夏の国へバケーション


 

アンカレッジがマイナス16℃だった木曜日の夜、夏の国へと出発した。
行き先は、中米コスタリカ。




アラスカの冬は長い。
いくらアラスカが好きだと言っても、6ヶ月も寒くて暗い冬の中にいると、心に不調をきたしてくる。


寒いよりも日照時間が短い事の方が問題。人間、太陽を浴びてないと元気になれないものだ。
6ヶ月間ずっと冬なのは大変なので、真ん中あたり1週間でも夏を入れれば楽になる。


12月後半に、太陽が出てる所へ旅行に行ければいい。
そんな理由で、アラスカからハワイにバケーションに行く人がとても多い。

アラスカの心療内科の先生も、
go to Hawaii 
と、診断書に書くそうだ。







今回はチャンスがあり、コスタリカに行ける事になった。
2年前にその隣のパナマに行ってすごく良かったし、ジャングルとか自然とか冒険とか、うちの家族が好きそうなキーワードが揃ってるので決定。





アンカレッジを出る時は、外の気温が急激に下がって深い霧が出ていた。


アイスフォグ。
全然前が見えない!

こんなんで、飛行機飛べるの?





飛行機の翼に付いた氷を取り除くマシーンまで出動。



こんなに寒いと、今から夏のビーチで過ごすなんて全然想像出来ない。



2週間前に、18℃だった日本から帰ってきたばかりなのに。
ー16℃のアンカレッジから、今から行く所は30℃のコスタリカ。


この激しい温度差!
私の身体はついていけるのか?






飛行機はLAまで5時間飛び、その後サンホセまで7時間。
アラスカからだと、日本に行くよりかは少し短い飛行時間。







そして現在はここ。







 

Merry Christmas from Costa Rica!

折り返し地点



明日は冬至。
1年で一番夜の長い日。








冬の日照時間がとても短いアラスカ。
ちなみに今日のアンカレッジはというと、日の出は10時11分、日の入り3時41分。太陽が出ていた時間は、1日でたった5時間29分。

もっと北の方に行くと、更に短い。



最北バローなんて、冬は60日以上太陽が出てこないそうだ。
60日間もずっと、寒く凍える夜が続くなんて。それはそれは怖い話だ。





ようやく折り返し地点。
ここからどんどん明るくなる!




光が毎日、確実に長く出てくるようになる。
夜のなくなる夏に近づく。

あと、6ヶ月か。







写真は夜に見た樹氷。
暗闇の中で、白くキラキラと輝いていた。

ワインボトル活用法




友人の家で見たワインボトルのシャンデリア。
旦那さんが作ったそうだ。






雰囲気ある光を出していて、とっても素敵。








そして、ワインボトルで作ったクリスマスツリー。
迫力あるわ!









どれだけワイン飲んだの?
それにもびっくり。




「旦那が作ったけど、私の手助けなしには出来なかったよ。私はワイン飲む係だけどね。」
と、笑う新婚の彼女。幸せそうでよかった。

凍る世界



マイナス15℃の世界は、やっぱりすごい。
しばらく18℃ぐらいの日本にいたので、久しぶりに見る極寒の世界に目を見張る。








樹氷が連なって、真っ白い景色を作る。
カラーなのに、白黒写真のようになってる。


ナルニア国か、ここは?





アラスカに11年も住んでるのに、急に冬を見たから色んな事を忘れていたよ。
凍った道って、どうやって運転するんだったっけ?





寒過ぎると霧が出る事も、外で息を深く吸うと咳き込む事もすっかり忘れてた。





フロントガラスにヒビが入ってるのも、アラスカあるある。






凍って滑る日の道に、砂や小石が撒かれる。それで滑らなくはなるけど、前の車から石が飛んできてガラスに当たる。

朝の温度が激しく低くて、そこからガラスにヒビが入る。




直してもまた、同じようになるからしょうがない。
アラスカの車、誰も窓に線が入ってる。





日本と違うなとすごく感じた空の色。




日本の夜は、一瞬で暗くなる。
アラスカの冬は日照時間が短いけど、日が昇る時も落ちる時もゆっくりと空の色が変わる。






オレンジやピンクから青のグラデーション。
その色が続く時間が長くて、綺麗な空をずっと見ていられる。


どこの景色を切り取っても絵になるよ、アラスカの日常は。

ただいまアラスカ



45日間の日本滞在を終えて、アラスカに帰ってきた。
日本にいる時はアンカレッジ今マイナス15℃と言っても、誰からも想像が出来ないと言われた。




そりゃあそうだろう。
14℃ぐらいで、寒い寒いと言ってた関西の人達。
私にとっては、暑すぎた。これはアラスカだったら夏の気温と思った。








アラスカの人は強い。
ムサシが近所のコーディとドローンで遊んでいたが、コーディ外でもTシャツ一枚。


この時外の気温、マイナス12℃。
どうしてアラスカの高校生はジャケットを着ないの?見てるだけで寒過ぎる。





コーディだけじゃない。
フラットトップの上の方で何か赤い物が浮かんでると思ったら、パラシュートだった。





この寒さの中、誰かパラグライダーしてる!
信じれん、アラスカの人!!




ドローンは、今ムサシの中で大ブーム。
高校でドローンのクラスを取っていて、夢中で遊んで…いや、勉強してるそうだ。



ドローンの操縦が授業なんて、時代も変わったな。





そのドローンが私達を撮った写真。


このテクノロジーはすごいわ。
本当に時代は変わってる。


ドリカムと出産




関西で、義妹ちゃんと姪ちゃんとの生活が始まった。
義妹ちゃんは体調もよく、女3人穏やかに楽しく過ごしていたら、あっという間に出産予定日を1週間も過ぎていた。




いつ出産が始まるのかとドキドキしてた毎日が、

もう産まれてもいいんじゃないの?
もう産んでもらわないとヤバい。ドリカム行けるか微妙になってきた。
に変化していった。





ドリカムのコンサートは11月23日の祝日。
会社は休みで、弟が家に帰ってる予定。


普通なら問題なく行けるけど、もし出産日が重なったらコンサートは諦めなきゃいけない。
弟が立会い出産希望なので、1歳の姪ちゃんを預からないといけないから。






コンサートの日は出産予定日から10日以上経ってるし、2人目だからそこまでは遅れないだろうと高を括っていたけど、これは怪しくなってきた。


幼稚園ママ達の間でも、義妹ちゃんの赤ちゃんがいつ生まれるのかとともに、私はドリカムのコンサートに無事に行けるのかどうかの話題で話に花が咲く。



「コンサートの日を狙って生まれてくるんちゃう?」
「いやいや、その日だけは避けてもらわないと。」
笑っていたけど、マジでそうかもと思うようになってきた。




義妹ちゃんは、私がお風呂の時も化粧する時も毎日ドリカムライブ映像を見て歌ってるのに余程プレッシャーを感じたのか、

「もし出産が重なっても、私も心残りになるからコンサートに行って下さい。」
と、言ってくれていた。



いやいやいや。
さすがに出産の方が大切だから。コンサートに出掛けて立会い出来なかったら、それは私もずっと心苦しいから。

また次回もチケットを取ってもらうから、大丈夫。コンサートの事は気にしないで、産む事だけを考えて。

とは言ってたけど、お互いに気まずくならないためにも、無事にコンサートに行ければいいなと思っていた。





いったいいつに生まれてくるのか?
私は無事、ドリカムのコンサートに行けるのか?
色んな意味で、ドキドキの毎日。







結局予定日から10日経っても生まれそうにないので、最後の診察の時に24日に入院して促進剤を入れて産む予定に変更された。




24日か。
コンサートの翌日だ。

もうこうなったらあと1日、1日だけは産まずに待って!


早く産んでと言ったり今日は産まないでと言ったり、義妹ちゃんも大変。





コンサート当日の朝。
義妹ちゃんは元気。まだ陣痛きてない!




やったー。赤ちゃん待ってくれてありがとう。
生まれたら、何か買ってあげるから!



「今日は色んな事忘れて、楽しんできて下さい。」
なんて優しい義妹ちゃん。

それとは裏腹に、弟は心配顔。
「姉ちゃん終わったらすぐ帰ってきてよ、本当に。」



大丈夫、大丈夫。まだ今日は生まれないって。
義妹ちゃん、こんなに元気だし。
陣痛きても、そんなにすぐに産まれるもんじゃないから。





義妹ちゃんの一人目の時は、陣痛が始まってから14時間もかかった。
私の時は、陣痛17時間。
陣痛がきてから出産するまでって、そういう長いものだと思っていた。


ニコニコ顔の義妹ちゃんと心配顔の弟に見送られ、コンサート会場に向かう。




やったー!
大阪城ホール。
遂に来てしまった。



会場に入り、最後に携帯を見たのが4時半。


「家族3人でお昼寝から目覚めました。こちらは大丈夫です。楽しんで下さい!」
というラインを見て安心して、携帯を置いた。




コンサートはすごく良かった。
これは毎回、ドリカムのコンサートに合わせて里帰りを考えようと思った。


アンコールも終わり、全て終了したのが8時50分ごろ。
超感動。夢心地。



あっ、そうだったと我に帰って携帯を見ると、5分前に弟からラインが入っていた。





「陣痛がきて、もう病院に入った。すぐにも生まれそう!姉ちゃん、カムバッークっ!!!」










な、何ーーーっ!?
これは大変!
こんな事をしてる場合じゃない。走らないと!!


コンサートの余韻に浸ってる1万2千人の人混みの中、急いで走り出した。
会場を出る人、人、人!
その人の波を縫って、駅まで走る走る。




陣痛きてます!
生まれそうだから、みんなどいてーーー!!

どれだけ叫びたかったか。



坂道も階段も全力で走る。良かった、身体ジムで鍛えてて。
割とすいすい行けて、5分でJR大阪城公園駅に到着。

次の環状線に乗れそう。





駅で待ってる間に、ラインで状況説明。


「走ってます。今駅着いた。電車の中でも走りたい!!」

この状況をうちの家族、母と2人の弟夫婦がグループラインで見守る。




2年前の義妹ちゃんの1人目の出産の時も、病院で実況中継ラインが行われた。
今回は、前とはちょっと違う実況。


「急いで帰って!」
「今終わった!駅まで走るから!!」
という私と弟のメッセージの間に、鈴鹿にいるもう一人の弟や義妹ちゃんからの応援メッセージが入る。



「頑張れ!走れ走れ!!」
「鈴鹿から祈ってます。急いで!」



応援されるのは私。
ガンバって走ります!!

梅田に着き阪急乗り換えもこなし、走って走って家まで着いた。



私、早かった!
コンサート終わって1時間以内。トイレも我慢して走ったよ。





家に飛び込む。
「ごめん!義妹ちゃん、大丈夫?」
「もう生まれそうだよ。ラインの返事が帰ってこない事が、物語ってる。」
「分かった。行って!」




姪ちゃんと私を残し、弟は義妹ちゃんの病院へと急いだ。


「無事家に到着して、病院へと向かいました。」
このラインを境に、今度はみんなから義妹ちゃんへ応援メッセージと変わる。





頑張れ、義妹ちゃん!
頑張って産んで!!
私にコンサート見せてくれてありがとう。





弟が病院へ行ってから1時間後。
「生まれた~!」
というメッセージが届いた。







早っっ!
もう生まれたの?


義妹ちゃん、病院に行ってから3時間でスピード出産。ホント間に合って良かった~。






その夜、ママがいなくなって寂しい姪ちゃんを泣き止ませるのに大変役立った、ドリカムのライトスティック。






あの、それ、私のだから。
お願い。飽きたら返してね。
アラスカで友達とコンサートの再現カラオケする約束してるから。その時に使わないといけないから。






3900gのビッグサイズで生まれた甥ちゃん。
生後6日で、こんなしっかりした赤ちゃん。



丈夫な赤ちゃん産んでくれてありがとう!
可愛すぎる。おめでとう!

日本の子育て事情



関西滞在中は、主な時間を1歳の姪ちゃんと一緒に過ごしていた。



私にとって日本での子育ては、初めての経験。
ムサシもアラシも日本で産んだけど、生後6週間でアメリカに連れて帰った。
それも14年以上も前の話なので、赤ちゃんのお世話も公園に連れて行くのも何もかにも新鮮で、すごく面白かった。




まずびっくりしたのは、ママチャリ事情。




アメリカにはママチャリがないので、このママチャリにはおっかなびっくり。
子供を乗せて車も走る道をいくなんて、もうホントに怖く見える。




子供をあんな高い所に乗せて走って、本当に危なくないの?
まして前と後ろに2人も子供を乗せて自転車乗ってるママなんて、いったいどこのサーカスの人?
あんなの驚きのバランスの良さだ、乗りこなしてる人はすごい運動神経してると思っていた。




アメリカで義妹ちゃんのママチャリの写真を見て、
「怖くて、これには乗れそうにない。ベビーカーに乗せて歩くから。」
と言っていた。








でも実際に乗ってみると、ママチャリってしっかりしてる。日本のママチャリよう出来とる!
ハンドルがロックされるから、このままひっくり返る心配がない。ガッチリと安定感。
しかも電動!



近所の道も、自転車が安心して乗れるような車の少ない抜け道がある。
ママチャリ天国やん。
これならどこまでもスイスイ行けるよ!



だいたい午前中はこれに乗って、公園に行ったり幼稚園やお買い物に行ったり。
姪ちゃんもこのママチャリに乗るのが大好きだったので、よくお出かけしていた。






調子に乗ってリーガンにこのママチャリ写真を送ったら、
お願いだから気を付けて!!
と、即返事きた。
自家用飛行機とかヨットとか、危ない物ばかり乗ってるリーガンでさえこれは怖いんだ。ちょっと笑ってしまったわ。



週に2日、2時間の幼稚園1歳児クラスに通う姪ちゃん。
そこに連れて行くのも、また面白かった。





最初に連れて行った時は、驚きの連続だった。
ここに持ってきたオシボリ入れるんか、この箱に着替えを入れるんかと、アタフタ。色々整頓されて、うまく出来てるわ〜と感心した。



そして、同じクラスの幼稚園ママ達が、また若くて可愛いらしい人ばかり。
私からしたら、みんな高校生ぐらいに見える。
少人数制だから、みんな仲良くて和気あいあい。




最初に初めましてと挨拶する時は、自分の名前じゃなくて子供の名前を言うのね…と、また驚き。
私の名前はいつ言えばいいの?
えっ?言わなくていいの?


子供の名前で◯◯ちゃんママって呼ばれて、本当の名前は誰も知らないなんて。
これにもびっくり。

日本のママ友のやり方ってあるのね。




義妹ちゃんが、幼稚園ママのグループラインで「アラスカから来た義姉が連れて行きます。」と言ってくれてたお陰で、スムーズに話に入っていけた。
みんなアラスカの話は驚いて聞いてくれるから、また私も色んなアラスカ話を披露。
別世界だと驚かれた。



参観日にも私が1人で参加して、楽しいクラスを見せてもらった。
1歳児を惹きつける幼稚園先生のテクニックがすごかった。
どんな世界も、プロはすごい。

子供達がのびのびして、みんな可愛くて楽しそうで、よいもの見せてもらったわ。




東京から親戚が来てくれたので、ちょっと早いけど姪ちゃんの2歳の誕生日パーティーを計画。得意のデコレーションをさせてもらった。


アメリカから持ってきた物と、こっちの100均で買った物を組み合わせ。
パーティー感出てるかな?





姪ちゃんにもアメリカから買ってきたドレスを着せて、私のいとこの娘ちゃん達に祝ってもらう。
若い女の子がいっぱいいて、華やかでいいね~。



姪ちゃんは弟が生まれるまでの期間、精神的にすごく成長していった。
赤ちゃんから幼児に変わった瞬間が見えた。




女の子の子育てって、ホントに可愛くて楽しい。
今までなかった女の子ママの気持ちになれて、幸せだったな。
プロフィール

Nami

Author:Nami

アラスカ在住。

アメリカ生活19年。(いつの間にか)
99年に島根県隠岐の島で知り合ったアメリカ人リーガンと結婚し、テキサス移住。
2006年に夫の思い付きでまさかのアラスカお引越し。
息子は2人。(ムサシ&アラシ)
アンカレッジの山の家に住んでます。

夏はアウトドアで遊び、冬はひたすらジムに通う。
現在は、釣りとズンバに夢中。


「心も身体も健康に。毎日ハッピー」が私のテーマ



*ズンバインストラクター
アンカレッジでズンバクラスをしてます。ぜひ参加して下さい!
初心者大歓迎。

ズンバクラスのページ






*西邨マユミ アラスカ支部マネージャー
アラスカでプチマクロお料理教室してます。お仕事の依頼は
AKiroiro@gmail.com
まで。







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AKiroiro@gmail.com



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