林の秘密

私達の住んでいるコンドミニアムの隣に、林がある。
林が凍ってる日に写真をいっぱい撮っていたら、そこに見えなかった『何か』が写ってしまった。

コンピューターに取り込んで、初めて気付いてびっくり。
ちょうどその日はリーガンが出張でいなくて、怖くなった私は速攻でその写真を削除してしまったのだが。

その日を境に、林が気になってしょうがない。
ちなみにその写った『何か』の事を、私は『森の精』と呼んでいる。
何が現れても不思議ではない気がするアラスカ。森の精ぐらい、きっといるのだろう。

そして、その日もいつものように、窓から見える林に注目していた。
すると、大きな物体が見えた。


なんだ、あれ?
木の固まり?


よくよく見てみると・・・

ムースだ!
ムースが横になってる。

ムースさん、お昼寝中!


よくリーガンと、
「ムースはどこで寝てるんだろう?」
と話をしていたけど、ここだったのか。
ここで寝てたんか!
ムースのベッドを発見してしまった。


ムースは次の日も、同じ林で寝ていた。
しかも親子3頭で。

そして起きると、そこら辺の木の芽を食べ、またどこかに行ってしまった。


追伸  写っていた「何か」について、「なんなの?」と多数メールが来たので、一言。まぁ、つまり、生まれて初めて心霊写真みたいなものを撮ってしまったという事です。

凍る川


久しぶりに、ドライブに出かけた。
凍った世界を探索に。

アンカレッジから、北の方にどんどん車を走らせる。

気温はマイナス20℃くらい。
スノーパンツにダウンジャケット、スノーブーツの完全防寒。

マタヌスカ・リバーに到着。
大きな川が、全部凍っている。

リーガンがムサシに講義中。
一箇所だけ、凍ってなくて水の流れている部分がある。

この穴の開いている所がそう。
ゴーゴーと、すごい音を立てて、水が流れている。

こんなに大きな川が全部凍ってるなんて、なかなか豪快な景色だ。

サンクスギビング


アラスカで迎えるサンクスギビング。
友人家族を招待して、うちで一緒にサンクスギビングディナーをする事にした。

私は前日から、料理に大忙し。
夜の1時までキッチンに立ち、当日は朝5時半に起き、大きなターキーに格闘。
それとサイドディッシュ3品、デザート2品、急いで作って何とか開始時間までには間に合った。


2時には、仲良しの3家族が料理を持って集まってくれた。

お寿司あり、鮭ありと、なかなかのご馳走。

そして、友達が自分でアレンジメントしたお花をプレゼントしてくれた。
素敵なお花で、ぱっと家の中が明るく温かくなった。
外は凍ってるアラスカなんだけど。


大いに話し、大いに笑い、料理はどんどんお腹の中に消えていく。
料理を褒めてもらって、私は大満足。
話す事が好きなリーガンは、みんなの前でしゃべりにしゃべって大満足。

アラスカでもいい人達と知り合えて、楽しい時間を過ごせる事に大感謝。

唯一残念だったことは、最近ハマっているジョン・メイヤーが出るというので楽しみにしていたレイトショーを見れなかった事。
やっぱり疲れていたのか、テレビの前でぐっすり寝てしまっていた。

ロックスターへの道のり


アラスカで見付けたムサシのギターの先生、ジョー。

3歳から今まで、ムサシが習ったギターの先生は4人目になる。
今まで教えてくださった先生達は、みんな気さくで優しい先生だった。

「ギターは楽しい事だから、楽しい先生じゃなきゃ。怖い先生は嫌。」
こんな事をムサシが言うもんだから、アラスカに引っ越してきてから、ギターの先生10人以上に電話をかけた。
そして一番フレンドリーだった、この先生に決めた。
ジョーは冗談も言いつつ、30分も丁寧にレッスン内容を説明してくれたのだ。


ところが、最初のレッスンに行ってびっくり!
実際のジョーは、電話とはかなり違う印象の人だった。


全然フレンドリーじゃない。すっごい変わり者だよ。

とにかくこちらを緊張させる人だった。
全部、自分のペースで強引に事を運ぶ人。
レッスンは厳しく、キツイ言葉をかなり言う。

この人とは友達になれない。親戚じゃなくてよかった!
久しぶりにそう思う人に出会ったよ。


しかしギターはすごい。すごい腕前だ。タダモノではない音だ。
教える技も、すごい。
この先生の前では、譜面どおりに弾いてもダメ。いかにいい音を出せるか、みっちり仕込まれる。

教えてもらってるのはAC/DCの曲なのに、何度も厳しく叱られていた。

ロックのスパルタか?


内容濃い、緊張連続の30分レッスンは、あっという間に終わった。
かなりの疲労感に、帰りの車の中で大きく息を吐いていると、ムサシが、
「ありがとう、ママ。」
と言った。

え?と思い振り返ると、

「最高のギターの先生を見付けてくれたね!」
と、言ったのだ。


ま、マジですか?あの先生気に入ったの??


「楽しかった~。あの先生はすごいよ。ジョーにギターを絶対習って、ロックスターになる。」
目をキラキラさせるムサシ。


まぁ、この先生についていければ、それは上手くなれる事、間違いないよ。
竜之介くんレベルも夢じゃない?

すでにジョーに習い始めて2ヶ月。
タブ譜しか読めなかったムサシも、もう五線譜で弾けるようになっている。
ちなみに今日の練習曲は、AC/DCの「Highway to hell」。

「今日も楽しかった~♪」
と言ってるムサシの横で、まだあの先生の緊張感に慣れない私は、どっと疲れる火曜のレッスン日を終えたのだった。

新生児来る!


義弟のドーソンと奥さんのジェネビーが、生まれたばかりの赤ちゃんを連れてやって来た。

モンタナ州で里帰り出産をした彼らが、アラスカに帰ってきたのだ。
赤ちゃんの名前はパキソン。男の子。
生まれてまだ、10日しか経っていない。


生後10日の赤ちゃんを飛行機に乗せるなんて、と思うかもしれないが、生まれて3日で散歩に連れて行くドーソン&ジェネビーには、たいした問題でもなかったのだろう。

午後3時半到着予定の飛行機は、遅れに遅れて夜の11時30分に到着。


11時半!
遅れるにもホドがある。

乗り継ぎのジュノーの空港で、8時間も飛行機を待ってたらしい。新生児と共に。
あのドーソンに、赤ちゃんがいるなんて。とても不思議。
パキソンをあやすドーソンを見てる方が、面白い。

デカイ男達が、この小さな人間を笑わそうと必死になる図。



みんなを幸せにしてくれるパキソン。
いちいち可愛い。

さすがアラスカの赤ちゃん!
足元は暖かい毛糸のソックス。

週末はソリ


今週もまた、近くの公園にソリ遊びに行ってみた。

先週末に見付けたそりスポットとは違う所に行ってみると、そこはもっと広く、たくさんの人が遊んでいた。

早速、親子で一緒に滑る3人。

そりはビュンビュンすごい速さで、そして遠くまで滑っていく。

人もみな、とってもフレンドリー。
知らない人もみんな笑顔で、冗談を交し合う。


景色もすごい所で、海を一望するその丘から、近くの空港に次々と降りてくる飛行機が大きく見える。


5時になるとさっと日が落ち、白い世界はまた違った表情を見せる。

岡の上の建物も、周りの白に映えすごく綺麗。
中では、結婚式が行われていた。

ハワイアンデイ

今週は選挙週間という事で、ムサシの学校でも色々とイベントがあった。
先週末に、学校からもらってきたプリントには、こう記されていた。


月曜日 赤い服を着てくる事

火曜日 白い服を着てくる事

水曜日 青い服を着てくる事


赤・白・青。
国旗の色に合わせているらしい。


そして


木曜日 ハワイアンな服



は、ハワイアンですか?

この寒い世界で?なぜにハワイアン??




その日の朝の気温は、-2F(-19℃)だった。
華氏でマイナスって、初めて見たよ。

氷の世界で、トロピカルな服。
いったい何を着せればいいのだ?

結局、長袖のシャツの上にアロハシャツを着せた。
やっぱり、いくらなんでもマイナス10℃以下の日に半袖はないでしょう?


と思っていたけれど、学校に行ってみるとみんな普通に半袖を着てた。

外は寒くても、建物の中はどこも暖かいアラスカ。
アロハシャツの上にダウンジャケットを羽織り、学校に通学する子供達。

こんな姿の子供達。
これだけ見ると、外はとても厳しい寒さとは思えない。


ソリ遊び

週末なのに、リーガンは出張中。

それでも子供達をどこかに連れて行かなければと、大きなソリを買ってきた。
一人用の小さなソリで、毎日近所で遊んではいるが、今日は親子3人一緒に乗って滑りたい。
近所の公園で、ソリ遊びが出来ると聞いて、行ってみた。

公園といっても、170万坪もある広大な場所。
聞くところによると、熊も出るらしい。
初めて行く所に、ドキドキしながら運転した。

途中大きなムースがいて、車を停めて写真撮影している人がいた。
もう車の中から見るムースなんてさほど驚かなくなってきた私達は、そのまま車を走らせる。
道の横では、クロスカントリーをしている人達がたくさんいた。
道はどんどん山道になり、雪も深くなってきている。


上から降りてくる車も多いのだから、きっとこの道で大丈夫。
不安な自分にそう言い聞かせ、どんどん山に入っていく。



すると、あった!
たくさんの人が車を停め、スキーやソリで遊んでいる所!


すぐに車を停め、ソリを持って走る。
そこにある雪は、氷の粒みたいになっていた。



子供も大人も、みんながスキーをしている。
小さな子供がいたって、スキー遊びを楽しむ人達。

「重くて大変!」
と、言ってはいたが。


ムサシが一番前、私との間にアラシを挟んで3人で滑る。
すごいスピードで、ソリは滑る、滑る、滑る。

これは楽しい!
きっとこれから毎週末、ここに来る事になるだろう。


ムサシは寝転んで、すごい勢いで滑るのがお気に入り。

-11℃の世界


朝起きて、窓の外を見ると、海が凍って見えた。
これはすごい!

気温を見ると、-11℃。
今までの人生で、一番低い気温かもしれない。
何もかにもが、凍っている。


外に出てみると、隣の林は『ナルニア国』の森みたいになっていた。



こんなに寒くてどうしてるのとよく聞かれるが、意外に'毎日暖かく生活している。
家の中はどこも暖房が効いているし、外に出る時は、ダウンジャケットを着てスノーブーツさえ履いていれば、雪の中でも大丈夫だ。
凍った道での運転も、多少は慣れてきた。


子供達は学校に行く時は、普段着の上にスノーパンツ、ジャケット、スノーブーツを着けて行く。
みんながスキーに行くような格好で、学校に行っている。

学校に着くと、スノーギアを全部脱いで、指定の場所にかけておく。そして休憩時間になると、みんな着こんで、雪の中で遊ぶ子供たち。



ところで今日、13年アラスカに住んでいるという韓国人の友達が遊びに来た。
ちなみに気になって、また聞いてみた。

「今日はアラスカの人にとっても、寒い日なの?」

そうだよ。今日はアラスカの人にとっても寒い日だよ。
そう言われ、またちょっとほっとした。


でもね、これ以上の寒い日が来るし、まだ雪は、これからたくさん降るからね。
そして暗くなって、3時には日が沈むようになるよ。


そ、そうなんですか。
アラスカの冬は、まだ始まったばかり。

デカい!!

今日、学校でちょっと態度が悪かったムサシは、帰ってすぐにタイムアウトさせられていた。
タイムアウトとは、1人で椅子に座って静かに反省する事。


タイムアウトは5分間。
しかし3分経ったところで、ムサシが叫びだした。

「ムース!!」


ムースなんて、毎日見ている。
珍しい事ではないと思いながら、窓の外に目を向ける。


うわっ。で、でかい・・・・。

窓から見える向かいの家のすぐ側に、巨大なムースがいた。




すごいよ!大きいよ!
小象サイズはあるよ!!


隣の家と比べて欲しい。
頭を上げれば、1階分と同じくらいの高さだ。


今まで見た中で、一番大きなムース。
近所に出るムースを見るのは、もう慣れてきた私でも、さすがにこれにはびっくりした。
すぐさま写真を撮らなければと、慌ててカメラを探し走る。


タイムアウトのムサシもびっくり!

※注 ムースは後ろの右の方。


巨大ムースはゆっくりと裏庭を横切り、林の方へ戻っていった。

プロフィール

Nami

Author:Nami

アラスカ在住。

アメリカ生活19年。(いつの間にか)
99年に島根県隠岐の島で知り合ったアメリカ人リーガンと結婚し、テキサス移住。
2006年に夫の思い付きでまさかのアラスカお引越し。
息子は2人。(ムサシ&アラシ)
アンカレッジの山の家に住んでます。

夏はアウトドアで遊び、冬はひたすらジムに通う。
現在は、釣りとズンバに夢中。


「心も身体も健康に。毎日ハッピー」が私のテーマ



*ズンバインストラクター
アンカレッジでズンバクラスをしてます。ぜひ参加して下さい!
初心者大歓迎。

ズンバのページ






*西邨マユミ アラスカ支部マネージャー
アラスカでプチマクロお料理教室してます。お仕事の依頼は
AKiroiro@gmail.com
まで。







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AKiroiro@gmail.com



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