キングサーモンフィッシング その2フィッシュオン




朝6時を過ぎると、ガイドの船がお客さんを乗せてキーナイリバーに続々現れる。
ベイト初日。川は大賑わい。






船の渋滞が始まる。
どの船も同じように釣り糸を垂らし、同じスピードで川を下ってキングサーモンを狙う。





船の上でYさんが用意したルアー。
ベイトを巻き付け、更に鮭が好きな匂いをかけてから川の中に放り込む。






どうか大きなキングサーモンが来ますように!





いつもなぜか、同じルアーに魚がかかるとYさんが言ってた。



同じ形同じ色の同じルアーでも、鮭にとって何かが違うらしい。
とっても不思議。






不思議と言えば鮭が毎年同じ時期に同じ川に帰ってくる事も、そしてピンクサーモンは2年毎にしか戻ってこない事も、私にとってはすごく不思議。



なぜ時期が分かる?
鮭がスケジュール帳を確認して、里帰りするイメージが浮かんでくるわ。






私達は前の晩3時間仮眠を取っただけで、夜中に車を走らせてここまで来た。






到着後、そのままボートは出発。
寝てないし、それに食べてない。




それなのに全然眠くないしお腹も空かない。


ずっとハイ状態。
ずっと楽しい。

キーナイリバーが私をハイにさせる。
なかなか魚は来てくれないけど、それでもずっと楽しかった。






あっという間に時間は過ぎる。
8時間ぐらいボートの上。



そしてついに、アタリが来た。
リーガンの竿にフィッシュオン!





グイグイと引っ張られる釣竿を持ち、リーガンも興奮。





リーガンさっきまで船の上でウトウトしてたし、寒いと言っていたのに。


「もう寒くない!熱くなってきた!!」
と叫ぶ。







キングの引きの強さにビックリ。
そしてその強さに耐える釣竿と釣り糸の強さにビックリ。




船の上ではYさんが全てアドバイスしてくれる。
一番プロフェッショナルな人に連れて行ってもらえて教えてもらえて、なんて贅沢な私達。





格闘は15分以上続いた。




「この魚を逃すわけにはいかない。」

「だけど、自分が何やってるのかよく分からない!」





そう言うリーガンに、

「大丈夫、うまくいっている。」
と励ますYさん。
おー、爽やか!




必死の努力で、ようやく魚が水面まで上がってきた。








デカい!すごい!
自然と歓声をあげてしまう。




そして、Yさんが網の中に鮭を入れた。




キングゲット!!
やったーー!いぇーい!!





ついにリーガンはキングを釣りました。


アラスカに住んで10年。毎年キングスタンプを買ってきたけど、今まで釣れた事がなかった。
長年ドネーションしてきたけど、ついにやった。


リーガン初めてのキング、38パウンド(17kg)。










キングは、レッドサーモンの釣りとは別物だった。
すごい。これは楽しい!


リーガンも大興奮で騒ぎまくる。






これで私が、去年からキングサーモンフィッシングに興奮している気持ちが分かったでしょ?
そう言うと、何度も頷くリーガン。


やってみないと、この楽しさは分かりません。








さぁ次は私の番!
去年のよりも大きいのを釣りたい。せめて引きだけでも味わいたい。



そこから待つ事2時間ぐらい。
Yさんはスポットを変えて、根気よく待ってくれた。

そしてついにきました!私にもフィッシュオン!!









おおおおおーーーー!
この引き!!
強い!興奮するわー!!!






「焦らない。」
とYさんに言われたけど、ダメです。焦ります!!





「大丈夫、だーいじょうぶ。獲れるから。完全にフッキングしてるから大丈夫。」
とYさんは優しく言ってくれる。




それでも、ワーーとか待ってとか、うわーとか、奇声をあげてしまう私。
ダメだ。やっぱり落ち着く事は出来ない。








その時突然、手応えがなくなった。


「あっ。」

今まですごい力で引っ張られたのに、急に軽くなった。





呆然とする私にYさんから、
「巻いて巻いて!」
の声。

必死にリールを巻いた。





「絶対に止めないで。巻いて巻いて!」

その言葉に従い、必死で巻く。巻く!
でも早く巻けない!!





しまった。

ジムでこの1年間、釣りのために上半身の筋肉鍛えてきたつもりだったのに。まだ足りなかった!



しかも笑えてきて巻けないよー。
船の上、みんな爆笑。





その後も頑張って頑張って、Yさんのアドバイスのお陰でどうにか水面まで魚を上げられた。








ついにキングゲット!
やったーーー!
超嬉しい!!
もう泣きそう。




20パウンド(9kg)のキングでした。
去年のよりは大きい。

このサイズを上げられて、大満足。






徐々に大きなサイズになってきてるところが、またいい。


これ以上の重さは、今の私には上げられないよ。
充分大変なサイズだったよ。







私にキングが釣れたので、Yさん
「ほっとした。」
と笑ってた。




ホントYさんお疲れ様でした!
大感謝です。どうもありがとうございます。







釣れた鮭はYさんが綺麗に捌いてくれて、家に持ち帰った。
その鮭は、週末にやってきた義妹家族と味わって食べた。

すごく、すごーく美味しかった。






大興奮、超楽しかったキングサーモンフィッシング。
行けて幸せ。
大満足。

キングサーモンフィッシング その1早朝のキーナイリバー




今年もこの季節、鮭の季節がやってきた。
そして今年もラッキーな事に、トローリング界のカリスマYさんのボートに乗せてもらえる事が出来た。


週末にボートに乗れますと連絡をもらったのが木曜日。
その時リーガンは出張中で、金曜日までアリエスカにいた。







日曜日には義妹家族がテキサスからやってくる予定なので、行けるとしたら土曜日だけの強行スケジュール。

それでも呼んでくれたら必ず行きます!
この時期釣りが最優先。








そしてちょうどこの金曜日、餌釣りが解禁となった。
アラスカの鮭釣りのルールは厳しい。


ベイトを使ってもよしとフィッシャーマン達に伝わるのが前日の事。
みんな急に、ベイトの用意に慌ただしく動かなければならなかった。
小さな町ソルドトナで、その日にベイトを用意するのは難しい。みんなが同じ物を求めてる。







じゃあ私、アンカレッジで手に入れて運びます!
何がキングのベイトなのかYさんに聞き、お店の人にも聞き、ようやく手に入れた。


アンカレッジでも品薄です。
知らない人には全然要らない物、でも釣り人達にはとても重要な物。










金曜日の夜、3時間だけ仮眠を取り、夜中の1時にはリーガンと2人でソルドトナの街に向けて車を出発。
Yさんは、朝4時にボートを出すと言っている。それに間に合わなければ。







4時に到着。
釣り道具を乗せて、すぐにボートは出発した。





薄暗い朝方の風景。
Yさんちの裏庭からキーナイリバーに続くカナルは、水面に霧がかかり、その中に鴨の親子が列をなして泳いでいた。







鴨の赤ちゃん達を見ながら、ゆっくりと進むボート。
初めから胸がいっぱいになる光景だった。








早朝のキーナイリバーはまだ静か。
空の境目が少しづつオレンジ色に変わる中、いいスポットでYさんが釣り糸を水の中に垂らす。






贅沢な時間。
魚が来ようが実はどっちでもいい、この景色の中にいられるだけですごく幸せを感じていた。









場所を変える。
霧の中を滑るように走っていくYさん操縦のボート。

























そして静かに、キーナイリバーに日が昇る。

















ありがとう。
こんな景色を見せてくれて、ありがとう。





釣りの話は次回に続きます。
プロフィール

Nami

Author:Nami

アラスカ在住。

アメリカ生活19年。(いつの間にか)
99年に島根県隠岐の島で知り合ったアメリカ人リーガンと結婚し、テキサス移住。
2006年に夫の思い付きでまさかのアラスカお引越し。
息子は2人。(ムサシ&アラシ)
アンカレッジの山の家に住んでます。

夏はアウトドアで遊び、冬はひたすらジムに通う。
現在は、釣りとズンバに夢中。


「心も身体も健康に。毎日ハッピー」が私のテーマ



*ズンバインストラクター
アンカレッジでズンバクラスをしてます。ぜひ参加して下さい!
初心者大歓迎。

ズンバのページ






*西邨マユミ アラスカ支部マネージャー
アラスカでプチマクロお料理教室してます。お仕事の依頼は
AKiroiro@gmail.com
まで。







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