リーガンの未来カー

最近リーガンが、イーベイで車を買った。

今までリーガンは、とってもボロな車に乗っていた。
どれだけボロかと言うと、この前帰国した友達が、



「こんな車、日本では見られないから写真を撮ってもいい?」

と言う程、ぼろぼろだ。



この車は8年前に、学生だったリーガンが安価で買った中古。
この車で、テキサスからモンタナやフロリダなど長距離を走り回った。その走行距離は8年間で12万キロ。



窓が上がらなくなろうとも、バンパーが壊れてしまおうとも、
「これで軽くなって、燃費がもっとよくなった。」
と笑って乗っていたリーガン。





私には、新車の日本車を買ってくれたのに。
リーガンが稼いでいるのだから、自分にももっといい車を買って欲しいと、常日頃思っていた。



そんなリーガンが、ついに車を買う気になったのだ。
もちろん、大賛成!


今の車の2倍以上も払って、リーガンが選んだ車はこちら。



2人乗り電気自動車




こんなに小さいよ。
ゴルフカートみたいだよ!









...なんで?

なんで、これ?




どうも、この電気オンリーで走るとか、音が静かで排気ガスなしとかのエコな部分に惹かれたらしい。

「これは将来の車だ。地球にいい事をしているんだ。」
目をキラキラさせて訴える、リーガン。
リーガンが嬉しいなら、それでいいよ。




通勤だけに使う車だから、時速70キロまでしか出せなくても2人しか乗れなくても、全然OKなんだろう。


だけど、もう1つ。電気自動車の短所って、


寒いと動かない。

なんだってね。









それ、ダメじゃん。


アラスカだよ。
ずっと寒いよ。
1年のうち半年は冬だよ。




カリフォルニアから届いたこの車を、今日リーガンが友人と取りに行った。
きっと牽引が必要と思っていたのに、ちゃんと動いたらしい。

動いた事に、驚いた。


マイナス4℃じゃ、まだいけるのね。



この車をリーガンが、アラスカでちゃんと乗りこなす事が出来るのか、これからドキドキ。

暗闇の中に

今朝8時。
うちに泊まっている友人ウェイドが、車のエンジンをかけに外に出て行った後、慌てて戻ってきた。

「びっくりした!!ムースがいる!車のすぐ側。」






ムースぐらい、近所でよく見かける。
私達はもう慣れてるけど、やっぱりジョージア州から来たウェイドはびっくりするよね。



そう思いながら、一緒に外に出てみると...。



うわっ。びっくりした!



暗闇の中に、8つの光る目!!



4頭もムースが座ってるよ。
これは、私でもビビるわ。


30分後に子供達を学校に連れて行く時も、まだムースはそこにいた。





ちなみに右の白い車のすぐ前、つまりムースのすぐ側にリーガンは車を停めていた。
そんなに近くにある車を動かしても、ムースは逃げなかったんだ!
リーガンとウェイドが、恐る恐る車をスタートさせたのが目に浮かぶよ。



子供をおくって帰ってくると、座っているムースは2頭になっていた。

他の2頭は朝食タイム。凍っている木を齧っていた。

ドーナツ マシン


リーガンが「自分の誕生日プレゼントに」と買ってきた物。
それは、ミニドーナツ マシーン。

材料を入れると、勝手にドーナツを作ってくれるスグレモノなんだとか。


確か似たような機械を、この夏ファーマーズマーケットで見たぞ。
小さいドーナツがどんどん出来て、それを袋に入れて売っていた。
ドーナツが自動で出来ていく行程を見るのが面白かったし、揚げたて熱々がとても美味しかった。





だけどこれって、普通の家庭にいる物!?


そんな私の疑問はともかく、真剣に説明書を読んで材料を揃えるリーガン。
ちなみに小麦粉、砂糖、ベーキングソーダー、バターミルクなどが必要だそうだ。



父と息子でクッキングタイム!
材料を量って混ぜて、機械に投入。



すると機械が、生地を絞ってドーナツの形をちゃんと作る。



機械の中の油の上を、ドーナツがベルトコンベヤーに乗ってゆっくり移動。



そして、受け皿にぽいっと落とされる。



美味しいドーナツの出来上がり!



見ていると楽しい。
でも難点が一つ。

それは、時間がかかり過ぎる事。



この小さな1つのドーナツが出来るまで、1分以上要する。
ドーナツがゆーっくりと油の中を動くのを、みんなでじーーっと見詰めて待つ。

そして、ぽとっと落ちると、誰がそれを食べるかの競争。
食べてなくなるのは、一瞬。



我慢比べ?
じれったいって。





ま、みんな楽しそうだから、いいけどね。
パーティーとかには、使えるかな?
一日中、電源を付けとかなければダメかな。



ちなみにその日の外は、超低温。
木がこんなに凍っている日だった。

リーガンの誕生日


11月3日は、リーガンの誕生日だった。

私の誕生日の時は、いつもサプライズを用意してくれるリーガン。
何か考えなくては...。



とりあえず子供達と相談し、クラフトショップに行った。心のこもった手作りの物をプレゼントしたい。
ムサシとアラシが材料を選び、リーガンが家にいない時間にコツコツと工作に励む。


そして出来た、誕生日セット。
ジャーン!

家族写真が入ったボックス、アラシが塗った44と木のケーキ。
そして、ムサシが作った紙模型。

チョコレートケーキと、AC/DCセット、そして日本の両親から届いたプレゼントもテーブルにセッティング。


これが、ムサシからのプレゼント。
「オーロラをバックに走るリーガンの車」



最近リーガンが、車を買った。(この話もまた別に書かなければ。ちなみに、普通の車ではない。)

それをコピー用紙を使い、切って貼って模型を作った。車の中を開けると、ハンドルやシートもちゃんとついている。

車が向かっている先は、ホテルらしい。もちろん、部屋の中も作ってある。

後ろの赤や青の帯が、オーロラだ。
ムサシの目には、オーロラもこんな風に見えるのね。



このテーブルの上を見た瞬間、リーガンは飛び跳ねて喜んでくれた。
やった!


私が初めて作ったチョコレートケーキ。
リーガンがローソクを消そうと息を吹きかけたら、こんな事に...。


ココアの砂嵐!?

それとも

飴食い競争?




そこら中、ココアの粉だらけ。
あーあ。
このケーキにローソクを立てたのが間違いだった。


その日、リーガンの中学時代の親友がアトランタからやって来て、一緒にお祝い。
2人が知り合った、パナマでの思い出話に花が咲く。
昔の友達に会えた事も、リーガンには嬉しいプレゼントだった。


1日遅れて届いたもう1つのプレゼントは、リーガンが最も欲しかった物。


それは、航空写真家のJeanさんに撮影して頂いたタイガーモス写真。

専門の会社に頼んで、印刷してもらった。
ずっと欲しかった物が、やっと注文出来た。

そしてなんと、Jeanさんが一枚プレゼントしてくれたのだ。
Jeanさん&Kanokoさん、ホントにありがとうございます!


リーガンが喜んでくれて、家族みんなが嬉しかった。
誕生日作戦、成功!

ハロウィン2008


今年のハロウィンは金曜日。
その日は子供達の学校がたまたま休みになり、リーガンの仕事も偶然にお休みだった。





これは夜だけではなく、昼間も何かしろって事か。


という事で、3時頃から動き出したメルモファミリー。
今日を楽しみにしていたムサシは、すぐにAC/DCのアンガス・ヤングの衣装を身に着け、ギターの用意をした。アラシは夜まで衣装は着たくないらしい。
一行はまず、リーガンのオフィスへと向かった。



オフィスの前に到着。
中に入るには、フロントで受付のお姉さんに鍵を開けてもらわないといけない。


リーガンはお姉さんに、
「ヤング・アンガス・ヤング!」
とだけ告る。
そして、頭を振りながらギターを弾くムサシが登場!


お姉さんは、笑いながら鍵を開けてくれた。




オフィスに入り、一心不乱にギターを弾くヤング アンガス・ヤング。そしてミニアンプを持ち、見守る父。



同僚の人達が、ムサシの周りに集まってくる。
『サンダーストラック』の前奏が始まると、
「Oye!Oye!」
とかけ声を入れてくれた。


AC/DCと書いてあるニット帽を被っている私は「グルーピー?」と聞かれる。
そして演奏が終わると、逃げるようにオフィスを去る家族。






な、なんなんだ。


ゲリラライブか?







突然現れて、あっという間に去る。それがミソ。
...これ、楽しいかも。


エレベーターで一階まで降りると、入り口でドアを開けてくれたジェントルマンがいた。それは、ケーブマン!



CMで有名になった、このキャラクター。アメリカに住んでいれば、誰でも知っているはず。
手の甲の毛まであるぞ。
何とも素敵。




その後もゲリラライブ作戦を続行する家族。
ギターショップに行き、いきなり演奏。



そして、みんながびっくりして見ている間に、さっと退去。



後ろから、


...だれ?
今の、なに?



という声が、聞こえてきそう。



そんな事はおかまいなく、バーでもアイリッシュパブでも、突然入って演奏して消える。

あっと言う間の出来事。
「ドラ」の姿をしたお姉さんが、びっくりして見詰めていた。




ダウンタウンを回った後は車に乗り、次はどこに行こうかと話し合っていた。
車の中では、FMのラジオがかかっていた。
いつも聞いてる『クラシック ロック』のラジオ局。このDJのクラッシュが、いい声をしてるのだ。
特徴的な渋い声。そして選曲もいい。


「そうだ、クラッシュに会いに行こう!」
誰かが言い、ラジオ局へと行く事に。
ラジオ局の場所は定かではなかったが、
「窓から、ウォールマートの駐車場が見える」
と放送で言っていた。そこから推理をした場所が、ビンゴ!
小さい町は、分かりやすい!




ラジオ局の受付の女性の前で、ムサシがギターを弾いた。
するとなんと、その女性がクラッシュを連れてきてくれた。



うわっ、この人がクラッシュ!?


いつもラジオを聞いてるので、感動。
もっとごっつい人かと思っていた。









って言うか、こんなに簡単に会えていいの?


しかもオンエアー中だと言うのに。




さっきまで私達、車の中でコノ人のラジオを聞いてたよ。




クラッシュの前で物怖じもせず、AC/DCの曲を弾くムサシ。
クラッシュは喜んでくれたようで、次に会う約束もした。




その後は、モールを練り歩きながらギターを弾くムサシ。
アラシも死神衣装に着替え、後に続く。


みんなびっくり振り返り、かなりの注目を浴びていた。

店の人が呼びにくるので、店の中でもギターを弾く。
店主が喜んで、キャンディーをたくさんくれた。



歩いていたドラキュラ伯爵も立ち止まり、ムサシにリクエスト。
立ち止まって、たくさん弾いた。



充分演奏して満足してから、一旦家に帰り、トリック オア トリートに行く準備をした。




日が落ちて、外はかなりの寒さだ。
ハンパでない、この寒さ。



なんと、マイナス10℃!



寒すぎて、雪も降らないぞ。





この寒さの中で半ズボン、生足ではどうかと思うので、スノーモービル用の下着を着させた。
冷たくても手袋はせず、ギターを弾きたいと言う。
いつでも車の中で温まれるよう、私は車で後ろからついていく事にした。




ポケットにミニアンプを持ったリーガンと、ムサシとアラシが家をノックして歩く。
死神を引き連れたアンガスが、玄関先で弾く曲は 『Hells Bells』





不吉すぎて、すみません。






それでもほとんどの人が、
「Thank you for music!」
と喜んでくれて、キャンディーもたくさんくれた。
夜は2時間も、頑張った。


収穫したキャンディーは、こんなに。



2人とも大満足のハロウィンだった。
プロフィール

Nami

Author:Nami

アラスカ在住。

アメリカ生活19年。(いつの間にか)
99年に島根県隠岐の島で知り合ったアメリカ人リーガンと結婚し、テキサス移住。
2006年に夫の思い付きでまさかのアラスカお引越し。
息子は2人。(ムサシ&アラシ)
アンカレッジの山の家に住んでます。

夏はアウトドアで遊び、冬はひたすらジムに通う。
現在は、釣りとズンバに夢中。


「心も身体も健康に。毎日ハッピー」が私のテーマ



*ズンバインストラクター
アンカレッジでズンバクラスをしてます。ぜひ参加して下さい!
初心者大歓迎。

ズンバクラスのページ






*西邨マユミ アラスカ支部マネージャー
アラスカでプチマクロお料理教室してます。お仕事の依頼は
AKiroiro@gmail.com
まで。







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