雪かき


サンクスギビングの翌日、ブラックフライデーの日にアンカレッジに大雪が降った。


大きな牡丹雪が一日中降り続き、辺りは真っ白。
どこにも出かけられない程、雪で埋まってしまった。



今日が休みでよかった!




空からどんどん落ちてくる大きな雪の固まりを窓から見ながら、
「すごい雪!」
と、何度言った事か。
前日の料理の疲れもあって、その日は雪を見ながらのーんびりと1日を過ごした。



それでも、どこにも行かないわけにはいかない。
夕方6時から、子供達のフラッグフットボールの練習があるのだ。

コーチをしているリーガンは必ず行かなければいけないので、3時には外に出て雪かきを始めた。
ムサシもアラシも手伝い、2時間も汗だくで働いて、ドライブウェイはようやく車が通れるようになった。


(雪の中でも、リーガンは半袖)


そして翌日の土曜。

リーガンは、腰が痛いとまだ横になっていた。
昨日の雪かきが腰にきたらしい。


私は土曜日の朝に、どうしても行きたいエアロビクスのクラスがあるので、用意して車を出した。





金曜日に一日中外に出なかったので、雪の多さに改めて驚く。
でもよかった。
リーガンが綺麗に雪かきしてくれたので、車が出せる、と思ったのも束の間、ドライブウェイから道路に出る直前に、高さ50cm程の雪の壁が立ちはだかった。



早朝にやって来た大型除雪車が、雪でうちのドライブウェイを塞いじゃったみたいだ。
道の前に、雪の塀が出来ていた。



(写真を撮る事を忘れていたので、雪がなくなった状態のドライブウェイで説明。
↓この道の入口に、雪が塀のように積み上げられていた。)






がーーーん。





車が出せないよ!!


9時半のエアロは諦めるしかない。

9時半のクラスに行けないなら、せめてその後の12時半のクラスには出たい。
何としてでもそれまでに、雪を取り除かなければ。


うーんと考え、とりあえず私はスコップを持ってきて、初めての雪かきに挑戦する事にした。
腰痛のリーガンに頼む事は出来ない。
しょうがない。自分でせっせと雪を運ぶしかない。




しかし、この雪が固い。
除雪車で固められた雪の固まりなので、固くて重い。
プラスチックの大きな雪かき用のシャベルでは、とても歯が立たないので、庭仕事で使うシャベルで雪を壊しながら運ぶ。

庭仕事用のシャベルでは、運べる雪もほんの少し。





雪かきがこんなに大変な作業だったなんて。





必死な形相で雪を運んでいると、始めて10分くらいで前の道から車が出てきた。

運転していたのは、アンダーソン・クーパー似のイケメン男。隣に犬を乗せている。
イケメンはこちらに気が付くと手を振り、颯爽と去っていた。




と思ったら、Uターンをして戻ってきたアンダーソン。
雪かきしている私の前に車は停まり、運転席の窓が開いた。


「大丈夫?近所に住んでる者だけど、手伝おうか?」

隣に美しいハスキー犬を乗せている、美しい男の優しい言葉。







これが昼ドラなら、恋が始まってるよ!



丁重にお断りして、すぐ家に戻り、リーガンに自慢。
そしてまた、雪かきを再開した。






本当に大変な仕事だった。
小さなシャベルじゃあ、運んでも運んでも全然雪の固まりが減らない。
40分も雪を運び、私は途方に暮れていた。





するとその時、雪かきのシャベルを前に付けたトラックが私の前に停まった。


(また写真を撮るのを忘れたので、ネットで見付けたイメージ写真。)



トラックの中には、ヒスパニック系のおじさん2人。
そのトラックは、いきなり道でバックしたと思うと私がシャベルで運んでいた雪に突進してきた。

そのまま雪を横にどける。
そして、また道でバック。
雪に突進。

その動作を繰り返し、家の前の雪を全部除雪してくれた。






私が40分も格闘していた雪が、たった5分で綺麗になくなった!


(おじさんが雪かきをした後は、こんな雪山が出来た。)






なんて親切なおっちゃんなんだ!




雪かきが終わると、おじさんは何も言わずに手を振って立ち去ろうとした。
慌てて声をかける私。


「待って。あなたは誰?
スーパーマン!?(古っ)

せめてお名前だけでも。」



そう言うとおっちゃんは、
「近所の雪かきの仕事でここを通ったけど、困ってるみたいだったから。」
と言った。






ブロの雪かき屋さんが、タダで助けてくれたのね。






お陰でエアロビクスにも行けた。
寒いアラスカだけど、ちょっと心が温かくなった出来事。




サンクスギビング


アメリカの主婦が最も忙しい日、サンクスギビング。
前日の夜からターキーを仕込み、当日は朝5時に起きて用意していた。



10時半に、友人のぎんだらぎんさんが到着。
お土産持参で手伝いに来てくれた彼女。


この人は毎年朝から手伝ってくれて、そしてパーティーの始まる3時には、出来た料理も食べずに帰ってしまう。
義両親の家のサンクスギビング・ディナーに行かなければいけないからだ。


「手伝わせただけで、何も食べずに帰すなんて出来ない!」
と、どんなにムリヤリ食べさせようとしても、
「感謝祭のハシゴなんて、キツすぎる。」
と何も食べない。



お土産持参で、タダ働き!?



なんて奇特で、なんていい人。



ぎんだらぎんさん、どうもありがとう。




ところでターキーの方は、あっという間に出来てしまった。
いつもなら5時間はオーブンに入れてるのに何故?と思った時に、温度設定を間違えていた事に気付いて慌てる私。


30分500℉の後、350℉で焼かなければいけなかったのに、すっかり忘れてたよ。


500℉のまま3時間焼いちゃった!

だ、大丈夫なのか?


それでもドライにならず、しっとりと美味しかったターキー。
不思議。
これからは、ずっと高温でいいって事か?


lesleemamaさんが、たくさん料理を持ってきてくれたので、テーブルの上はこんなにゴチソウが並んだ。


リーガンの同僚とその友人が突然やって来てびっくりしたけど、感謝祭は無事成功。
美味しくて楽しい一時だった。

ライブ情報 〜School of Rock!〜


今週の土曜日、アンカレッジのピーナッツファームで行われるSchool Of Rock!というイベントにムサシが参加します。

ギターやドラムを習っている子供達(ギター4人ドラム3人)が、先生のバンドと一緒に演奏するイベント。6月に続き2回目です。



地元FMラジオ局KWAL主催で、生でラジオで流れます。
スポンサーはコカコーラ。


日時  11月28日(土) PM8:00〜
    (大人だけのバンドが8時から演奏。子供達が入るのは9時頃からです。)

場所  Peanut Farm
  5227 Old Seward Hwy. Anchorage, AK
     (907) 563-3283



今回は、17歳の女の子(ギター)も参加。

ムサシが弾くのは、ジミー・ヘンドリックの"Hey Joe"と、クリームの"Cross Road"です。
お近くの方、ぜひ来て下さい!

冬のチキン生活


寒い日はマイナス20℃くらいまで冷え込むアンカレッジ。

「そんな寒い所で、どうやって外で鶏飼ってるの?」
とよく聞かれる。


今年から飼い始めたので、私達も手探り状態。
あまりにも寒かったので、鶏小屋ごとガレージに入れたら、ガレージがフンだらけ。
すっごく臭くなった。


これではマズい。
他の人はどうやって飼ってんだ?

近所の鶏仲間の所にカメラを持って視察に行ってきた。



友人の家の、冬のチキン事情。


長年鶏を飼っている経験から、頑丈なフェンスを作ったと言っていた。
特に登ってフェンスの中に入ってくるウルブリンや、上から狙う鷲から守るため、天井にもフェンス。


フェンスの中と外に鳥小屋があった。

小屋への出入りは、鶏の自由。
外で遊んでても寒くなれば、勝手に小屋の中に入って行く。

小屋へのドアは、こんなドア。

キャットドアならぬチキンドア?



鶏にも応用が利いたのかとびっくり。

中から見たら、こんな感じ。


誰かが今まさに、入ろうとしていた。
真ん中に写っているのは、ミニチキンのチョコチップちゃん。


外の小屋の中。

天井からぶら下がってるラジオのような機械が暖房。
これで鶏ちゃんも、寒さを凌げる。

そして左の棚。

ここにタマゴを産んでるのねー。

人間の思惑どおり、いつも同じ場所せっせと玉子を産む鶏ちゃん。
ペットなのにプレゼントをくれるとは、なんてイイ奴。

ちなみにウチの鶏の近況は、九死一生の経験をしたラッキーちゃんも含め、みんながタマゴを産むようになった。



友人との休日


友人のJamiさんに誘われて、家族みんなで遊びに行ってきた。


Jamiさんの撮る写真は素晴らしい。
しかもビーバーとかヤマアラシとか狼とか、珍しい動物の写真を「近所で撮りました♪」とブログに載せている。

私達、色々山奥にキャンプしに行ってるけど、狼なんて見た事ないよ?
同じアンカレッジ市内のはずなのに、いったいどんなワンダーランドに住んでいるのだ。興味津々。



行ってみてびっくりした。
jamiさんが「2日に1回は行ってる」散歩道は山の中。ここならどんな動物が出てきてもおかしくない。
実際、ムースだって熊だっていっぱい住んでるらしい。


山を抜けて出た海辺。
美しい夕日の中で、遊ぶ子供達。


山の中で見た動物は、ムース2頭。
Jamiさんは、
「おかしいな。いつもだったら、その辺にヤマアラシがいるのに。」
と言ってたけど、動物見なくてもこの大自然の景色に充分驚いた。
確かにあそこは、ワンダーランド。



お家に帰ってjamiさんがゴチソウしてくれたのは、私達が何よりも大好きなアラスカ蟹。

おニューのフライドターキーマシーン(茹でるのも可)の中に、蟹を「これでもか!」とざくざく入れるjamiさん。

蟹の他にも海老、ソーセージ、ジャガイモ、ニンジン、コーンなどを一緒にスパイスで煮込んだ美味しい料理。

うますぎる!めっちゃ幸せ〜。
「ダイエットは明日から。」
とリーガンと言い合い、たらふく食べた。

楽しくて美味しい時間をどうもありがとう。

ハロウィーン


今年のハロウィーン。
ムサシのコスチュームはこれ。



去年のアンガスに引き続き、ロックスターシリーズ。
スラッシュ

ハロウィーン2日前の、「ハロウィーンの衣装を着てくる日」に学校にこの姿で行ったところ、





オジー・オズボーン!!

と、みなに言われたらしい。





...ちょっと違うが、ま、まぁいいか。



アラシはフットボール選手になりたいと言って、自分のユニフォームを着ていった。
ハロウィーンというか、そのままだ。





ハロウィーン当日。
ギターにミニアンプを繋ぎ、実際にギターを弾きながらトリック・オア・トリートに出かけた。

今年も「Hells Bells」を弾きながら、ベルを押す。(この不吉な曲が、ハロウィーンには一番しっくりくる。)




恰好違うだけで、去年
と一緒じゃん!




この上の写真のお家は、すごい演出だった。
庭先にはドラキュラが埋まっていて



チカチカ光る車の中に、何かが乗ってる。



そして玄関には足下のガイコツが、ケタケタ笑いながら近づいてくる。




中から出てきた家の主人肩には、ゴーストが。



ここまで凝られると、嬉しくなってくる。


ムサシがギターを弾いてるのを見ると、
「すごい!来てくれてありがとう!」
と、みんな笑顔でキャンディーをたくさんくれた。


しかし、スラッシュとはなかなか分かってもらえず、



ジミー・ヘンドリックスだ!」

ジャニス・ジョプリン?



などと言われる。







もうこの際、ロックスターなら誰でもいいです。






道端で出会った女の子達。


バナナの子が、可愛かった。
プロフィール

Nami

Author:Nami

アラスカ在住。

アメリカ生活19年。(いつの間にか)
99年に島根県隠岐の島で知り合ったアメリカ人リーガンと結婚し、テキサス移住。
2006年に夫の思い付きでまさかのアラスカお引越し。
息子は2人。(ムサシ&アラシ)
アンカレッジの山の家に住んでます。

夏はアウトドアで遊び、冬はひたすらジムに通う。
現在は、釣りとズンバに夢中。


「心も身体も健康に。毎日ハッピー」が私のテーマ



*ズンバインストラクター
アンカレッジでズンバクラスをしてます。ぜひ参加して下さい!
初心者大歓迎。

ズンバクラスのページ






*西邨マユミ アラスカ支部マネージャー
アラスカでプチマクロお料理教室してます。お仕事の依頼は
AKiroiro@gmail.com
まで。







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AKiroiro@gmail.com



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