フラットトップへハイキング




子供達の夏休みが始まったので、休みの最初のアクティビティに近所の山にハイキングに行く計画を立てた。
登るのは、フラットトップ。
観光客も登る、割と簡単な山だ。





参加したのは、大人は3人と小学生1人中学生3人高校生2人の子供達6人。


今回、アラシの幼馴染の可愛い女の子も誘っちゃった。
この女の子と小学生の弟くんは、集合場所のフラットトップ駐車場よりも更に上に住んでいる。この山で育った、言わばフラットトップは自分ちの庭みたいなもの。


うちの子達とムサシの親友のコーナーも、よくこの山を登っているので慣れている。子供達だけで、トレーニングに来る事も多い。





だけど私の友達2人とその息子くんは、フラットトップに来るのは初めてとか2回目だと言う。





最初はこんな風にみんなで並んで歩いたが、すぐに子供達は先に行ってしまい、大人3人で歩く事に。






一緒に行った友達は茶さんと、志村ケン子さん(ハンドルネームは本人希望)。


私と同い年の志村ケン子さん。変なおじさんになりたい、出来たら志村ケンになりたいそうだ。(なぜ?)
いつも親父ギャグを飛ばす、面白い友達。




年齢不詳の茶さんも、一緒に笑える面白い友達。
体重は言えるけど年齢は絶対明かさない。


どうして?私達より年下なのに、なぜそこまで隠すの?
でもこの前、ボウイが好きだったコンプレックスが好きだったと言ってたから、だんだん何歳くらいか暴かれてきてるよ。






歩きながら話が弾んで大爆笑。静かには出来ない。
笑いながら歩くの、倍疲れたわ。






「去年ここに来た時は、雪で登れなかった。」
と志村ケン子さん。

去年5月中旬に初めてフラットトップに来たらしい。でもトレイルに雪がすごくあって、テニスシューズでは登れなかった。




それに比べたら、今年のアラスカは暖かい。
雪はほとんど溶けてなくなり、歩きやすい。








これが初めてのアラスカでのハイキング、と言うかアメリカでする初のハイキングの茶さん。
日本では高田山とかよく登っていて、ハイキングは好きみたい。




でも、

「違う!日本のハイキングコースとは全然違う。」

と何度も叫ぶ。







いったい日本と何が違うの?と聞いてみれば、

こんなにいきなり急な傾斜はない。
この危ない所に手すりがないなんて、考えられない。




そうだよ、アメリカは結構ムリさせるよ。そして安全性よりも、景観を重視させるよ。
安全面は自己責任だから。自分で気を付けて!





やっとここまで辿り着いた。頂上までは後20分程度。





でもここからの道のりは、険しい岩山。
いつも私はここまでで、後は子供達だけで頂上まで登らせる場所だった。ここをゴールにする人は多い。
私は実は、頂上までは2回ぐらいしか登った事がない。

最後に登ったのはいつだ?
確かボーイスカウトと一緒に登ったっけ。







今日も大人はここがゴールにする予定だった。
既に子供達は頂上を目指して、上に着いた写真を携帯に送ってきてた。





茶さん志村ケン子さんと3人で、ベンチに座って休憩してる時だった。
上から子供を背負った夫婦が降りてきた。





子供達は赤ちゃんじゃない。結構大きい。
多分お父さんが背負ってるのは4歳ぐらいの女の子?小柄なお母さんも、2歳ぐらいの男の子を背中に背負ってる。



さすがアラスカの人はすごいやと思って、話しかけてみた。

「子供達を背負って、この上まで行ってきたの?」







「頂上までは行けなかったよ。途中まで行って危なそうだったから、引き返してきた。」

フレンドリーな2人。よく聞くと、アラスカの人ではなくて、サンディエゴから来た人だった!



サンディエゴから来た観光客が、子供背負ってここから上をチャレンジしたのか。
志村ケン子さんを見ると、私と同じ事を考えているみたい。


「頂上まで、チャレンジしてみる?」

さっき、実は高所恐怖症だからここから先はムリと言っていた茶さんまでも、途中まで登ってみると言っている。







よし行こう!
こんな道だけど。







上の方は、まるで違う山。
今まで歩いてきた道とは種類が違う。






怖い怖いと言いながら、雪道も頑張って登ってきた茶さん。
とうとう途中で限界を感じ、引き返す事に決めた。


最初の山で、よく頑張ったよ。
私と志村ケン子はもうちょっと行ってみるから、先帰ってて。








あれ?
前登った時、こんなにも崖だったっけ?
あまりの険しさに、慄く私。







マジか。本当にあの親子は子供背負ってここを登ったの?
それどころか、杖持ったおじいさんも上から降りてきたんだけど…。




「上までは、登れる道がなかった。とんでもなく危ない岩だった。」
と引き返してきた人にもすれ違った。







どうしようと思っていたら、上からムサシとコーナーが降りてきた。




「右の方に回ったら、もっと簡単な階段があるから。僕達は左から行ったけど、帰りに右にいい道を見付けた。」
とコーナーが言った。


分かった!ありがとうコーナー。









右ね。右に階段ね。
志村ケン子さんと、右の階段右の階段と繰り返しながら進む。

え、えーーと…。








階段…。
どこに階段があるんだよ!
どのレベルの階段だ?


次から次へと現れる険しい道を見て、志村ケン子さんと笑いがこみ上げる。






登る時は、手をついてこんな風にしないと登れない。








今まで事故はなかったの?
ホントにアラスカ、レベル高いわ。




また大きな岩が現れ、どうにかよじ登る。


「私はちょっと左の方に行ってみるわ。」
と、志村ケン子さんは左から行ってしまった。







私はコーナーの言葉を最後まで信じて右へ。
頂上はもうすぐ!
頑張れわたし。







右の方に歩いて行ったら、確かに!
岩でできた階段もどきがあった。



コーナー、途中で疑ってごめん。
登れたよ。登りきったよ頂上まで。
ヤッター!





頂上にて1人感動。

志村ケン子さんはどこ?
登ってる?それとも引き返した??






教えてあげたい。
コーナーを信じて。
最後のところ、右に回ったら上まで行けるから。








ケン子さんを探しに降りてみようかと思った時、見えた!
登ってきたケン子さん!!






「ケン子ーーーー!!」
思わず叫んだわ。










よかった。2人とも頂上到達。




登れたよ。超感動!
最後の岩はキツかった。









しばらくそこで、この岩山がどんなに大変だったか話していた。



その時、どこからともなく頂上に犬が現れた。








え?犬!?
犬なんて、あの岩登ってた?





呆然と見ていると、犬を追いかけるジョギング姿の女の人。
あんな格好で、涼しい顔して走ってる。








どういう事?
あの険しい同じ道を、犬とジョギングする人が???



不思議に思って後ろ側をまわってみると…。






あー!
反対側はなだらかな道!!




そうか、裏から来たのか。
そう言えばブルーベリー採る山を上に走ってる人達がいるわ。
フラットトップに繋がってると言ってたけど、ここに繋がってるんだ。







あんなに苦労しなくてもここに来れるのか。
同じ頂上に。






なんというオチ!
また2人で大爆笑。








またこっちの岩山から降りたけど、やっぱり怖かった。

本当にあっちのなだらかな道から降りたかったよ。駐車場が違うから、こっちから降りたけど。









この険しい岩道を下ってる時に、ポケットの携帯に何度もテキストが入ってきた。
ムサシからだった。




もう駐車場まで着いたから、コーナーの車でみんな帰っていいかというメッセージ。



いいよ。
でも今、それどころじゃないから。落ちたら死ぬから!







結局大人達は子供の倍かかって、フラットトップハイキング終了。
大爆笑のハイキングだった。

プロフィール

Nami

Author:Nami

アラスカ在住。

アメリカ生活19年。(いつの間にか)
99年に島根県隠岐の島で知り合ったアメリカ人リーガンと結婚し、テキサス移住。
2006年に夫の思い付きでまさかのアラスカお引越し。
息子は2人。(ムサシ&アラシ)
アンカレッジの山の家に住んでます。

夏はアウトドアで遊び、冬はひたすらジムに通う。
現在は、釣りとズンバに夢中。


「心も身体も健康に。毎日ハッピー」が私のテーマ



*ズンバインストラクター
アンカレッジでズンバクラスをしてます。ぜひ参加して下さい!
初心者大歓迎。

ズンバのページ






*西邨マユミ アラスカ支部マネージャー
アラスカでプチマクロお料理教室してます。お仕事の依頼は
AKiroiro@gmail.com
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