰とは言わないが、Nさん!貴女よ!!)きっとあの格好では、普通の人より大変な作業を経験したに違いない。
ある意味、尊敬。







朝から喜んで水の中に入っていたものの、昼間は少なく、私リーガン、ムサシ合わせて12匹。
1日でリミット55匹目指しているので、まだまだ足りない。




防水のウェイダーを着ていると言えども、冷たい水の中は体力を消耗する。

テントの中で、鮭が来るまで一眠り。
リーガンとムサシは、水の中にずっと入っていたが、リーガンが寒すぎてダウン。震えながらテントに入ってきた。ムサシも休憩。






もう私しか食料を確保する人がいないのねと、覚悟を持って海に入る準備をした。




水に入り、しばらくすると鮭フィーバー到来!!


鮭がどんどん入ってくる。
ぐわーんときて鮭を浜辺に運び、また戻るとすぐ入る。周りの人達もみんな大興奮!歓声をあげて、浜辺に走る。


リーガンも海に戻ってきて、休む暇なく鮭を捕る。


鮭フィーバーは3時間も続き、53匹ゲット出来た。





これで1年間食べらる。友達や親戚にもお裾分けできる。
ディップネット大成功!

鮭獲り



まだ旅の疲れも取れてないし家も片付いてないんだけど、キーナイ川にサーモンがたくさん上がってると聞いて、鮭獲りに行ってきた。

週末はすごく混むだろうから、木曜日の夜にキャンプの用意をして出発。






夜中の1時に到着して、海岸にテントを張る。浜辺は、フィッシュキャンプする人達で賑わっていた。


それにしても、外でウクレレ弾いて歌いながら踊っているサモア人。そのテンションはいったい何なのだ?
みんな寝ている真夜中2時だというのに。



翌朝。
まだ疲れて寝ている家族をテントに残し、さっさとウェイダーを装着して海に入る私。




漁法はディップネット。
地元の人だけに許可されている漁で、この馬鹿デカイ網で、川に上ってくる鮭をすくう。

うちの網は、アラスカ生活の先生くまさんの教えにより、ある名人に注文した物だ。
そして去年は日本帰国のため鮭獲りをしてなかった私は、おさらいのためにディップネッティングのページを再読してきた。





海に入って周りと同様、網にかかる鮭を待つ。網は重いので、海の中で同じ姿勢を保つのも大変。
まだ人が少ないので、隣の人と笑って会話出来るくらい余裕だ。
これが混んでくると列の中に入る事も出来なくなるし、人の気は立ってくるしで戦場化してしまう。





今年は特に、日本の家族に安全なたんぱく質源を持って帰るためにも、たくさんの鮭を獲らなければ。
4人家族のうちのリミットは55匹。

よし、目指すは55匹!
気合い充分!!







しばらくして、ビクンと懐かしい手応えを感じた。
無言で網を引きずり、浜辺に引き上げる。

最初にディップネットをした時は、一つ一つの動作に大騒ぎしたのに、今は無言。すっかり慣れてしまったもんだ。




紅鮭ゲット!

2匹捕まえたところで、テントの中の家族を呼ぶ。


鮭は浜辺でリーガンがフィレに切って、クーラーに詰める。



鮭は、早く内臓を取り出した方が新鮮を保たれるので、たくさんの人が浜辺で捌いている。
いつもは好きではないイクラをその場に捨てていたが(洗うのが大変。そこまで手が回らない。)、今年は友達が欲しいと言うので、それもジップロックに入れてお持ち帰り。




その後、リーガンも海に入り、たくさん獲った。
リーガンの網の方が長いし背も高いので、鮭がかかる確率も高い。



結局その日の成果は私が11匹、ムサシ2匹、リーガンが26匹の合計39匹だった。



「キャンプして、翌日にリミットまで頑張ろうか?」
とリーガンに言われたけど、私はもうそこで力尽きた。


鮭、もう充分だからとリーガンを説得し、朝の5時に帰宅。







帰ってから鮭を真空パックにしたりスモークにしたりで、また大忙し。

今年のうちのサーモンフィッシング無事終了。

もっと鮭写真


金曜の夜からまた行ったディップネット。
今度はキーナイ川河口へ。

写真はムサシが初めて獲った鮭。



自分で獲った鮭を持って。



獲った鮭の一部。
今年は大漁。
大満足!

勝負の鮭獲り


とうとう7月に入った。

勝負の月だ。




何の勝負かって?

それは鮭獲り。






夏になると、アラスカにはたくさん鮭が上ってくる。
この鮭が、大きくてとても美味しい。

7月はアラスカに住んでいる人だけの特権で、決められた河でディップネットが解禁される。
ディップネットとは、人も入るような大きな網で鮭を獲るフィッシング方法。これだとたくさんの鮭が獲れるのだ。




初めてディップネットに行ったのは、2年前の事だった。
「アラスカに住みたい」のくまさんが連れて行ってくれて、詳しく教えてくれた。

その時、43匹も鮭が獲れた。
感動した!
アラスカすごいと思った。
獲った鮭は切り身にして真空パックし、家族や来客と1年間大切に食べた。


ところが、去年の夏だ。
去年の夏は寒かった。
そして鮭も獲れなかった。

鮭のために購入した、大きな冷凍庫が1年間空っぽ。
アラスカに住んでいるのに...。
とても寂しい思いをした。



油断していたのだ。
ディップネットに行きさえすれば、獲れると高を括っていた。
最初の年にたくさん獲れて、いい気になっていたのかもしれない。


真剣勝負をしなければいけなかったのに。
もっと準備を万全にすればよかったのに。
毎週河に通えばよかったのに。
反省するべき点は、たくさんある。



それをふまえ、今年は早くから準備を開始した。
名人の作る網をもう1つ注文したし、「アラスカに住みたい」のディップネットのページを何度もよく読み返した(これ重要)。
防寒対策もバッチリにしたし、7月のスケジュールを鮭のために全部空けた。




7月は鮭に懸ける!!!

鼻息は荒いぞ。





毎年7月の第3週に、キーナイ川に鮭がたくさん入ると言われている。
その週末を本番と設定し、その前の週末、先週の金曜日にジャブ程度にカシロフリバーに行ってきた。


カシロフまでは、アンカレッジから車で4時間かかる。
到着するとウェイダーを着用して、すぐに海に入った。
カシロフは初めてだったけど、キーナイより遠浅で、人もあまり混んでいなかった。



重い網を持って待つ事30分。
最初のアタリは私の網に来た。急いで網を引きずり岸に戻る。


大きな紅鮭ゲット!!!




久々に見た、美しい鮭。
興奮する!!


そして続けてリーガンもフィッシュオン。
なんと3匹同時にゲット。

鮭を眺めて喜んでいる暇はない。

「魚の群れが今入ってきてるから、すぐ海に戻れ!」
魚処理をしているリーガンにそう言われ、網を担いでまた、戦場海に戻った。



水の下はシルト地帯。
泥にはまって歩きにくい。それに遠浅なので長い距離を歩かなければいけない。
ようやくポイントまで辿り着いたと思うと、すぐに次の鮭がヒット!


また長い道のりを超えて岸に戻る。
鮭をリーガンに渡し、また元来た海へ。
泥の中を歩いている途中で、またヒット!
この繰り返しが何度も続いた。


もう休む間もない。
トイレに行く暇もない。
写真を撮る暇もない。


 
なんという、贅沢な悲鳴なんだ。



もう鮭がかかっても慌てず騒がず、黙々と作業。

だんだん、飽きてきたぞ?
いかんいかん、去年の屈辱を忘れてはいかん。
だけど、獲っても獲ってもまたすぐ獲れる。
いったいいつまでピークが続くのだ?




ピークはなんと、4時間も続いた。
夜の12時まで、獲れた鮭は46匹。
うちのリミットは55匹。まだ獲れそうだが、来週友人を連れて行く約束をしているので、そこで止めた。


倒れるように、テントで寝た。
マジ疲れた。
全身筋肉中。


翌朝の帰り道。
車の中から大きなブラウンベアを見た。
やっぱりアラスカって、すごいわ。
プロフィール

Nami

Author:Nami

アラスカ在住。

アメリカ生活19年。(いつの間にか)
99年に島根県隠岐の島で知り合ったアメリカ人リーガンと結婚し、テキサス移住。
2006年に夫の思い付きでまさかのアラスカお引越し。
息子は2人。(ムサシ&アラシ)
アンカレッジの山の家に住んでます。

夏はアウトドアで遊び、冬はひたすらジムに通う。
現在は、釣りとズンバに夢中。


「心も身体も健康に。毎日ハッピー」が私のテーマ



*ズンバインストラクター
アンカレッジでズンバクラスをしてます。ぜひ参加して下さい!
初心者大歓迎。

ズンバのページ






*西邨マユミ アラスカ支部マネージャー
アラスカでプチマクロお料理教室してます。お仕事の依頼は
AKiroiro@gmail.com
まで。







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