ヘインズへの道 その2



翌朝、出発。
カナダの国境を難なく越えてどんどん走る。


カナダに入って、すぐ違いに気が付く事がある。
それはガタガタ道と、お店の前にあるマネキン人形。



カナダ人はマネキン好き?色んな姿のマネキンが外に飾られている。


薪を割るマネキン。キャンプするマネキン。座ってるマネキン。
あちらにもこちらにも、マネキンが。
それも今時のマネキンではなく、田舎の洋品店に飾られているような薄汚れた古い人形だ。




何故ここに置いてるの?
とても怖いよ。






上の写真はヘインズジャンクションの「FROSTY FREEZE」というレストランにて。
ここのハンバーガーとアイスクリームが美味しいので、毎回ここに立ち寄る。
この景色を眺めながらのランチ。さらに美味しい!





車は出発。
ヘインズに向けて走ると、白鳥の湖に出た。


白鳥がたくさん集まってる。
そして2羽が頭を寄せ合って、絵に描いたようなハート型を作っていた。
すごい!
(走ってる車からで、その瞬間をうまく写真が撮れなかったが。)




さらにどんどん山道を登っていく。
上の方に行くと、湖もまだ凍っている。
見るだけで寒い。






って言うか、湖だけじゃない。


山の上はまだ冬だった。
雲の上で視界も悪い。


怖いよ、ここ。
早く夏に戻りたい…。




山を超え、ようやく冬が終わった。
そこからまた国境を越え、アラスカに入る。
その日の夕方にヘインズに到着。





じゃーん!ヘインズ。素晴らしい。




初めて来た町。
しかし、何か見覚えがあるぞ。
何か懐かしい。




分かった!
これは日本の実家、隠岐の島にそっくりな景色だ。


ここまで広大ではないが、隠岐を大きくした感じだ。
リーガンも子供達も同じ意見。





海岸で遊び、滝を見てボールドイーグルを見て、また車に乗る。


明日泊まるB&Bの前を通りかかったら、大きなブラウンベア発見!耳にタグを付けていた。

B&Bの名前は、ベアロッジという。ベアロッジの前に、ごく自然にいるグリズリーベア。
ホテルのペットとか?



その時の写真は撮れなかったが、翌日その近くで見たブラウンベア。



黒熊はそうでもないが、ブラウンベアは危ないと思っていた。
こんなにグリズリーが町の近くに出て、ヘインズの人は平気なの?子供は外で遊べるの⁇



もしかしたら、アンカレッジのムースと同じ感覚なのかもしれない。
アンカレッジにムースは頻繁に出没するが、気を付けて行動すれば攻撃される事は滅多にない。



しばらくダウンタウンの方で遊び夕食を食べて、寝床を探す。
その週末はたまたまブリューフェスタ(ビールのお祭り)をやっていて、町は酔っ払いの若者たちで溢れていた。

ホテルはどこも満室。
町中のキャンプ場には、テントが隣との隙間がないぐらい、テントだらけ。酔っ払いが音楽をかけ、外で騒いでいた。
しかも有料。
ちょっとここでキャンプする気にはなれない。
他を探そう。




観光案内所に置いてあったタウンペーパーを見て、一つ気になるキャンプ場を見付けた。
周りのキャンプ場が全て有料なのに、そこだけは無料のキャンプ場。



その名前は、モスキートレイクキャンプ場。




昨夜蚊の多い所でキャンプした者としては、行くのに勇気がいる名前だ。

モスキートレイク。
蚊がうじゃうじゃいるキャンプ場か?
だからタダなのか?
怖過ぎる。




しかし行ってみると、そこは素晴らしい所だった。


蚊はいない。人もいない。
熊も、今のところは見えない。


たらの芽もどき(デビルズクラブ)がこんなにたくさん!
ヘインズの日本人は採って食べないの?


夜にパークレンジャーが見回りに来た。
フレンドリーなパークレンジャー。
最初の言葉は、

「どうやってここを見付けたんだ?」



やっぱり、誰も来ないキャンプ場なのね。
名前が怖過ぎるからだよ!



その夜もぐっすり眠れた。

ヘインズへの道



義弟のドーソンが、インターネットで中古のヨットを買った。そのヨットが、アラスカ南東のヘインズという町のあるらしい。




買ったはいいが、ヘインズからドーソンの住むコディアックまで自分でヨットを運ばなくてはいけない。

その手段は3つ。

手段1 ヘインズからヨットをフェリーに乗せて運ぶ。
手段2 陸路でホーマーまで運び、そこからフェリーに乗せる。
手段3 ヘインズからコディアックまでヨットで航海する。



ヨット初心者のドーソンは、海を渡って行く事はまだムリと判断した。

残りは2つ。
フェリーに乗せるか、車で引っ張るか。




ヘインズから、ヨットだけフェリーに乗せると3000ドル以上はかかるらしい。ホーマーからだと、フェリー代はそこまでは高くない。


ドーソンは、陸路と海路を使った2番でいく事にした。






ところが、ここで問題が発生。
陸路でアンカレッジからヘインズに行くには、一度アラスカから国境を渡ってカナダに入り、またアラスカに入っていかなければいけない。
ドーソンは、パスポートの有効期限が切れている事に気が付いた。





ヨットのお金はもう支払った。
手続きも済んでいる。
気持ちはワクワク。
これからパスポートを申請して受け取るまでの時間が待てない!!


そこで兄(リーガン)に相談したのだ。

「ヨットを取りに、片道1255キロのヘインズまで行ってくれないか?」








ちなみにヨットの値段は$7000。



そんなに遠くまで取りに行ってと頼む事にもびっくりするが、ネットの情報だけで、見ずにそんな高い物を買う事にも驚く。
金持ちか?




ヘインズまでのガソリン代もホテル代も払うというので、メモリアルウィークエンドに家族みんなでヘインズへの旅、決定!


ホテルは一泊だけベッド&ブレックファストを予約して、キャンプ道具を詰め込んでヘインズへと出発した。



久しぶりのキャンプ旅行なのでテンション上がる。
道中の景色が美しく、心が洗われる。


夕食だって、こんな豪華な景色の中で。



ちなみにこの時、夜の8時。
夏は夜も明るいアラスカ。


この後、道の真ん中に300キロ級のブラウンベア発見!
しかし写真は撮れなかった。カメラを探している間に逃げられた。

なんせ車で片道16時間の道のりなので、助手席でずっと縫い物(また、布製バスケット作り)をしている私。
縫わなきゃいけないし景色は綺麗だし、動物がいたらカメラを構えなきゃいけないし、なかなか忙しい。





夜中の11時に、ようやくテントを張る。
熊が出ない事を祈り就寝。



新しく買ったテントで、寝心地は快適。



熊は出なかったけど、蚊はいっぱいいた。そうだった。夏は蚊が多かったんだ。

隣はこんな、ふかふか苔の絨毯。緑も深い。





ちなみにその日に見た、黒熊。












車の窓を開けて写真を撮ってると、熊が気が付いてどんどん近寄ってきたので、退散。


ヘインズの旅、続く。

母の日カード



義母スースーと日本の母おしんにカードを作った。
フラワーポットポケットカード。

紙で作った花を、いっぱい飾った。
誕生日にブンたさんにもらった花も使わせてもらった。桜と紫と青の立体フラワーはブンたさん作。




作り方は、こちらのサイトで。

(大きさはアレンジしてます。私が作ったサイズは5x12インチ 中のカードは3.5x5.75インチ )





このカード、リボンのところを上に引っ張ると、メッセージが出てくる。




でも何も説明を付けなかったので、2人とも最初は気付かなかったらしい。

スースーからのメールは、
「見た事もない綺麗なカードでビックリ。部屋に飾ろうと思ってリボンのところを引っ掛けたら、文字が出てきて2度目のビックリ。」



ちなみにスースー、毎年私に母の日カードを送ってくれる。
義母から母の日カードが届いたのに、私は送るのを忘れていたというバツの悪い年もあった。
それからは、母の日カードだけは義母から届く前に早く送らなければというプレッシャーがある。


今年はどちらの母にも、タイミングよく前日に届いてよかった!(私信:日本に運び屋してくれたまりっぺさん、ありがとう☆)




カードに添えたささやかギフト。手作りフォトフレーム。
マイケルズで買った$1フレームに Mod Podgeで布を貼り付け、その上にリボンやボタンを付けた。

2人とも、これもすごく喜んでくれた。


高価なプレゼントじゃないけど、ハンドメイドにこんなに喜んでくれる、温かくて素敵な母が2人もいて私は本当にラッキー。
母の日ありがとう♥

リック・ライアダン サイン会 その2



本屋さんでは、コスチュームコンテスト以外にも色々やっていた。


お店のあちこちにブースがあり、衣装を身につけたお兄さんお姉さんが遊ばせてくれる。
フェイスペインティングやクラフトや物語のクイズなどなど。長い待ち時間でも子供達が飽きないように、工夫がされていた。


写真は、スカベンジャーハントのブースにいたお姉さん。






サイン会の1時間前から、並ぶようにアナウンスが入った。
入り口でもらったリストバンドの色別に、並ぶ順番が決まる。



本来10時半に来た私達がもらったのは、オレンジのリストバンドだった。それは何時間も並ばなければサインしてもらえない順番。


しかし、コンテストで優勝したアラシの腕に輝くのは、1番前に並べる特別なリストバンド!





みんなから羨望の視線を受けながら、長い列の一番前へと案内される。

前にいた係員は、(ちょっと怖い)こんなお兄さん。






この衣装、自分で作ったらしい。

トンガリ靴だって、作ったと言っていた。
すごい。




30分ぐらいそこで待っていると、いよいよリック・ライアダン登場!

みんなの興奮も高まる。





おおー!この人なのか。





流石スピーチも上手で、人を惹きつける話をする人だった。
普通のおじさんじゃない!オーラがある。



アラスカには2年前に家族でバケーションに来て、すごく気に入っているらしい。次の物語には、アンカレッジも出てくると話していた。


リックが、何か質問がある人?と聞くと、みんながこぞって手を上げる。




すごい熱気だった。

アラシも手を上げ、
「ナイスコスチュームの君!」
と当てられた。




サインもこの通り。
とってもフレンドリー。


アラシは色々話したけど、興奮し過ぎで何を話したか覚えてないと言っていた。





「僕がどれだけ嬉しいか、分かる?夢が叶ったんだよ!すごく嬉しいよ。」
と何度も言っているアラシ。
それだけ喜んでくれて、私もとっても嬉しいよ。

リック・ライアダン サイン会 コスチューム編



先月本屋さんにアラシの大好きな本を買いに行った時、その本の作者のサイン会がもうすぐあると知った。
その作家とは、「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」シリーズのリック・ライアダン。



このパーシージャクソンシリーズは、アメリカの子供達に大人気の本で、特に歴史物が好きなアラシは夢中になって読んでいる。
その作者が、このアンカレッジに来るなんて!アラシは跳び上がって喜んだ。






そしてサイン会が近付いてきた頃、本屋から届いたお知らせメール。


「サイン会イベント、コスチュームコンテスト!登場人物の衣装で参加して下さい。優勝者には、豪華商品あり。」







これを見て、アラシはニヤリとした。
何故なら、アラシにはこの衣装があるから。

アラシ自信あり。これなら勝てる!
shinoさんブンたさん、ありがとー。










当日朝、その日になって槍を作り始めペイントするリーガンに半分キレながらも、ようやく完成。
衣装を身につけたアラシと慌てて本屋さんに行った。




サイン会は1時からだけど、朝の9時から色々とイベントがあるようだ。

9時には行こうと思っていたのだが、槍のせいで10時半近くになってしまった。



すでにたくさんの人で、車を停める場所もないぐらい。




そして行ってすぐ、コスチュームコンテストだった。

たくさんの子供達が、工夫を凝らした衣装を着ていた。



その中でもアラシは目立っていた。


なんせあの、クラフト会努力の塊の手作り衣装と、インドからやってきた鉄仮面と、そして今朝作った槍。





審査員の前を堂々と歩くアラシ。
因みに、アレス(Ares)の衣装なんだそう。
本を読んでない私にはわからんが。





結果は…











なんと優勝!!!!

アラシが優勝。
他の3人が2位。




2位のフィオナちゃんと。




賞品は、リック・ライアダンの本3冊とギフトカード$25。そして一番嬉しいのが、サイン会1番の特権!



アラシは夢みたいと大喜びだった。
写真が多いので、その2へ続く。

キャンドルホールダーと小さい花束



引き続き調子に乗ってクラフトの話。




日頃の感謝の気持ちを込めて、小さなギフトを作成。


キャンドルホールダー。
ガラスにエンボスして、エッチング。

ネットで見付け、作ってみたかった。



作り方は こちら




感想は、ガラスにスタンプするのは非常に難しかった!作ってみたけど、あまりお勧めではないかも。
シールとかステンシル用のキットを使った方が、綺麗に出来るでしょう。




キャンドルホールダーの中に、小さな花束を入れてプレゼント。





この前作ったお花を立体的にしてみた。



バラはブンたさんとShinoさんに教えてもらった物。EK SUCCESS の花のパンチで抜き、花弁に筋を入れて半分に折り、6枚の花をグルーガンで止めていく。



デイジーは、マーサ スチュワートのデイジーのパンチで抜き2つを重ねて、真ん中にマーサのグリッター、レモンドロップを振り、グロッシーアクセントをぽっこり付ける。


花に緑の茎をつけ、葉っぱ(マーサのバラの葉のパンチ)も付けて出来上がり。



花に使った道具はこちら。




デイジーのパンチ、実はもう廃盤らしい。

ネットでたくさんの人がデイジーを作ってるのを羨ましく見ていたら、chanatsuさんがわざわざオーダーしてくれて、誕生日プレゼントにくれた。


chanatsuさん、本当にありがとう!
すごくすごく使ってます。
プロフィール

Nami

Author:Nami

アラスカ在住。

アメリカ生活19年。(いつの間にか)
99年に島根県隠岐の島で知り合ったアメリカ人リーガンと結婚し、テキサス移住。
2006年に夫の思い付きでまさかのアラスカお引越し。
息子は2人。(ムサシ&アラシ)
アンカレッジの山の家に住んでます。

夏はアウトドアで遊び、冬はひたすらジムに通う。
現在は、釣りとズンバに夢中。


「心も身体も健康に。毎日ハッピー」が私のテーマ



*ズンバインストラクター
アンカレッジでズンバクラスをしてます。ぜひ参加して下さい!
初心者大歓迎。

ズンバのページ






*西邨マユミ アラスカ支部マネージャー
アラスカでプチマクロお料理教室してます。お仕事の依頼は
AKiroiro@gmail.com
まで。







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AKiroiro@gmail.com



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