ロシアンリバーで鮭釣り




釣りの季節がやってきた!ずっと待ってたアラスカの夏。
6月のある日、友達のルンルンに釣りに連れて行ってと頼まれた。




本気で釣りしたいの?子供は連れて行けないよ、と伝えた。
ルンルンは幼稚園と小学生の3人の子供を持つママ。



真剣な釣りをしたいとルンルン。
旦那さんが1日ベビーシッターしてくれるそうだ。







…真剣な釣り、か。
分かった!行こう!!

その週末に、2人でロシアンリバーへレッドサーモン釣りに行く事が決定した。




ネットにいっぱい魚の写真を載せてるので、私は色んな人から釣りを教えてと頼まれる。
でもみんな勘違いしてるよ。ホントは私、釣りが上手なわけではないんだよ。


超初心者だよ。
鮭釣りが好きなだけなんだよ。
どうやったら鮭が釣れるか、私の方が教えて欲しい。


まぁ川に行けば、誰か教えてくれるし何とかなるでしょう。




今回行くロシアンリバーは、クーパーランディングという町にある。アンカレッジからは、車で2時間南に下った場所。





クーパーランディング、1番好きな景色なんだよね。川も湖も水の色がターコイズブルー。

緑の中にあの色が映えて、あまりにも美しい。めちゃめちゃ幸せな気分になれる場所。






なんとルンルンは、8年もアラスカに住んでいるのキーナイ半島に行った事がないと言う。

それはもったいない!
釣りだけじゃなく、キーナイも見に行こう。私がすごい景色を見せてあげるから!!




という事で、キーナイ半島ドライブ&釣りの女2人旅。
日曜日の朝、アンカレッジを出発した。






その日はいいお天気で、朝からテンション上がります。
飛ばす、飛ばす。
ずっと喋りっぱなし。





車の中で、ダウンロードした昭和の歌謡曲をかけてるけど、聞きもしない。

いっつもこうなるのよね~。友達と2時間ドライブなんてあっという間。
次から次へと楽しい会話は続く。
かかってる曲も聞こえない。



でも帰りになるとやっと疲れて、この曲を聞くようになる。
そしてみんな、昭和曲に感激する。


懐かしぃーーと、歌いながら帰るのが毎回のパターン。






キーナイに向かう間に、何度もルンルンの旦那さんからテキストが入った。
「どんな餌を使って鮭を釣るんだ?」
「みんな釣れてるのか?」


旦那さん、釣りがとっても気になるのねー。


餌は使いません。鮭はビーズやルアーで釣るんです。
だから面白いの。






そうこうしているうちにあっという間に2時間が経った。
はい、私の秘密の場所に着きました。


キーナイレイクが一望出来る場所。
今日もめっちゃ綺麗に輝いてるよ。





この場所に案内すると、みんな同じリアクションしてくれるから嬉しい。



湖が見えた瞬間、みんな
「わー、すごい!」
と、思わず声が出る。




崖を降り、山の中に入っていくと、緑の中から突然現れる360度のキーナイレイク。
最高の景色。


「私の秘密の場所」と呼んでるが、ここを知ってる人は多い。
たくさんの人が来る秘密の場所。

知る人ぞ知る、絶景が見えるこのポイント。




だけど、この場所の行き方を説明するのが難しい。


「クーパーランディングに入って、カーブを曲がった後のパーキングに車を止めて、そこから崖を下った所。」
そんな説明しか出来ない。




看板も何もない場所。
ここはカーブだらけで、どのカーブの後だか全然分からない。


でもそこに辿り着くと、こんな景色が待っている。





この最高の場所で持ってきたランチを食べながら、人が来るのを待っていた。
2人の写真を撮ってもらいたかったから。



サンドイッチを半分かじったところで、3人の男女が現れた。


すぐに頼んで写真を撮ってもらう。めっちゃフレンドリーな楽しい人達。
その若い男性は、オーストラリアから来たと言っていた。




その後、3人の仲間が続々と現れた。
みんなとってもノリがいい。


ニューヨークやカリフォルニアやニュージーランド、みんなバラバラの場所から集まってきたと言っていた。




いったい何のグループなの?
オフ会とか?


楽しい人達なので、ノリで一緒に写真を撮る。


仲良しグループみたい。
でもその場で会った知らない人達。






またルンルンの電話に旦那さんからテキストが入った。
「釣れてるか?川の様子はどうだ?」



川の様子?
知らないよ。

まだ川までたどり着いてないし。キーナイ観光に忙しいんだから。







ようやくロシアンリバーに着いて釣りを始めたのが、午後3時の事だった。


今まで何をしてたの?
朝の9時半に出発したのに!

釣りを始めるまでが、色々忙しかったよ。ルンルンにキーナイ見せたかったし。


fc2blog_20180719162454216.jpg






ロシアンリバーの水の色も綺麗で気持ちがいい。


この景色の中で釣り!
気分上がる!!



釣りが楽しいというよりも、この風景の中で自分が釣りしてる事実が楽しい。

きゃっきゃ言いながら写真を撮りあってたら、隣にいたカッコイイお姉さんが携帯貸して、写真を撮ってあげるからと話しかけてきた。ラッキー。





アラスカで釣り場に行くと、知らない人がみんな話しかけてくるよ。
みんなフレンドリーだよ。





その後2時間、ルンルンと話しながら楽しく釣りしてた。






2時間後、ふと気がついたように言ってみる。
私達、全然釣れないね。


アタリもないね。周りは釣れてるのに、なぜ?






隣の人達、めちゃめちゃ釣れていた。
2人の若い兄ちゃんとそのお父さん。そこばっかりに魚がきてる。


この人達マナーが悪いので話しかけなかったけど、すっごい釣っていた。



私の釣りの先生が、
「釣りは道具ではなくて、スポット。」
と言ってたよ。あそこに移動すれば誰でも釣れるはず。


ルンルン、じわじわそっちに寄っていって!あの人達がリミット取っていなくなったら、あそこに入るんだよ。




だんだんとさり気なく、その釣れるスポットに移動していく私達。


みんなこの場所を狙ってるよ。
やばい!隣のおじさんも寄ってきてる。あのおじさんは敵だ!



敵に取られる前に、あの場所を確保しなければ。


その若者のお父さんがリミットの3本目を釣った後も、なかなかどかないので話しかけてみた。
すると、マナーの悪かった若者が、釣るコツを教えてくれたのだ。


この人、案外いい人だったかも?
とにかく、上手い具合にその場所に入れてホッとした。





ルンルン、最高のスポットを確保したから、私達今から釣れるはず。




ところがその後、全然アタリが来ない。魚を全然感じない。
なぜ?
どうして?


しかも今まで私達がいた場所に入った、隣の敵のおじさん。そのおじさんと仲間達が、めちゃめちゃ釣ってる!



なぜよ?何なの??
釣りはスポットじゃなかったの?



やっぱり魚は人を選んでるのか。

そんな事を考えながら、何度もラインを巻きなおしていた。





すると隣のおじさんが話しかけてきた。
「もしかして、困ってるの?」




…いえ、大丈夫です。

そう言ったのだけど、そのおじさん、




「本当に?大変な事になってるみたいだよ。」
と、私のリールを指差す。



…確かに。今も、何度もバックラッシュしてますが…。









分かりました。だったらお願いしますと竿を渡すと、敵のはずのおじさんが親切に直してくれた。
そして釣るコツを教えてくれたのだ。


この人、敵ではなかったんだ!




おじさんは使ってる仕掛けを見せて、私の釣り竿にも付けてくれた。
ありがとうございます、おじさん。敵と思ってごめんなさい。







しばらくすると、私の釣竿に変化が来た。
なんと!アタリが来たのだ!!!





魚が、めっちゃライン引っ張ってる。
めちゃめちゃ興奮するわーー。






だけどそのまま、魚はバレてしまった。
逃げられたけど、興奮冷めやらず。


嬉しいーーー!
思わずしゃがんで叫んだよ。





そしたらおじさんが喜んじゃって、
「あなたに釣って欲しい。」
だって。


私だって釣りたいわ!ずっとそんな気持ちだよ。








しかし残念な事にタイムリミットがやってきた。
夜の8時になっていた。


釣り場にいた時間、5時間!
そんなにいたの?そんなに感じなかった。





釣れなかったけど、なんかちょっと見えてきた。
「底を感じろ」と言うのが分かったし。次回に期待だね。





おじさんにお礼を言って帰ろうとした時、おじさんの釣り竿にアタリが。
おじさん竿を私に渡して、
「この鮭は君のだから、釣って!」
と言った。






やったー!釣れた!!
おじさんありがとう。


おじさんに釣らせてもらっちゃった。






そこでルンルンが一言。


「Namiさんのカラクリが分かったよ。毎回こうやって釣ってるのでは?」




違うよーー!!ちゃんと自分で釣った事もあったんだよ。
確かに去年は、自分で釣ったよ!!!





それでもルンルンからは疑惑の目が。


違いますって。釣らせてもらう事もあるけど、自分でも釣ったって!!
焦って弁解する程、余計に怪しく見えてしまう。






まぁいいや。
楽しかったから。

釣らせてもらった鮭は、ベビーシッターしながら釣りを気にしてたルンルンの旦那さんへ持って帰ってもらいます。





楽しかったよ。釣れなくても、やっぱりアラスカの釣りはいいね。
次回はもっと釣ります。頑張ります。
プロフィール

Nami

Author:Nami

アラスカ在住。

アメリカ生活19年。(いつの間にか)
99年に島根県隠岐の島で知り合ったアメリカ人リーガンと結婚し、テキサス移住。
2006年に夫の思い付きでまさかのアラスカお引越し。
息子は2人。(ムサシ&アラシ)
アンカレッジの山の家に住んでます。

夏はアウトドアで遊び、冬はひたすらジムに通う。
現在は、釣りとズンバに夢中。


「心も身体も健康に。毎日ハッピー」が私のテーマ



*ズンバインストラクター
アンカレッジでズンバクラスをしてます。ぜひ参加して下さい!
初心者大歓迎。

ズンバクラスのページ






*西邨マユミ アラスカ支部マネージャー
アラスカでプチマクロお料理教室してます。お仕事の依頼は
AKiroiro@gmail.com
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