クロウ・クリーク キャンプ


去年はあんなにキャンプばかりしていたのに、今年の夏は忙しかったり天候が悪かったりして、まだ一回しかキャンプに行けてない私達。


キャンプが足りない!かなり欲求不満だ!!



それはリーガンも同じだったらしく、
「週末は絶対キャンプに行く!雨が降っても槍が降っても、どうしてもキャンプに行きたい!!」
と高々に宣言。

そして金曜日に仕事が終わるとすぐ買い物に行き、トレイルミールを作りバックバックに荷物を詰めた。
土曜日の朝に出発。
やった、家族でキャンプだ!



場所はクロウ・クリーク。
アンカレッジから南に走り、ガードウッドの先にある山。
運良く天気も悪くはない。多少、小雨が降っていたが、レインコートを着て出発。


大きな荷物を背負って緑の中に入ると、本当に気持ちがいい。
あ〜、ここに来たかったんだよな、と実感。
すれ違う人達もみんな笑顔で、挨拶や冗談を言い合い、とても清々しい気分になる。



道にはサーモンベリーがたくさん成っていた。ムサシもアラシも競い合ってサーモンベリーを採り、私に食べてと持ってくる。


そんなにいっぱいは欲しくないのに、
「ママのために採ったんだよ。」
と笑顔で言われると、嬉しい顔で食べなければと使命感に燃える。

「美味しいよ!」
とたくさん食べた。酸っぱいのも一生懸命食べた。
子供達はそれで満足。


いっぱい歩いた後に、ランチ休憩。
お店で買ってきたサンドイッチを食べる。

外で食べると、何でも美味しい!
ただの水だって、美味しい。


そしてまた、歩き出す。
ゴールはまだまだ。ガンバレ。


この、自然の作った色に感動する。
どうしてこんな美しい緑なのかな。所々に混ざった茶色や赤も、またいい具合。
眩しい緑って、こんな色かも。


どんどん登って行くと、途中で赤茶色の大きな物体を発見!

あれは何だ?


大砲か?
と子供達は言っていたけど、これは昔あった金鉱の跡。
ここで人は、金を探していた。
あちこちに、当時の道具が落ちている。


こんな重そうな物、いったいどうやってここまで運んだのだろう?
そして寒いアラスカの山の中で、どうやって生活してたんだろうか。
謎は深まる。



...が、今ではアラシの恰好の遊び場と化す。




子供達が、この場をとても気に入ってずっと遊んでいた。想像力を掻き立てる何かがこの場にあるようだ。


そこで、ここにテントを張る事に決めた。
テントを張り、落ちてる枝を集めてキャンプファイヤーの準備。
そしてまた、上を目指す。
今度は荷物がないので、歩くのは随分楽だった。


ずっと登って行くと、滝の所に白い動物を発見!
あれは何だ?
こちらをじっと見ている。


これは山に住んでいる、マウンテンゴート。

もっと上の方でも発見。
私達が近づいて行っても、全く動ぜず、ゆったりと佇んでいる。

山では、人間達がお客さん。
動物達の住処なんだから、人間の方が遠慮しなければ。


その側で、マーモットも発見!

ごそごそと動く後ろ姿が可愛かった。

山の頂上は、こんな景色が広がっていた。

実際見ると、おお〜と驚くような景色。色も深いな。
エメラルドグリーンの湖が、また綺麗。


氷河も発見。
次々と、驚きがある。

キャンプの面白い所は、いったい次に何が現れるかか分からない所だと思う。
色んな驚きがあって、自然は本当に面白い!

キャンプ地に戻り、キャンプファイヤーを作った。
マグネシウム ファイヤースターターで火を点ける。
親子で共同作業。

夕食を食べて、マシュマロを焼く。
マシュマロを焼くだけで、どうしてこんなに美味しいの?
油断をすると、すぐ火が点いて黒く焦げるので、誰が一番こんがりと美味しそうに焼けるか競争。
一番は、もちろん私!


翌朝。
テントから出て一番に見た景色も、素晴らしく美しかった。

ああ。これで満足、満足。

無人島キャンプ その3


翌朝目覚めると、肌寒かった。
このまま寝袋から、出たくない気分。

「寒いー。」
そのままゴロゴロしていると、ムサシが起きた。そしてリーガンとこそこそ内緒話をし、
「ママ待ってて。僕が暖かいキャンプファイヤーを作ってあげるからね。」
と、元気よくテントを出て行った。



「ママ、まだだよ。まだ来ちゃダメだよ。」
周りに落ちている枝を探している様子。ゴソゴソ音が聞こえる。

そしてようやく、
「もういいよ。」
と言われてテントを出ると、暖かい焚き火が用意されていた。

「ママはここに座って。僕がチェックして、暖かいちょうどいい場所に椅子を置いておいたからね。」
と、一つしかない椅子を差し出す。
そこに座ると、リーガンが用意したコーヒーを持ってきてくれた。


何だか、信長の草履を温めた秀吉を思い出させる健気さだ。
子供にこういう躾をする、リーガンにも感謝。
将来、女性に優しい男になってくれる事だろう。


ムサシとリーガンのお陰で、清々しい朝だった。
のんびりとコーヒーを飲む。


遠くにある、私達の船はこの通り。

思いっきり、座礁しちゃってます。




昨夜船の上で魚を捌いてる間に潮が引いて、船だけ陸に取り残されてしまったのだ。
いったいこの重い船を、どうやって海まで持って行けばいいのだ。

次の満潮まで待つしかないな。



ガヤガヤ騒がしくしていても、ジェイソンはなかなか起きてこない。愛犬ラダーと一緒に、ぐっすりとテントの中。
そしてやっと起き出したかと思ったら、薪をチェックして、コーヒーも飲まずにいきなり薪割りをし出した。



寝てるか、動いているかの人だな。


あっ、アラシと同じタイプ?




昼まで近くを散策したりして、のんびりと過ごす。
そして正午頃、潮が満ちてきて船の所まで水が来たので、今だとみんなで乗り込んだ。

今日は、釣り中心の1日にする予定だ。
ジェイソンはレーダーを覗き込んで、魚がいそうな場所を探しながらボートを動かす。
そしてスポットを決め、そこで釣り糸を垂れる事に。



ジェイソンにアタリあり。

でも、すぐリリースしてしまった。


「せっかく釣ったのに!もったいない!!」
という私に、
昨夜魚を捌いてみて、小さい魚はほんの少ししか身が取れない。それだけを食べるために、魚の命を取ってしまう事は出来ない。

と、2人は言う。


小物は要らない。狙うのは、大物だ!




ボートはまた違うスポットに動き、そこでトローリングを試みたが、大物は釣れず。
もう一度、スワード近くの湾に戻ってみる事になった。



湾では波が立っていて、ボート揺れる揺れる。
だんだん気持ち悪くなってきた。
魔法の船酔い防止オイルを、耳の後ろに何度も付けるが、もう無理。リバースも時間の問題。

「もうダメ。私を陸に上げて。」
と懇願すると、ボートはスワードの町に向かった。



私だけ陸で待ってるつもりだったのに、そこで魚釣りは中断して、みんなでスワードに降り立つ。
スワードは観光客で、派手にごった返していた。
キャンプファイヤー臭い私達は、そこでは異質に見える。
別の世界に来た感じ。


港の方に行ってみると、ハリバット釣りのチャーター船がちょうど戻ってきたところだった。
その日釣った魚が、そこにやってきた。

すごい魚だな。


これって、本当に魚なんですか?

他の生物みたい。
デカいにも、程がある。


チャーター船に乗った人が、たまたまジェイソンの知り合いだった。
朝の7時出発で、夕方6時まで船の上にいたそうだ。料金は$250くらい。
こんな魚が釣れるなら、ぜひ釣好きの父を連れて行きたい。



夕食は、そのままスワードのレストランで、フィッシュ&チップスを食べる。
キャンプの途中なのに、ズルしてる気分。


そしてボートはまた、夕日の向こうの親指入り江に戻っていった。

日の沈む海には私達の横をイルカが泳ぎ、ラッコとパフィンがのんびりと浮かんでいた。

無人島キャンプ その2


タープを張ってキャンプファイヤーを作った後は、昼食のホットドックを食べた。

それから島の中を探検に出かけた一行。
もしかして熊もいるかもしれないと、ジェイソンはショットガンを担いで行く。


キャンプ地のすぐ側には、小川が流れている。
山の上にある氷河が融けて、出来た川。水に手を入れてみると、しびれる程冷たかった。



そしてどんどん歩いて行くと、面白いものを発見。
これは何?


草のかまくら??


中はちゃんと、空洞になっていた。
いったい、誰が作ったんだ。



その側にあった、海に続く河。
ここが鮭で、すごい事に。

ここは、生け簀ですか?



鮭が、気持ち悪い程ウヨウヨいるんですけど。

ここは鮭のゴール地点。

ここで生まれた鮭は、またこの河に戻ってくる。
海の荒波を乗り越え、釣り人達の間をすり抜け、水を遡って、ようやくここに帰ってきた鮭。ここで産卵し、そして死んでいく。

なにか、切ない気分。




一行は一度キャンプ地に戻り、ボートで釣りをする事にした。
今回のキャンプの一番の目的は、釣りなのだ。晩ご飯を釣らなければ。


ボートに乗る時、足下が濡れないようにと、ジェイソンが子供達を抱っこして乗せてくれた。
抱っこと言うか、肩に担ぐ姿勢で。

そして、
「重いから、いいって。」
と言っている私まで、ひょいっと担いで乗せてくれる。
そしてなんと、100kgはあるリーガンまでを担いで海の中を歩くジェイソン。





これは救助だ!

すごいぞ、消防士。


ジェイソンが運転するボートは、びゅーんとスワードのすぐ側の湾まで戻って行った。
そこで鮭釣りをしている船、多数。

すぐにリーガンも、釣り糸を垂れる。

美しい海の上を、ジャンプするキラキラとした鮭。
きれいだ。
...でも釣れない。



30分くらいでそこを諦め、ジェイソンはボートを動かした。
来た海の道を、また戻っている。

周りの波はどんどん高くなり、ボートは上下に激しく揺れながら、水の上をすごい速度で走り抜けて行った。


ぎゃー。怖いって。
お尻痛いって。




次の釣りスポットで、リーガンもジェイソンも、見事今晩のおかずを次々と釣ったのだった。


キャンプ地に帰り、男2人は船の上で魚を捌く。
その間、私と子供達は焚き火を作ってご飯を炊く。

捌いた魚にパンケーキの粉をふり、油で揚げて、美味しい天ぷらの出来上がり。


夕食の後は子供達を寝せてから、大人3人焚き火を囲む。
これが、キャンプの醍醐味。






ダメだ。
焚き火を見ると、どうしても語りたくなる。



ちなみに今夜のテーマは恋愛について。

夜遅くまで、恋だの愛だのを、3人で語り合った夜でした。

無人島キャンプ その1


レイバーデイウィークエンドの三連休に、またまたキャンプに行った。

行き先は、スワードからモーターボートで30分のThumb Cove(直訳すると、親指入り江?)という島。

そして今回の旅の仲間は、ジェイソン。
29歳、独身!
彼はパイロットで、そしてボランティアで時々消防士をしている真の男
リーガンが3月にバローに行った際、乗った飛行機のパイロットだった。



1ヶ月の間2週間は地方でパイロットの仕事をし、あと2週間は休みでアンカレッジに住んでいる。アンカレッジにいる間は、ほとんど毎日ウチに来る、身内のような人だ。

今回の日記は、
「日本の女の子が見るブログに、俺の写真を載せてくれ。」
という彼の強い要望により、ジェイソンメインの画像でお送りします。



出発は、土曜日の早朝6時半。
パジャマ姿のままの子供達を車に乗せ、待ち合わせの場所で待ってると、ジェイソンと犬のラダー登場!

ジェイソンのトラックには、デカいボートが引っ付いている。

ジェイソンの友人が貸してくれたボート。
これを引っ張って、スワードハイウェイを南へ3時間下るのだ。

子供達はこのボートに大喜び。
行く道の休憩中に、早速よじ登り、大はしゃぎをしていた。



スワードの港に到着。
駐車場に車を停めると、救命胴衣を着てトラックの後ろのボートに乗り込む。

トラックはバックでボートを海まで押して、そして金具を外し、ボートだけが海に浮かんだのだった。

ジェイソンも乗り込み、全員準備完了。
ハンサム犬ラダーも、凛々しい姿で出航を待つ。

大きな音を立て、エンジンスタート。
ジェイソンの操舵で、ボートはリザレクション湾を壮快に走り出した。

モ−ターボート、速い速い。
ビュンビュン風を切り、しぶきを上げ、小さな虹を作りながら走る。
子供達はきゃっきゃと満面の笑顔。

私はすぐ船酔いをする質だが、今回はジェイソンのくれた「ハーブで出来た乗り物酔い防止のオイル」が効いたのか、大丈夫だった。



30分して着いた島は、氷河のある山の麓。
湾にはヨットが何艘か停まっている。
とても静かで、美しい。癒される。


そこら辺を探索してキャンプ地を探す。

こんな車が埋まっている場所を発見。
ファイヤーピットもあって、いい感じ。


よし、ここをキャンプ地としよう!


ジェイソンがいきなり、タープを張るからと木に登る。

おお〜ファイヤーファイターらしいぜ。
ちなみにアメリカでは、消防士は最もセクシーな男の仕事として、女の子に大人気なのだ。


タープを張った後は、焚き火を作る。
ここでもジェイソン、大活躍。

楽しい楽しい、無人島キャンプの始まりである。


その2へと、つづく。
プロフィール

Nami

Author:Nami

アラスカ在住。

アメリカ生活19年。(いつの間にか)
99年に島根県隠岐の島で知り合ったアメリカ人リーガンと結婚し、テキサス移住。
2006年に夫の思い付きでまさかのアラスカお引越し。
息子は2人。(ムサシ&アラシ)
アンカレッジの山の家に住んでます。

夏はアウトドアで遊び、冬はひたすらジムに通う。
現在は、釣りとズンバに夢中。


「心も身体も健康に。毎日ハッピー」が私のテーマ



*ズンバインストラクター
アンカレッジでズンバクラスをしてます。ぜひ参加して下さい!
初心者大歓迎。

ズンバクラスのページ






*西邨マユミ アラスカ支部マネージャー
アラスカでプチマクロお料理教室してます。お仕事の依頼は
AKiroiro@gmail.com
まで。







ブログの感想など、メールしてもらうと嬉しいです。
AKiroiro@gmail.com



ブログに掲載されている文章や写真の無断転載はお断りしています。
ご使用になりたい方はお問い合わせ下さい。

最新記事
インスタグラム
カテゴリ

● アラスカで外遊び





● アラスカのお祭り


● お家で趣味










最新コメント
検索ぷらす
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

月別アーカイブ
10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09 
*
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる